ネオユニヴァース(ウマ娘)とは、Cygamesのメディアミックスプロジェクト『ウマ娘 プリティーダービー』の登場キャラクター。
実在の競走馬「ネオユニヴァース」をモチーフとするウマ娘である。CV:白石晴香
誕生日:?月??日 身長:???cm 体重:??? スリーサイズ:B??・W??・H??
(詳細は後日発表予定)
2023年2月22日配信の「ぱかライブTV Vol.26」にて発表されたウマ娘。日本有数の一口馬主クラブ・社台レースホースの所有馬としては初のウマ娘化となる。
金髪・水色インナーカラーのふわふわのロングヘアーをした、どこか不思議な印象のウマ娘。モチーフ馬は鹿毛であり、青髪のツインターボやケイエスミラクルと同様、金髪はモチーフ馬のつけていた黄色のメンコや、社台レースホースの黄色に黒縦縞の勝負服からであろう。
2016年のウマ娘プロジェクト初期発表時には、名前を伏せて18人のウマ娘達が公開された。その中には社台系列の一口馬主クラブ・サンデーレーシング所有のオルフェーヴルおよびブエナビスタがモチーフと思われるウマ娘がいたが、その後名前が明かされるどころか存在に触れられることすらなくフェードアウトしている。
社台RH所有の競走馬もこれまで正式なウマ娘としては1頭もウマ娘化されておらず、『ウマ娘 シンデレラグレイ』では、サッカーボーイがディクタストライカ、ダイナアクトレスがダイナムヒロインという変名ウマ娘に変更されて登場していた。
サンデーレーシング・社台RHのみならず、社台グループの吉田家所有の馬や、同じ社台系クラブのキャロットファーム・シルクレーシングの所有馬も2022年まで一切ウマ娘化されていなかった。
そのためウマ娘ファンの間では「社台グループから出演NGが出ている」「一口馬主クラブの馬は権利が複雑で交渉困難なのではないか」という憶測や噂が立っていた[1]が、キャリアの最晩年に社台グループ関係者がオーナーに交代したジャングルポケットと共に本馬のウマ娘化が発表され、社台系列の所有馬からはジャンポケとともに初のウマ娘化となった。そのため発表時、Twitterでは「社台解禁」や「社台OK」がトレンド入りすることになった。
21世紀になって初めて三冠の称号に挑んだ、2003年のクラシック二冠馬。そして「一人のイタリア人」の人生を変える源流になった名馬である。
2000年5月21日生まれ。父*サンデーサイレンス、母*ポインテッドパス。社台ファームで生まれ、そのまま一口馬主クラブ・社台レースホースの所有となった、ゴリゴリの社台馬である。当初はそこまで大きく期待されていたというほどでもない、そこそこの期待馬ぐらいのポジションであった。
2歳11月の新馬戦をデビュー勝ちし、中京2歳Sを3着。3歳初戦の白梅賞(500万下)で後のNHKマイルカップ馬ウインクリューガーなどを破って2勝目を挙げると、きさらぎ賞(GⅢ)とスプリングステークス(GⅡ)を連勝して一気にクラシックの最有力候補に躍り出る。
1番人気に支持された皐月賞では4コーナーで不利を受けながら馬群を割って抜け出し、サクラプレジデントとの熾烈な追い比べを制して勝利。スプリングSから騎乗するミルコ・デムーロがレース直後、興奮のあまりに隣のサクラプレジデント鞍上田中勝春の頭をしばいたシーンが有名。
重馬場となった日本ダービーではデムーロの好騎乗に導かれ、ゼンノロブロイらを退けて二冠達成。勢いに乗って3歳馬ながら果敢に宝塚記念に挑んだが、古馬の壁は高く4着に終わった。
秋初戦は神戸新聞杯。デムーロの短期免許失効に伴い福永祐一を背に挑むがゼンノロブロイに完敗の3着。三冠へやや暗雲が漂う流れとなったが、ナリタブライアン以来、21世紀最初の三冠馬の誕生に期待が高まり、JRAはデムーロの騎乗を可能とするべく短期免許規定改定を行い[2]、菊花賞は再びデムーロが鞍上に戻る。しかしザッツザプレンティの安藤勝己が仕掛けたロングスパートを捕らえられず3着に敗れ、三冠の夢は儚く散った。ジャパンカップでもタップダンスシチーの9馬身差逃げ切りの後ろで4着。
明けて4歳は産経大阪杯(当時GⅡ)を勝ったものの、ゼンノロブロイ・リンカーン・ザッツザプレンティと「4歳4強」を形成した天皇賞(春)は伏兵イングランディーレの大逃げ圧勝を許し10着に惨敗。その後屈腱炎を発症し現役を引退した。
引退後は種牡馬となり、日本馬として初めてドバイワールドカップを勝ったヴィクトワールピサを筆頭に、2009年の皐月賞・ダービー馬のアンライバルドとロジユニヴァース、2017年QE2世Cを勝ったネオリアリズム、「はなみずき賞さん」ことサウンズオブアースなどを送り出して一定の存在感を示した。2021年3月8日、種付け中の事故により死亡。21歳であった。
現在はJRA所属として活躍する日本通イタリア人、ミルコ・デムーロは「絶対に忘れられない」と同馬を回想する。外国人初のダービージョッキーという称号を獲得し、数万人の大歓声を浴びたことが後にJRA所属を目指すきっかけとなり、仔のヴィクトワールピサ(とその娘ジュエラー)でもGⅠ制覇を達成するなど、デムーロ騎手の人生を大きく変えた馬がこのネオユニヴァースだったのである。おかげでウマ娘のネオユニちゃんが豆腐や納豆を食ったり、デムーロジャンプをキメるイラストがあちこちで描かれている。
ちなみに馬名の由来はL'Arc~en~Cielの楽曲「NEO UNIVERSE」。2003年の宝塚記念の際、hydeはネオユニヴァースの馬券を1万円買ったが4着に敗れため、同日のライブのMCで「今後ネオユニヴァースが勝つまで『NEO UNIVERSE』はやりません」と発言、翌年の大阪杯でネオユニヴァースが勝つまで本当にライブで封印されてしまったという逸話があったりする。
詳細は当該記事へ→ネオユニヴァース
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最終更新:2025/12/08(月) 07:00
最終更新:2025/12/08(月) 07:00
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