ここが、私たちの街になる。
「ネルケと伝説の錬金術士たち ~新たな大地のアトリエ~」とは、
コーエーテクモゲームスのガスト長野開発部(以下ガスト)より
PS4・PS VITA(以下VITA)・Nintendo Switch(以下NS)の三機種で
2018年12月13日(2019年1月31日に延期)に発売したゲームソフトである。
価格は、それぞれ税抜きでPS4版・NS版は通常版(パッケージ・ダウンロード共通)7800円、プレミアムボックス10800円、20周年記念ボックス26100円。
VITA版は通常版(パッケージ・ダウンロード共通)6800円、プレミアムボックス9800円、20周年記念ボックス25100円。
ちなみに公式ショップ限定の「ネルケと伝説の錬金術士たち 豪華絢爛!GS最強ギャラクシーコンボセット」は48793円(VITA版は47793円)である。
概要
アトリエ20周年を記念して制作されたアトリエシリーズ最新作。テーマは「街づくり×RPG」
ナンバリングの付与は確認できていないため、正規シリーズからは外れるようだ。
主人公が錬金術士ではない事や、過去作の主人公が多数出演する事が特徴的な今作は、
まさに20周年を記念したお祭り的タイトルと言っていいだろう。
なお、今作のイラストレーターは不思議シリーズでおなじみのNOCO氏であり、
過去作のキャラクターにおいても全てNOCO氏が担当する。
ストーリー
「グランツヴァイトの賢者」
彼の人物が生み出し、各地に残した「賢者の遺物」は今もなお人々の研究対象となっており、その不思議な力はやがて、「錬金術」と呼ばれるようになりました。
主人公のネルケ・フォン・ルシュタームはそんな賢者に憧れる貴族の少女です。
残念ながら錬金術の才能はありませんでしたが、貴族である以上、人々のために働きたいと考える彼女は他の貴族と同様に役人となり、国民に貢献する道に進むつもりでした。
しかし、学院の卒業をあと数日後に迎えたある日に状況が一変します。
父親の領地であるヴェストバルト村の近くに「賢者の遺物」があることが判明したのです。
「自分の手で、賢者の遺物を見つけ出したい」
そう思ったネルケは領主である父親に懇願し約束を守ることを条件に、担当管理官として赴任できることができました。
その約束とは「ヴェストバルトを大きく発展させること」
ヴェストバルトは自然豊かな場所にある田舎の村ですが、以前から、発展させたら交易の拠点にする計画が立てられていました。そこに領主業務を代行する担当管理官として赴き計画を実現することがネルケに課せられた仕事です。
ネルケは、初めての仕事や課題に苦労しながらも、次々とやって来る錬金術士や住民たちの力を借りて協力することで村は町、都市とどんどん大きく発展していきます。
そして賢者がこの地に残した遺物――「グランツヴァイトの樹」の謎を追う過程を通じネルケもまた、一人前に成長していきます。
小さく芽吹いた華憐な花たちは、やがて大樹となり輝く。
今作の特徴的なシステム
本作はRPGというよりシムシティやトロピコなどの経営シミュレーションゲームの様相を呈しており、システム面はその手のものに近い。1週間を1ターンとし、平日と休日で出来る行動が違う。
例によって期限付きの課題の達成が求められる。
平日に出来る事
主人公のネルケは管理官として書類仕事に追われている為、平日はキャラクターごとに簡単な指示をする事しか出来ない。後はほぼ各キャラクターに任せきりになるので、管理官として適切な指示が求められる。
街づくり
今作の基幹となるシステム。
