ハデス(光神話パルテナの鏡)とは (ハデスサンとは) [単語記事]

この記事はゲーム本編に関するネタバレを含んでいます。
ここから先は自己責任で突っ走ってください。

ハデスとは、ニンテンドー3DS用ソフト「新・光神話パルテナの鏡」の登場人物で、同作のラスボスである。

声：大塚芳忠

ハデスさんの概要ったらマジヤバでちゃけパねぇわけよ

冥府界の真の支配者にして冥府軍を率いるボス。メデューサを復活させたのもこの人の仕業で、9章でメデューサを倒しエンディングを迎えたと思った矢先にスタッフロールを斬り裂き現れる。

その力は作中最強レベルで、下半身や顔を破壊されても再生したり、心臓を倒されても平気で生きていたり、全身兵器の塊であったりととにかく強い。天界や地上界に混乱を招き、あまつさえ死者を増やし冥府界の繁栄を狙い、ピットの前に立ちはだかる。

とは書いたが、実の所は強い敵ではあるもののそれ以上に「ユニーク」という言葉では片づけられないほどにぶっ飛んだ発言を連発する気のいいオッサンである。
例として、

一人称が「ハデスさん」で、他のキャラの事を「ピットくん(きゅん)」「パルテナちゃん」「タナトスたん」と呼ぶ
心臓がケツプリ星人でボンバーマンで超強い。製作者の桜井政博氏でさえ苦戦するレベル
冥府神ハデスの宝物庫のクリア条件が超難関(ホンキ度Maxでクリア・全ての神器を集めるなど)
開かぬと不平を言うよりも進んで扉を開きましょう！
(ジャンプをして鉄球をかわす場面で)ドンキーコングって知ってる？ (他にもメタ発言連発)
ものすごい勢いでピットくんをウンチにしてやる！

しかし常にぶっ飛んでいる訳ではなく、願いのタネを奪って地上界に混乱を招こうと画策したり、本気を出してピットを倒そうとするなど、いわゆる悪者的行為もしっかりこなす。また死を司る冥府の神だからか、命については人一倍(神一倍？)ドライである事が伺える。と思ったらすぐにバカバカしい事を平気で言っちゃうから困る。
そのカリスマぶりは冥府界はおろか地上界でも人気が高く、「ハデス様にハートを捧げたい！」という人間が後を絶たないとか。
ギリシャ神話を題材にした作品では基本的に悪役扱いされてしまうハデスだが、本作での存在感は他作品のハデスや、任天堂の他作品の悪役キャラクターとは一線を画した悪役と言えるかもしれない。

余談だがハデスを演じた大塚芳忠は本作とは全く関係ない映画作品の吹き替えでもハデスを演じていたりする。