ナンナ(ファイアーエムブレム) 単語


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ナンナ

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ナンナとは「ファイアーエムブレム聖戦の系譜」及び「ファイアーエムブレムトラキア776」に登場するキャラクターである。

概要

CV.名塚佳織(ファイアーエムブレムヒーローズ)

ノディオンの王女ラケシスの娘でデルムッドは兄で「黒騎士」アレスは従兄。十二聖戦士の一人黒騎士ヘズルの傍系。バーハラの悲劇のあと、ラケシスがレンスターへ身を寄せていたこともあり、レンスターの王子リーフとは幼馴染同然の間柄。

母同様優しく気品に溢れた性格ではあるが、ときに思い切った行動に出ることも。
兵種はどちらの作品でもトルバドール→パラディン。

聖戦の系譜

キャラクターとして

初登場は第二部7章、レンスターの王子リーフとその家臣フィンと共に、トラキア一帯を支配するフリージ家当主ブルームへ反乱を起こすも失敗し、レンスター軍が壊滅。孤立した状態でマップが始まる。

初登場した際に一緒にいたリーフとは幼いときから一緒に育てられたという幼馴染属性持ち。

また、父親がフィンの場合は特殊会話が用意されている。フィンとラケシスを結婚させるというカップリングは比較的メジャーであり、親子で戦う姿を見てニヤニヤする人も多いと思われる。

しかし従兄のアレスと恋人同士になると、最終章にて父親を愕然とさせる会話イベントが待っている。

ユニットとして

聖戦士の血統は黒騎士ヘズル傍系+α。所持スキルは周囲3マス以内の味方に支援効果を与える「カリスマ」。
誰が父親になるにせよ、母ラケシスがゲーム中で屈指の強ユニットであるマスターナイトになれるため、それと比べると見劣りしてしまうかもしれない。

ラケシスの元々の魔力成長率が低い(5%)ことも相まって魔力成長率は基本的に父親依存となる。
魔力を重視するのであればアゼルorレヴィンorクロードのいずれかになるが、

  • アゼル父:ヘズル傍系+ファラ傍系。力・魔力どちらの成長も見込みやすくなるが、技に難あり。
  • レヴィン父:ヘズル傍系+セティ傍系。技・速さが補強されるが兵種の関係上デルムッドはフォルセティを扱えないので非推奨。
  • クロード父:ヘズル傍系+ブラギ傍系。杖レベルがBに上がるのと、デルムッドの魔力・魔防が大きくテコ入れされるくらいしかメリットがない。デルムッドは杖も扱えないのでバルキリーもお蔵入りになる。

という点があるので魔力重視にするならアゼル一択だろう。
杖はあくまできずぐすりと割り切って物理系で行くのならフィン、ベオウルフ、アレクあたりがスキルを補完できるのでおすすめ。一方特殊会話のあるデューはスキルが「カリスマ」と「値切り」だけになるのでイマイチ。

攻撃面では派手さに欠けるが、回復の杖が使える騎兵であるため、広いマップを駆け巡って歩兵の回復ユニットの移動が間に合わない前線での回復を行えるなど、使える場所は多い。
また、前述の「カリスマ」は周囲の味方ユニットに支援を与える非常に便利なスキルであるため、敵と直接戦わずとも味方の近くにいるだけで役に立つ。
剣・杖・槍(クラスチェンジ後)が使えることを考えると、同じくカリスマ持ちであるが剣しか使えないデルムッドよりも選択肢が多いため、使い勝手はよいと考えられる。魔法系父なら魔法剣を持たせるのもあり。

トラキア776

キャラクターとして

本作のヒロイン。リーフとともにフィアナ村で過ごしていたが、リーフや村の領主エーヴェルが出払っていたすきにマリータと共にマンスター領主レイドリックに拐われてしまう。
その後レイドリックの罠にかかり投獄されたものの脱獄を果たしたリーフによって救出され、以後行動をともにする。

また、今作ではフィンが父親という設定になっているが、親子間でスキルが継承されるはずの世界で父親の『祈り』スキルを継承していないことや、親子の会話の違和感、終盤で登場する兄デルムッドが『ベオの剣』という『聖戦の系譜』の別ユニットの名前がついた剣を継承していることなどから、フィンとナンナ、そしてラケシスの間柄にも様々な憶測が飛び交っている。

今作では「かつぐ」システムが導入されたため、歩兵のリーフを後ろに乗せて馬を走らせるナンナの姿も妄想見ることができる。ナンナが馬から下りれば、リーフがナンナをお姫様抱っこする姿を妄想見ることもできる。

