ティンパニ

ティンパニとは、管弦楽で使用される打楽器である。

概要

打楽器、その中でも太鼓の一種である。

しかし、他の太鼓と大きく異なる点が、音程を明確に聞き取れるという事である。

古典派では1対（2個）、ロマン派では4個、ロマン派以降の大編成の曲ではそれ以上使われる事もある。

古典派では、主音と属音にチューニングし、主に音量増大のために使われていた。

現代のティンパニは機構が大きく進化し、演奏者にも高い表現力が求められるようになっている。

演奏には二本一組の、先にボール状のヘッドがついたばち（マレット）を使用する。
フェルトの硬さや芯の形状、柄の材質などが異なる多種多様なマレットが存在し、出したい音にあわせて自作する者も少なくない。

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関連項目

• オーケストラ