ニコニコ動画のコメント特許とは、株式会社ドワンゴが所有している ニコニコ動画のコメント描画についての特許である。
ドワンゴがニコニコ動画で使っている技術のいくつかは特許が登録されている。第三者が業として侵害をしてはいけない。
ドワンゴが出願しているニコニコ動画のコメントに関する特許は以下の通り。
特許の有効期間は出願日から最長20年。
特許文は先頭に「請求項」という項目があり、この項目を全て満たす事を業として
特許発明の実施をする
とドワンゴの特許侵害になるので注意。
2006年12月11日出願。特許情報プラットフォームのリンクはこちら
。
特許の範囲は以下の通り
ニコニコ動画のサービス開始が2006年12月12日開始なので、その直前に出願。
動画にコメントを流す事自体は2006年時点で中国のMojiti等
、先行事例があったので、コメントが被らないようにする仕組みの特許を取得した。
2010年11月30日出願。特許情報プラットフォームのリンクはこちら
。
2018年10月29日出願。特許情報プラットフォームのリンクはこちら
。
後述のFC2に一度敗訴した後に出した特許。コメント配信サーバーについての要件が主となっている。
2022年06月、ニコニコ代表の栗田穣崇がTwitterで「ニコニコのようにコメントを流すアドオン・ツールを見つけ次第潰している」
と発言。「コナミみたいに悪者に見えるから公には出さない」
方針。
「みなさんの活動のおかげで、運営から注意喚起する前に、どのサービスも自ら取り下げ」
る事に成功。
FC2が運営しているFC2動画等のコメントがドワンゴの特許を侵害している としてドワンゴがFC2を訴えた一連の裁判。2022年時点で、ブロマガについての裁判、特許4734471号と4695583号を使った裁判、特許6526304号を使った裁判 の3つの裁判が動いている、もしくは動いていた。
。これは特許ではなくブロマガの商標について。
。
(FC2発表はこちら
)。裁判所の判決文はこちら
。判決文を見た人によると、問題となった特許は4734471号と4695583号で、ドワンゴの特許では動画表示領域とコメント表示領域が別々になっている必要があるが、FC2の実装ではこれらの表示域が同じだったので特許侵害が成立しないと判断された。
。裁判所の判決文はこちら
。この裁判では新しい特許6526304号が焦点になっている。「コメントと動画ファイルが米国のサーバーにある」事をドワンゴが主張したが認められなかった。
。裁判所の判決文はこちら
。平成30年(ネ)第10077号 特許権侵害差止等請求控訴事件。2018年09月19日の裁判の控訴。「サーバ等の一部の設備を国外に移転するなどして容易に特許権侵害の責任を免れることを許容するのは著しく正義に反する」ドワンゴ勝訴。ドワンゴ側の正式発表はこちら
。裁判所の判決文は公開前
。
【裁判所】知的財産高等裁判所 特別部。大鷹一郎 裁判長
【判決日】2023年5月26日
【事件名】令和4年(ネ)第10046号 特許権侵害差止等請求控訴事件
【損害賠償】データ配信の停止、約1100万円の損害賠償。
報道:毎日新聞
、朝日新聞
、Twitter(くりたしげたか)
、日経新聞
、読売新聞オンライン
、impress Watch
、ねとらぼ
、電ファミニコゲーマー
。
FC2は上告していたが、2025年3月3日の判決で最高裁は上告を棄却、FC2の特許侵害を認定した。
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最終更新:2025/12/08(月) 03:00
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