また、ターラ防衛戦でホメロスを仲間にできるのだが、その際ナンパしてきたホメロスをビンタ→説教→泣き落としのコンボで仲間に引き込む。

ユニットとして

『聖戦の系譜』と変わらずトルバドール→パラディンとして参戦しているので使い方もさほど変わらない。魔力成長率は微妙であるが、聖戦士の書で補正したりアイテムなどでカバーできる。スキルのカリスマも相変わらず便利である。さらに主人公のリーフや今作では父親と設定されているフィンに支援効果があるため、彼らとの組み合わせで出撃されるとなお便利。

母の形見でもある専用武器『大地の剣』は相手に与えたダメージ分だけ自分が回復する魔法剣であり、近接間接両方で使える便利な装備。スキル「怒り」を覚えさせると強力な地雷キャラとして活躍できる(通称怒りナンナ)。
また、専用武器ではないが、『炎の剣』を装備させたまま杖を振らせると『炎の剣』の装備ボーナスである魔力+5が杖の回復量にプラスされ、低くなりがちな魔力をカバーできる。
一応『ブラギの剣』も装備できるが、あまりやる人はいないだろう。

以上、便利な専用武器があったりリーフとの支援があったりと一見恵まれているユニットだが、さほど高くない成長率の関係で器用貧乏になりやすいので、育成の際は聖戦士の書でサポートすること。
杖の武器レベルがEな上専門職ではないため意識して振らなければ武器レベルが上がりにくい点にも注意。
また、スキルがカリスマのみでクラスチェンジしても増えないため、戦わせたい場合はMを使って追加した方がいいだろう。(削りや支援重視なら無くても問題ないが)

FETCG

ラケシスの娘であり、高い剣レベルと杖が使えることが売り。
初期版ではカリスマスキルがTCGでは削除されているため、一般兵に毛が生えたレベルのユニットになってしまっているのが痛い。
レベルアップしてもクラスチェンジしても旨みに乏しく、独自要素といえばライブやリライブを使いつつ再移動敵陣に飛び込めること位だった。

が、4弾のトラキア776版でセールスポイントを獲得。
初期装備の大地の剣で、相手に攻撃しつつコストを回復し、再移動で敵陣に飛び込めるようになったのである。
武器レベルや攻撃力こそ聖戦版より落ちてしまったものの、初期装備で間接攻撃しつつ再移動出来るメリットは大きく、人気を獲得することに成功。
女性キャラなため祈りの剣(敵の攻撃をこの武器を代償にすることで一度だけ無効に出来る装備)が装備できることも評価の向上に繋がり、女性メインのデッキでは声がかかることも多かった。

ヒーローズ

現在通常版と聖祭版が実装されている。

ノディオンの王女

リーフ、剣ラインハルト、緑オルエン、サイアスと共に実装。兵種は杖騎兵。

ステータスはクラリーネとほぼ同一で、速さに優れるが火力が低い。特に火力は武器が低威力の「アブソーブ」のためより顕著になっている。[1]一応与えたダメージの半分を回復できるというのは「ご奉仕の喜び」を付ける必要がなくなるため利点にはなるのだが、いかんせん素の火力が低い上に杖の仕様上[2]アブソーブで回復できる量もそこまで多いわけではないため、他の武器の継承も視野に入れたほうがいいかもしれない。

回復魔法では状態異常を回復する「レスト」を所持。これによってデバフだろうがパニックだろうが状態異常を無効化できるため、回復量の多い「レスト+」でなくとも純粋に強力。
特にレスト以外の状態異常を解除する手段を持つ英雄は軒並み入手困難なのに対してナンナは恒常☆3〜4で入手可能というのも大きなアドバンテージ。

聖祭の王女

聖祭版。兵種は杖飛行。

ボトルネックであった攻撃面が強化されて使い勝手は増した。また、飛行+杖の組み合わせは希少であるほか、イベント報酬では初なので、それだけでも需要はある。
また、武器「聖祭の杖」はターン開始時に最もHPが減っている味方を回復するという効果で、「攻撃の指揮」「天照」共々サポート能力が高め。

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ニコニコ市場は2023年11月に終了しました。ニコニコ市場は2023年11月に終了しました。

関連項目

  • デルムッド
  • ラケシス
  • フィン(ファイアーエムブレム)
  • リーフ(ファイアーエムブレム)
  • カリスマ
  • ファイアーエムブレム 聖戦の系譜
  • ファイアーエムブレム トラキア776
  • ソシアルナイト(ファイアーエムブレム)
  • ジャンヌ(ファイアーエムブレム)→ラケシスが未婚orロスト時の代替キャラ

脚注

  1. *アブソーブ+で威力7、他は基本的に威力10以上。
  2. *「神罰の杖」がない状態だとダメージは(自分の攻撃−相手の魔防)/2となる
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