決められた区画に任意の建物を建築し、登場キャラクターに管理や経営を任せることで、そこから得られた収益などを元に街の規模を拡大していく。建物以外にも畑や道やタルも作れる。街の発展に従って建築が可能な区画が広がっていき、建築可能な施設も増えるが、当然建てるにはお金や資材が必要で、完成には日数がかかる。ちなみに建てるのはハゲルさん。
余談だが、タルを配置する時、ランダムで住民がお決まりのセリフ「たーる」を言う。
調合依頼
ネルケは錬金術士ではない為、調合はアトリエを任せている各錬金術士たちに依頼する形になる。
作製アイテムごとに決められた調合コストがあり、各錬金術士たちに設定された最大コストの範囲内で、10品(それぞれの個数は問わない)ずつまで依頼することが出来る。錬金術士のレベルが上がる程、最大コストが上昇し、各アイテムの調合コストが減少する。当然材料は必要なだけ要求されるし、失敗する時もある。
依頼は変更や取り消しがあるまで、材料が続く限り毎ターン行われる。
恒久的な素材の供給手段が確立できれば自動化も可能なようだ。
休日に出来る事
休日は書類仕事が無いので、積極的に本来の目的である賢者の遺物探しや、街づくりの資材調達の為に街の外へ調査に出かけたり、住民への訪問などが行える。
調査
キャラクター達とパーティ(ネルケ含めて最大5人)を組んで街の外へ探索に出かける。
移動は基本的に自動で行われ、休日の残り時間いっぱいまで探索できる。
徒歩だとアイテムが採取でき、走ると短い時間でマップの最奥までたどり着くことも出来るが、採取が出来ず、遭遇する敵とは不利な状態でエンカウントすることがある。
調査地の開拓には投資が必要。
戦闘
調査中に発生する魔物との戦闘。
キャラクターごとにアタッカー(前衛)とサポーター(後衛)に分かれており、サポーターは主に錬金術士が担当する。アタッカーは行動順が回ってきたら自身でスキルを選んで行動できるが、サポーターは状況に合わせて自動で行動する。サポーターのみが使える「強力なスキル」はターンが回ってくる前に発動を設定すると使用可能。
なお、戦闘用アイテムの使用についてはアタッカーも可能。ただし、1回の調査に付き同じアイテムは1回のみ(在庫の消費はしない)。威力は使用キャラクターの性能に左右されず、累計生産数によって性能がアップする。
戦闘はマニュアル、オート、セミオートの三つのモードがあり、オートモードは一部の操作しか出来ない代わりに高速で戦闘が進む。セミオートはアタッカーが通常攻撃を自動で行い、行動順が回ってくる前に使用スキルを予約しておくことでそれを使用する。
訪問
街に住む住民を訪ねることが出来る。
調査のパーティに加えるには各キャラを訪問する必要がある。
過去のアトリエシリーズにあった様な個別イベントの大半はこれで発生する。
研究
錬金術士たちと協力して賢者の遺物調査や、街の開拓に使うアイテムの研究開発を行う。
これを行うには、それぞれの錬金術士たちの協力が不可欠であるため、進めるのには彼らとの交流は必須。
研究費用も必須。
研究内容によっては世界観を超えた共同研究が行われ、お祭り作品らしい展開を見ることが出来る。
登場人物
主人公
- ネルケ・フォン・ルシュターム CV:本泉莉奈
領主である父の代理として、ヴェストバルトの担当管理官になった少女。
学院を主席で卒業する才女だが、錬金術の才能はない(勉強はしたので素材の知識はある)。
ただし、剣の腕は立つので戦闘ではアタッカー(前衛)を務める。
ヴェストバルト周辺にあると言われるグランツヴァイトの樹を探すことを目標としている。
実は人探しをしており、不思議な経緯で集まった錬金術士達にそれとなく聞いて回っている。
歴代主人公
- マルローネ CV:池澤春菜
