デュエル(duel)とは、ラテン語の「duo」が語源になった言葉で、これは「二人」を意味する。(デュオは現在のイタリア語でも2人、もしくは二重奏を意味する)
そしてその二人を意味する「duo」が変化した「duellum」という単語が「デュエル」の直接の語源である。これは「二人の戦い、二人の争い、二人が喧嘩」などの意味を持つ。
そして、現在英単語として「duel」と言った場合は「(主に男同士の)勝負」「決闘」「果し合い」「生死をかけた勝負」などの意味で使われている単語である。
日本で「デュエル」と言えば「決闘」などと訳される。
映画好きの人には、アメリカの西部劇の決闘のイメージが強いかもしれない。
またスティーブン・スピルバーグが初めて監督した作品はテレビ映画の「duel」という題名である。
(ただし、日本での題名は「激突!」)
しかし、日本でこの「デュエル」という単語を爆発的に広めたは1996年から少年ジャンプで連載された漫画『遊☆戯☆王』が原因と見て間違いないであろう。この作品は20年以上経過した現在でも人気があり、その作品の中で「デュエル」という単語が頻繁に出てくる。(この作品でデュエルと言えばカードゲームで対戦するという意味で使われる)
そして、その遊戯王に影響を受けた作品にも「デュエル」という単語がよく使われる。
(ただし、カードゲームで『デュエル』という単語を使ったのは『マジック・ザ・ギャザリング』が先。もっとも現在はマジック・ザ・ギャザリングでは用いられていないが)
同様に、カードゲームでデュエルを行う者を作品中では「デュエリスト(決闘者)」と呼ばれている。対義語はリアリスト。
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最終更新:2024/04/26(金) 01:00
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