ドイツツーリングカー選手権とは、かつて世界最速だったツーリングカー選手権である。通称「DTM」。”ドイツ”と付いているが実際はドイツを中心としてヨーロッパ各地で行われている。
選手権が始まったのは1984年。最初はごく普通のグループA規定によるツーリングカー選手権だったのだが、規制緩和により大幅な改造が認可されるようになった。4WD、ABS、TCS、エアコン、電動ウインドウなど当時のF1マシン並のハイテクを備えたマシンによる世界最速のツーリングカーレースは大人気となり、それに目を付けたFIAはこれをITC(国際ツーリングカー選手権)と改め世界最高峰のツーリングカーレースに仕立て上げた・・・までは良かったのだがあまりにもコストが高騰したおかげでその年にメルセデス以外のワークスが撤退を表明。このため1996年をもって廃止となった。
その後2000年に再び再開されることになったが過去の失敗を鑑みてギアボックスの共有化、エンジン交換の制限、市販車との技術的繋がりの徹底的排除など、非常に厳しいコスト規制が行われている。元F1レーサーの選手が多く、ジャン・アレジ、ミカ・ハッキネンなどが参戦していた。
ほぼすべての車両が派手なエアロを装着しており、ヨーロッパでは派手なエアロ=DTMというイメージが強いらしい。そのためスカイラインGT-Rがルマンに参戦した際車検場で「DTMにでも出るのか?」と皮肉られたとかなんとか。
また、現在のSUPERGTはその過激(なんでもあり)さに旧DTMの日本版と呼ばれることもある。
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最終更新:2025/12/09(火) 19:00
最終更新:2025/12/09(火) 18:00
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