ダン・ジョンソン(Dan Johnson)とは、MLBシカゴ・ホワイトソックスに所属するプロ野球選手(内野手)である。NPBでは横浜ベイスターズに在籍した。愛称は“D・J”。
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2001(平成13)年にオークランド・アスレチックスに入団。2005(平成17)年にメジャーデビュー。いきなり15本塁打を放ち将来の中軸候補として期待される。しかし、2007(平成19)年に18本塁打を放った以外は大した活躍もせず出場機会もあまりなかった。2008(平成20)年シーズン途中にタンパベイ・レイズに移籍も出場機会はなかった。
2009(平成21)年1月、左の強打者が手薄だった横浜ベイスターズに入団。
主砲村田修一がWBCで怪我をした影響もあり、開幕4番も示唆されたが、開幕戦は3番ファーストで先発出場(代役4番は吉村裕基)。横浜では外野手登録となっていたが、本職は内野手である。
前半戦は本塁打13本を放つも、打率は1割台だった。しかしながら、四球による出塁が多く、出塁率は高かった。そんな打撃不振を受け、シーズン中盤以降は極端なオープンスタンスから少しだけ足を開く打撃フォームに変更。佐伯貴弘の5番ファースト定着により代打としての出場も多かったが、代打でも結果を残し、村田修一が再び怪我で離脱すると、4番サードで起用され期待に応えた。
結局、チーム2位の24本塁打を放つも、打率.215だった。しかしながら、過去数年の横浜外国人事情からみると残留が濃厚と思われていたが、高年俸と低打率、内野しか守れないということが仇となり、わずか1年でチームを去った。
その野球に対するひたむきさ、常に全力疾走を怠らない姿勢、素晴らしい人間性などからファンにも愛されており、明るい性格からベンチを温める役割でも重宝された。
2010(平成22)年に古巣タンパベイ・レイズに復帰。シーズン途中からメジャーに復帰。日本時間8月8日のトロント・ブルージェイズ戦で復帰第1号のホームランを放つ。翌8月9日の同カードでは4番ファーストで先発出場を果たした(3打数無安打2三振)。
日本時間8月29日のボストン・レッドソックス戦では延長10回裏に元阪神スコット・アッチソンからサヨナラホームランを放つ。
ジョンソンのこの年のハイライトは日本時間9月16日のヤンキース戦。この日、6番指名打者で出場したジョンソンは、1点ビハインドの5回裏1死3塁のチャンスで打席に立ち、ライトスタンドへ逆転2ランを放った。その後再逆転されるも、7回裏に2死1塁で打席に立ち、またしてもライトスタンドに逆転2ランを叩き込んだ。このまま試合が終わり、レイズが見事首位に返り咲いた。レイズのマドン監督は「すさまじい勝負強さだ。」と目じりを下げ、ジョンソンの活躍を讃えた。さらに、9月23日のヤンキース戦でもソロ本塁打を放ち、勝利に貢献した。結局、この年は打率.198、7本塁打も、出塁率.343と、ヤクルトのアーロン・ガイエルばりの出塁率を見せつけた。
余談だが、レイズには、2005(平成17)年に読売ジャイアンツに在籍したゲーブ・キャプラー外野手が在籍する。
2012年にシカゴ・ホワイトソックスとマイナー契約を結び、9月にメジャー昇格した。
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最終更新:2024/04/26(金) 06:00
最終更新:2024/04/26(金) 06:00
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