通称マリー。シリーズ元祖「マリーのアトリエ ~ザールブルグの錬金術士~」 の主人公。
アカデミーで史上最低の成績を収め落第したことがある。
全てはこの人から始まった。
この時からすでに「うに」が存在するがマリーは「くり」じゃないかと言及している。
- エルフィール・トラウム CV:長沢美樹
通称エリー。「エリーのアトリエ ~ザールブルグの錬金術士2~」の主人公。
自分の命を救ったマリーに憧れて錬金術士となった。
チーズケーキが好物。
この世界には、マリーと共に異世界同士を繋ぐ遺跡を通って来たらしい。
マリーに続いてうにとくりの違いがわかる。
- リリー CV:那須めぐみ
「リリーのアトリエ ~ザールブルグの錬金術士3~」の主人公。
マリーやエリーがアカデミーに入学するよりも数十年前の時代において、アカデミーを建設した。
恋愛エンドがある主人公として有名。
ヴェストバルトに現れた理由は、誰かが残した不完全なレシピで錬金術を行い失敗した為だが、
不思議なことに、その道具はある人物が作ったものと使用した材料や機材までそっくりだったという・・・。
うにが海生生物であることは知っている。
- ユーディット・フォルトーネ CV:神田理江
通称ユーディー。 「ユーディーのアトリエ ~グラムナートの錬金術士~」の主人公。
錬金術の失敗により、200年後の未来にタイムスリップした。
その200年後の時代にザールブルグシリーズの登場人物が存在するため、彼女らから見ればユーディーは相当なおばあちゃんである。
ちなみに、作中にパメラが初めて出演し、ユーディーはパメラと会った最初の人物とも言える。
ヴェストバルトに現れた理由は、お察しください。
- ヴィオラート・プラターネ CV:下屋則子
通称ヴィオ。「ヴィオラートのアトリエ ~グラムナートの錬金術士2~」の主人公。
過疎化が進む故郷を錬金術のお店を運営した事によって再建した。
にんじんキチが大の好物。
彼女が野菜の苦手な子を放っておくわけが無かった・・・。
- クレイン・キースリンク CV:柿原徹也
「イリスのアトリエ エターナルマナ」の主人公。
相棒であり木のマナである「ポポ」と行動を共にするシリーズ初の男性主人公。
例に漏れず物理攻撃は苦手。
この世界にマナは居ないはずだが、彼には微かな気配が感じられるらしい。
- フェルト・ブランシモン CV:羽多野渉
「イリスのアトリエ エターナルマナ2」の主人公の1人。
誰にも抜けないと言われていた「深蒼のアゾット」という剣を抜いた事を発端として、異世界に飛び立つことになる。
錬金術の才能はあるものの勉強はサボっている。 なお、シリーズ初の剣を使う主人公である。
- ヴィーゼ・ブランシモン CV:倖月美和
「イリスのアトリエ エターナルマナ2」の主人公の1人。
異世界に飛び立ったフェルトに対し、留守を守りながら援助を行い、終盤では自身も異世界に飛び立った。
- エッジ・ヴァンハイト CV:佐々木望
「イリスのアトリエ グランファンタズム」の主人公。
異世界の探索を目的とする冒険者集団、「ミストルース」の一員。
8つ全て揃えると願いが叶うと言われる魔導書「エルスクーラリオ」を求め、異世界を巡る。
幼い頃に身寄りをなくし、ヒロインの家に世話になっていた。
- ヴェイン・アウレオルス CV:石田彰
「マナケミア ~学園の錬金術士たち~」 の主人公。
黒猫「サルファ」と山奥で暮らしていたがある日錬金術の学園にスカウトされた。
アトリエシリーズにおける必殺技の代名詞「アインツェルカンプ」を放つ事ができる(厳密に言えば)唯一の主人公。アルレビス学園近くの不思議な道を通っていたらいつの間にか来ていたらしい・・・。
ヒロインとの子だくさんエンドもあるよ!
