トラボルタPとは、VOCALOIDシリーズを用いて楽曲を発表している制作者(P)である。
「トラボルタ」と、「P」抜きで呼ばれることも多い。
癖が強いといわれる鏡音リンをメインに据えている。初期はロードローラー祭りでネタ色の強かった鏡音リンの可能性を示した実力派。楽曲・調声ともにレベルが高く、「鏡音リンといえばこの人」との声が高い。
暖かみのある曲風に定評があり、マリンバをよく使う。
マリンバの音色が好きで、サウンドを構築していくのに使いやすい条件が揃っている、というのが本人が語る理由である。
また、生楽器系の音色を活かした曲作りが得意であり、ぼからじ第2回にて、ギター、ベース、鍵盤、更にはドラムの楽器経験があることを明かしている。
イラストやPVは自作であり、その楽曲と同じく暖かく優しいタッチが特徴。中でも「おてんば姫の歌」、「頑張ろうよ」はPVとしての評価が高い。
ドラクエが好きで、おてんば姫の歌を作ったことからも伺えるように、特にアリーナ姫がお気に入りらしい。HPでは気まぐれに4コマが描かれていたりもする。
2曲目となる「よつばのクローバー」が週刊VOCALOIDランキング#15にて1位の栄誉を勝ち取った。
4曲目「ココロ」は週刊VOCALOIDランキング#23、#24において鏡音リン・レン初の2週連続1位という快挙を成し遂げた。
「ココロ」はその後多くの派生作品が生み出され、300を超える作品がニコニコ動画に投稿されている(参考:ココロ派生リンク)。またYoutubeに転載されたPVがきっかけで海外の視聴者が母国語に訳して歌った動画を投稿するなど様々な広がりを見せている。
5曲目「頑張ろうよ」では、鏡音レンを初めてメインで使い、涙を噛み締めて歌っているような調声は、鏡音レンの新たな可能性を示した。
2008年6月20日、発表済みの5曲がJOYSOUNDリアルタイムリクエストに登録され、
7月末日に全曲の配信が決定した。
6曲目となる「ルナ ~海の妖精~」が2008年8月18日に公開された。この曲は初の初音ミク使用曲である。
2008年9月23日、発表済み6曲と新曲を収録したCDアルバム「トラボティック・ワールド」が「THE VOC@LOiD M@STER 5」(ボーマス5)にて発売された。(※現在は同人ショップなどで委託販売されている。)
2008年12月18日、ピアプロによるiTunes Storeへの楽曲配信第1弾として「トラボティック・チューン 」が配信開始された。
2008年12月26日、初音ミク -Project DIVA-公式サイトにて、同ゲームへの楽曲提供が正式に発表された。(但し、HP上では27日と記載)現在、公式サイトでは同ゲーム用に収録された楽曲「荒野と森と魔法の歌」の試聴版が公開されている。尚、楽曲はこの他にもう一曲提供されている模様。
10曲目となる「トエト」が2009年2月17日に公開された。これは初の巡音ルカ使用曲である。まるで人が歌っているかのような調声技術の高さと暖かい曲調が支持され、投稿からおよそ48時間で10万再生を超えた。
トラボルタP自身もここまで急速に再生数が伸びることは想定できなかったらしく、HPにて以下のような感想を述べた。
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最終更新:2024/04/24(水) 13:00
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