デュランとは、ドラゴンクエストシリーズに登場するモンスターである。
大魔王デスタムーアより、魔族に害を為す存在の封印を命じられた四人の魔王の一人として登場。
並み居るデスタムーアの配下の中でも一、二を争う実力者で、「クラウド城」の封印を管理する。しかし、跡形もなく封印するように命じられたにも関わらず、勝手に改装を施して自身の居城「ヘルクラウド城」として使用し、あまつにさえ夢の世界の存在であるそれを現実の世界に持ち出すなどやりたい放題である。
魔族にしては珍しく、正々堂々とした武人肌な性格。また、態度や言動も他の魔王達に比べると紳士的で、主人公一行を魔族に仇為す宿敵と言うよりも驚嘆に値する強者として扱う。
強者同士の戦いを観賞したり、自ら強者と戦ったりすることを至上の喜びとする戦闘快楽主義者。数で圧倒したり、姑息な手段を用いた戦いは嫌いなようで、主人公一行が単身「ヘルクラウド城」に乗り込んで来た時も、配下の魔物たちに襲わせずに黙って自身のいる玉座の間まで通したり、戦闘の前に体力を回復させてくれたりと、公平な戦いを好む。
デュラン戦では、デュラン自身と戦う前に余興として配下と二連戦させられる。ちなみに、この二連戦かデュランとの戦いで敗北すると伝説の武具をすべて没収されて地上に戻される。
一戦目はキラーマジンガ様+ランドアーマーの組み合わせ。余興の割にいきなりマジンガ様を出してくる辺り殺す気満々である。守備力が極めて高いランドアーマーが身代わりになって攻撃を受け止め、その隙にマジンガ様が情け容赦ない攻撃を浴びせかけるといった風に厄介な連係プレーをしてくる。油断しているとここであっけなく全滅させられて地上へ放り出されることになる。
二戦目はダークサイドに堕ちたドランゴ引換券テリーと戦う。
ルカナンを連発し防御を固める隙を与えず、雷鳴の剣を振りかざして全体攻撃もしてくる・・・が、全てはハッスルダンスの範疇。悲しきかな引換券。即死の危険があるキラーマジンガ様の方がよっぽど強かったという。
そして二連戦に勝利するとついにデュランとの戦闘に入る。
その実力はかなり高く、物理攻撃を中心とした正攻法で攻めてくる。また、いてつく波動を使ってくる最初の敵であり、初見の場合これまでのような戦略が思うように通じず、戸惑うことになる。
勝利すると、死ぬ間際に自身を負かした主人公一行の為にデスタムーアの存在を教え、助言を与えてくれる。
そして、「○○○○(主人公の名前)よ……。もし いつの日か生まれ変わり この大地に戻れたら そのときは……また おぬしと戦いたいものだ……。ぐふっ!」というセリフを残して息絶える。敵ながら天晴な死に際には感心したプレイヤーも多いだろう。
上記のような魔族らしからぬ堂々たる態度や後述する素敵な恰好のせいもあってか、同じような立場にあるジャミラスやグラコスよりも記憶に残りやすいようだ。ジャミラスは忘れたがデュランは覚えてるという人も多いのではなかろうか。
ある意味当然のことかもしれないが、人間には到底理解できないような素敵すぎる御姿をしている。具体的に言うと、全裸にパンツ一枚とマントというカンダタスタイルである。しかも股間が微妙に盛り上がっている(ように見える)。
変態と言ってはいけない。矮小なる人間の身では強大なる魔王の考えることなど理解し得ないだけである。
こらそこ、小島よしおとか海パン刑事とか言わない。
悪魔系のモンスターとして登場。また、テリーのワンダーランドでは「かがみのとびら」の最深部に待ちかまえるボスとしても登場。その際にはⅥのイベントを再現した三連戦(前座二戦+デュラン戦)をすることになる。
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最終更新:2025/12/09(火) 19:00
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