-
ウルリカ・ミューベリ CV:川澄綾子
「マナケミア2 〜おちた学園と錬金術士たち〜」の主人公の1人。
「マナの卵」から生まれた「うりゅ」を溺愛する、かなり勝ち気な性格の錬金術士。
あいかわらずロゼ達とは仲が悪い。
かなり自己中心的な性格で、筆者はシリーズで一番の個性派主人公だと思っている。武器もかなり凶悪。
- うりゅ CV:あきやまかおる
ウルリカの「マナの卵」から生まれたマナの赤ちゃん。
赤ちゃんなので上手く喋れず、育ての親であるウルリカから離れない。
- ロゼリュクス・マイツェン CV:小野大輔
通称ロゼ。「マナケミア2 〜おちた学園と錬金術士たち〜」の主人公の1人。
某お嬢様の執事でもある男性錬金術士。 かつては錬金術に対しいい印象を持っていなかった。
主から度々アプローチを受けているが、なかなか気づくことがない。
それぞれ恩師の勧めでウルリカと競い合う様にグランツヴァイトの樹を探しに来た。
- ロロライナ・フリクセル CV:門脇舞以
通称ロロナ。「ロロナのアトリエ ~アーランドの錬金術士~」の主人公。
錬金術の師匠に仕事を全部投げられながらも奮闘し、やがて国に認められた。
パイが好物。グランツヴァイトの樹の実に興味があるらしいが、目的はどう考えても・・・。
弟子(トトリ)と孫弟子(メルル)が時空を超えて少女時代の彼女に会いに来た事があるためか、
彼女らとは既に面識がある。
某ウ○リカさんとは違った意味で頭が残念。
- トトゥーリア・ヘルモルト CV:名塚佳織
通称トトリ。「トトリのアトリエ ~アーランドの錬金術士2~」の主人公。
行方不明になっている母親を探すために錬金術士(冒険者)になった。
彼女的にはヴェストバルト近辺の魔物はアーランドのより弱いと感じるらしい・・・。
シリーズ最高峰の毒舌の持ち主。
- メルルリンス・レーデ・アールズ CV:明坂聡美
通称メルル。「メルルのアトリエ ~アーランドの錬金術士3~」の主人公。
アールズ王国の姫として、錬金術を駆使し国の発展に貢献した。
なお、アールズ王国は併合された為、現在は「元」アールズ姫である。
好物はアールズの特産品でもあるキノコ。キノコの事になると結構うるさい。
- アーシャ・アルトゥール CV:井上麻里奈
「アーシャのアトリエ ~黄昏の大地の錬金術士~」の主人公。
行方不明となっている妹を探すために旅に出た薬師。後に錬金術を学ぶ。
彼女らの世界は、徐々に大地が枯れ果てていく「黄昏」という現象によって緩やかに滅びつつある。
それを止める手掛かりを得る為、異世界に飛べる遺跡を利用してこちらの世界に来たらしい。
飼っている牛「パナ」に超大量の荷物を運ばせている。
- エスカ・メーリエ CV:村川梨衣
「エスカ&ロジーのアトリエ ~黄昏の空の錬金術士~」の主人公の1人。
空に浮かぶ未踏遺跡に行くことを夢見ていた錬金術士。
お尻に母親からもらったしっぽのようなアクセサリーを付けており、感情に合わせて動く。
- ロジックス・フィクサリオ CV:石川界人
通称ロジー。「エスカ&ロジーのアトリエ ~黄昏の空の錬金術士~」の主人公の1人。
珍しく最初から公的機関に属している、男性錬金術士。
「ブリッツコア」を使用した攻撃が特徴的な錬金剣を武器とする。
アインツェルカンプも(一応)使用可能。
錬金術士ではあるが、彼の錬金術は錬金釜による従来型ではない為、調合が出来ない。
その代わり、この世界では確立していない技術の知識や戦闘能力で活躍する。
- シャリステラ CV:小岩井ことり
通称シャリー、またはステラ。「シャリーのアトリエ ~黄昏の海の錬金術士~」の主人公の1人。
独特のしきたりを持つ一族の長の娘。「黄昏」の影響で衰退しつつある故郷を救うために旅に出た。
女性主人公としては珍しく杖ではなく、鈴を武器とする。
なお、名字として「アルゴー」を使用するが、これは一族全員が使用する名字である。
- シャルロッテ・エルミナス CV:上坂すみれ
通称シャリー、またはロッテ。「シャリーのアトリエ ~黄昏の海の錬金術士~」の主人公の1人。
「いつかビッグになる」という漠然な夢を持ったままアトリエを営んでいた。
魔法使いを錬金術士と勘違いして弟子入りした経緯を持つ。
