トータス藤岡とは、ニコニコ動画のレスリングシリーズにおける登場人物である。愛称は『トータス』。濃い顔に似合わない乙女系の振る舞いによってレスリングシリーズでも人気のキャラクター。
名前の由来は風貌がトータス松本(ウルフルズ)や藤岡弘、に似ているため。最近では独特の濃い顔と熱い視線の虜になる者も多く、高い人気を集めるキャラクターとなっている。
レスリングシリーズではガチムチパンツレスリング 屋上編で初登場。それまでのシリーズから一気に上級者向けにステップアップした内容であったため、哲学の修得に挫折する者が続出した。その後パンツレスリングの兄貴 シャワー編、パンツレスリングの兄貴 小芝居編、パンツレスリングの兄貴 説教編に登場。
レスリングシリーズ主要キャラクターとしては唯一スピンオフ作品が発見されないキャラクターと言われていたが、後に『ダーク♂プリズン』や『古代エジプト編』などのスピンオフ作品が相次いで発見された。そのため本項目では彼の登場作品『PLAYING WITH FIRE 2("火遊び")』について詳しく述べるのと同時に、これらのスピンオフ作品についても説明を述べる。
新日暮里69消防署の新入り消防署員である彼だが、『超絶イケメンの上にゲイをカミングアウトしているため、他の隊員から何かとつっかかられたり嫌がらせをされたりしている(兄貴談)』。
これはおそらく、みんなのリーダーでありアイドルである兄貴の熱い視線を新入りの彼が一挙に集めているからだと思われ、「チーフの愛人気取りも大概にしておけよ」と釘を刺されている。
特にくりぃむしちゅー池田との仲は相当に険悪で、「俺と火遊びしたら火傷するぜ」などと暴言を吐かれている。
しかし当の本人は「黙して語らず」の姿勢を貫いており、それがますます他の署員の反感を買う原因ともなっていた。
なお、前述したように彼はゲイをカミングアウトしているせいで署員たちからちょっかいをかけられていた。しかしそのちょっとかいというのもブーツの中に靴下を入れられたり、わざと肩をぶつけられて絡まれたりする程度なので、厳密に言えばイジメというよりイジリであることも追記しておきたい。
もともとゲイだったという理由で様々な迫害を受けたことが作中で仄めかされており、その経験がどこか一匹狼を気取る孤高の男としての彼を形作ったらしい(出てくる奴にことごとくゲイしかいないのでいまいち説得力がない設定だが)。
そのせいか、兄貴にデートに誘われた際、「やっと自分の居場所が見つかったような気がします」と漏らしている。
その後トータスは全米を震撼させた連続放火事件、通称『ザーメン放火魔事件』の現場に赴いた際、中にいたザーメン放火魔(その正体は兄貴の弟のボーだった)(ネタバレ注意)を要救助者だと思い救助しようとするも、逆に殴り倒され防火服を奪われてしまう。その後、地獄の業火の中目を覚ました彼は、あわや殉職一歩手前というところで兄貴の手によって炎の中から救い出された。
その後、満身創痍の体でタンカに乗せられながらも「必ず戻ってきますよ」と健気に笑いかけるトータス。二人が熱いキスを交わすのを見て、いままで彼を受け入れなかった署員たちも「どういうことなの……?」と驚きつつも、「仕方ないね!」と二人を祝福している。
男たちの性別を超えた愛を描き切ったこの熱くまぶしいシーンは、レスリングシリーズ屈指の名シーンである。
後に発見されるこれら二つのスピンオフ作品では、いずれも今まで「レスリングシリーズ一の乙女キャラ」と言われていた彼のイメージを派手にぶち壊すダーティな作品となっている。
『古代エジプト編』において、彼はダークスーツに派手な柄物のシャツを着込み、骨董屋の店主であるアインシュタイン稲川を脅し上げて古代エジプトの千年アイテムを強奪するヤクザ者の役で出演している。
元々かなりのガチムチ体型な上に濃い顔をしているためか、彼が張り上げる怒声と言ったら視聴者の我々ですらキンタマが縮み上がるほどであった。
その後は肉体を乗っ取られ不良少年3人の精気性器を吸い取り、フェラオ(ダーク♂トータス)の生贄にされてしまった。
『ダーク♂プリズン』で彼は、警防片手に囚人たちを苛める意地悪な看守の役で出演している。
その内、囚人たちが秘密裏に結託して反乱、あっという間に手足を拘束され、服まで剥ぎ取られた彼は机に拘束され、ナウい息子を顔にペチペチと叩きつけられるなどされるがままになっていた。結局囚人たちは集団脱獄に成功、全裸で猿轡を噛まされたまま放置されてしまう。
なお、本名はSteve Cassidy(スティーヴ・キャシディ)、ロサンゼルス生まれのアメリカのポルノ俳優である。デビュー時はすでに30台半ばだったという遅咲きの俳優でもある。
ちなみにバイセクシャルではなくゲイである。アメリカのゲイポルノ雑誌のインタビューでは「アイオワの小さな田舎町に21歳まで住んでいたが、自分はゲイでプロテスタントであり(隣人のほとんどがカトリックだったらしい)、その上余所者だったから、子供時代は結構疎外感を味わうこともあった」と語っている。
その生い立ちはどこか作中のトータス藤岡としての彼に重なるところがある。
今は引退しハワイで彼氏と自給自足の生活を送っているそうだ。彼がもう二度と疎外感を味合うことなく、彼氏と共に幸せな今を過ごしていることを信じたい。
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最終更新:2024/04/18(木) 15:00
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