- ソフィー・ノイエンミュラー CV:相坂優歌
「ソフィーのアトリエ ~不思議な本の錬金術士~」の主人公。
喋る本「プラフタ」を人間の姿に戻す為に奮闘した錬金術士。
作品開始前に亡くなっている祖母に錬金術を教わった。
掃除は大の苦手。
フィリスにも言えるが、お互い初期の姿だが既に子弟関係にある。
- フィリス・ミストルート CV:本渡楓
「フィリスのアトリエ ~不思議な旅の錬金術士~」の主人公。
広大な世界を旅することを夢見て、限られた者しか外に出ることができない閉ざされた街を飛び出した錬金術士。作品中で成長し、公認錬金術士となった。
既に弓を武器として使える。
野菜が苦手。当然にんじんも例外ではない・・・。
公式によれば「穏やかで大人しい性格」
- リディー・マーレン CV:長縄まりあ
「リディー&スールのアトリエ ~不思議な絵画の錬金術士~」の主人公の1人。
双子の妹とともに売れないアトリエを営んでいたが、ある日不思議な絵画を見つけた事から、多くの成長を遂げることになる。
絵の感性が独特で、リディーの絵が書かれたキャンバスがなぜか攻撃アイテムになっている。
家が貧乏だった為、借金苦の経験があるユーディとは話が合う。
マチョリディーは妹の夢の中の存在であり、実際には大変貧弱。
- スール・マーレン CV:赤尾ひかる
「リディー&スールのアトリエ ~不思議な絵画の錬金術士~」の主人公の1人。
双子の姉とともに売れないアトリエを営んでいたが、ある日不思議な絵画を見つけた事から、多くの成長を遂げることになる。
いたずら好きで、リディーが被害にあうことも多い。
虫が大の苦手。
歴代主人公の仲間たち
- エンデルク・ヤード CV:小杉十郎太
「マリーのアトリエ ~ザールブルグの錬金術士~」で初出。
舞台となるシグザール王国の王室騎士隊長であり、国内最強との呼び声も高い。
アインツェルカンプは彼の必殺技として初出している。
- ペペロンチーノ CV:小杉十郎太
通称ペペロン。「マナケミア2 〜おちた学園と錬金術士たち〜」に出演。
「妖精さん」を自称する筋骨隆々の大男。
「妖精さん」として調合等を支援しようとするが、失敗も多い。
頼りになるのはもっぱら戦闘である。この世界へは勝手にウルリカについてきたらしい。
ネルケに本当の妖精さんなのか疑われたが、長くなりそうなので聞かなかったことにされた。
実際、マナケミア2の本編に関わる程込み入った事情を抱えた人物であるらしい。
- ステルケンブルク・クラナッハ CV:小杉十郎太
通称ステルク。「ロロナのアトリエ ~アーランドの錬金術士~」で初出。
舞台となるアーランド王国に仕えている騎士。その実力は折り紙付き。
主人公であるロロナにアトリエの閉鎖を告げたのは彼である。
三作に出演するが、出演するたびに厨二病が進行していくとの噂も。
- パメラ・イービス CV:谷井あすか
「ユーディーのアトリエ ~グラムナートの錬金術士~」で初出。
宿屋の客室に住み着いていた幽霊の少女。生前のことはあまり覚えていない。
多くのシリーズ作品に出演しており、シリーズを代表するキャラクターの1人。
なお、初出時のCVは利田優子であるが、声優業引退に伴い現行の谷井あすかに引き継がれている。
この世界では行商人で、ヴェストバルトに滞在中。
何故か異世界の同名人物について知っている節がある。
- ハゲル・ボールドネス(武器屋の親父) CV:立木文彦
「マリーのアトリエ ~ザールブルグの錬金術士~」で初出。
ザールブルグで武器屋を営む親父。歌うことが趣味だがその歌は壊滅的。
多くのシリーズ作品に出演しており、シリーズを代表するキャラクターの1人。
作品によって使用される名前が「名前なし」「ゲルハルト」「ハゲル・ボールドネス」などと異なる。
なお、今作の彼は過去作に登場した人物とは別人であり、しかも鍛冶屋ではなく大工をしている。
当然街づくりに欠かせない存在だが、異世界の彼を知っている者からは違和感を覚えられた。
ちなみにマリーとエリーが言うには、どうやらザールブルグの武器屋の親父も「ハゲル」という名前らしい。
- バルトロメウス・プラターネ CV:金丸淳一
「ヴィオラートのアトリエ ~グラムナートの錬金術士2~」に出演。
ずぼらな性格のヴィオラートの兄。想い人がいるために過疎化が進む故郷に残る。
ヴィオラートからの評価は散々で、「意外と便利」などと言われることも。
妹の錬金術失敗に巻き込まれて兄妹共々ヴェストバルトに現れた。
どこぞのイケメン騎士と違い妹からも雇用費をきっちり取る。
- リイタ・ブランシモン CV:西村ちなみ
「イリスのアトリエ エターナルマナ」に出演。
ガルガゼットと呼ばれる組織で、主に魔物退治を生業とする少女。
女性キャラにしては珍しく鉤爪のような武器を扱う。
出生に重大な秘密を抱えており、その影響が身体に出ることもある。
- イリス・フォルトナー CV:原紗友里
「イリスのアトリエ グランファンタズム」に出演。
エッジと同じくミストルースに所属する、錬金術士の家系出身の少女。
魔導書「エルスクーラリオ」を追い求めて行くうちに、過酷な運命に巻き込まれていった。
なお、回避できない事情により、現時点で唯一声優変更が行われている。
- ノルン CV:やなせなつみ
「イリスのアトリエ エターナルマナ」に出演。
猫耳としっぽが生えていて、語尾に「ニャ」と付けるのが特徴の少女。
命を救ってくれた恩人に錬金術を習ったため、多少の錬金術を扱うことができるが、その腕はまだ半人前。弱点は耳の裏。
その他の周辺人物
- ミスティ・エルルート CV:関根明良
ネルケに仕えるクールなメイド。
その能力は高く、メイドとしての基本スキルだけではなく、戦闘までもこなす。
正論を淡々と話すため、毒舌な印象を持たれがち。
クノスとはメイド見習いの頃に面識がある。
- ロータス・マクレガー CV:成瀬誠
ネルケのお目付け役に就任した陽気な男性。課題の審査は彼が審査官として行う。
ネルケとは旧知の仲であるが、神出鬼没で、よく人を驚かせている。
そのテンションはネルケから苦手とされている。
実はパメラとも過去に面識がある。
- クノス CV:辻井健吾
ネルケが管理官として赴任した、ヴェストバルトの村長。
本来は穏やかな性格であるが、立場にふさわしくなるよう、あえて豪快な話し方をする。
- 妖精さん CV:生田善子
PS2以前のシリーズではお馴染みの、主人公を様々な形でサポートしてくれる存在。
多くの妖精さんは調合や採取を手伝ってくれるが、一部戦闘に参加する妖精さんも存在する。
今作では元からヴェストバルト近くの里に住んでおり、マリーとエリーが見つけて手伝いをお願いした。
ここ百年間手伝うべき錬金術士が居なかった為に人前に現れず、伝説上の存在と化していた。
その他の住民たち
| ザールブルグ&グラムナート編 |
イリスのアトリエ編 |
アルレビス学園編 |
- シア
- クライス
- ルーウェン
- ミュー
- シュワルベ
- イングリド
- ディオ
- フレア
- ドルニエ
- アイゼル
- ノルディス
- ヘルミーナ
- スフィア
- ラピス
- ナナミ
|
|
- フィロ
- グンナル
- ロクシス
- アンナ
- ニケ
- ムーペ
- イゾルデ
- リリア
- ウィム
|
| アーランド編 |
黄昏世界編 |
不思議シリーズ編 |
- クーデリア
- リオネラ
- イクセル
- ジオ
- ティファナ
- エスティ
- ジーノ
- メルヴィア
- ミミ
- マーク
- ツェツィ
- ゲラルド
- ちむ(男)
- ちむ(女)
- ピアニャ
- ケイナ
- ルーフェス
- フィリー
|
- ニオ
- キースグリフ
- ユーリス
- オディーリア
- ハリー
- メリエッタ
- アーニー
- ナナカ
- アウィン
- レイファー
- カトラ
- リンカ
- マリオン
- ウィルベル
- ユリエ
- ミルカ
- ローゼミア
|
- プラフタ
- モニカ
- オスカー
- フリッツ
- コルネリア
- レオン
- テス
- リアーネ
- イルメリア
- ドロッセル
- レヴィ
- アングリフ
- ルーシャ
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関連項目
- アトリエシリーズ
- ガスト長野開発部
- コーエーテクモゲームス
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