ハピネスチャージプリキュア!のプリキュア一覧とは、アニメ『ハピネスチャージプリキュア!』に登場するプリキュアの一覧である。
『ハピネスチャージプリキュア!』では従来までのプリキュアシリーズ作品と異なり、世界中において様々なプリキュアやそのチームが活躍しているという設定になっている。このため、物語の中心となるハピネスチャージプリキュアのチームだけでなく、様々なプリキュアチームの状況も活躍や敗北を合わせる形で描かれている。また、基本的に各地域のプリキュアはその受け持った地域のみを担当するが、例外としてキュアハニーのように他の地域への支援&食べ歩きを行うこともある。
プリキュア達のコスチュームはその国々に合わせて異なっているが、唯一黒いベストと胸元の金色のハートマークは世界共通となっている。ちなみにこの黒ベスト、プリキュア新聞2014年春号での長峯達也SDインタビューによれば、キュアブラックのコスチュームのオマージュなのだそうな。
キャラクターデザインは基本的に本作デザイナーの佐藤雅将が手がけているが、ボンバーガールズ、メルシィ、ワンダフルネットの3組に関しては、プリキュアシリーズでは作画(特にキュアハニーなどの変身バンクシーン等々)を手がけ、映画版の『人形の国のバレリーナ』ではキャラデザ・作画監督を務める大田和寛がデザインしている。
なお、大半のプリキュアはその名称や普段の名前、妖精の有無など詳しい事は分かっていない。また、声優についてもほとんどクレジットされていない(後述のように他のキャラクターの兼ね役と思われる)ので、誰が担当しているのかが不明確となっている。こうした詳しい設定については今後雑誌記事や設定資料集、オフィシャルガイドブックなどでの解説に期待したい。
「ハピネス注入、幸せチャージ!ハピネスチャージプリキュア!」
本作のメインとなるプリキュアチーム。日本は東京都練馬区のぴかりが丘を中心に活動している。当初はキュアラブリーとキュアプリンセスの2人だったが、後にキュアハニーが加入、さらに単独で行動していたキュアフォーチュンも加わり、4人チームとなっている。個々人の記事ができているので詳細は各記事を参照。
ハピネスチャージプリキュアが活動する前にぴかりが丘で活躍していたプリキュア。変身者はいおなの姉、氷川まりあ。藍色の長いポニーテールでロングスカートを身につけている。声優は小林沙苗。
いおな、そしてかつてパートナーだったぐらさんの発言から見て、プリキュアとしてかなりの実力者で、プリキュアハンター・ファントムもその強さを認めるほど。またかつて官邸番だった増子美代が取材中首相官邸でサイアークの襲撃に遭遇した際、その危機を救ったのも彼女だと見られる。
ファントムとの戦闘中、攻撃がいおなに当たるのをかばい敗北、ファントムによって鏡に封印され、長らくプリキュア墓場で眠っていた。この為、表向きにはまりあは「海外留学先で行方不明」とされている。その後キュアテンダーのプリチェンミラーはいおなに引き継がれ、いおなはキュアフォーチュンとして戦うようになる。フォーチュンが変身能力を消失し、その後プリカードに願ってフォーチュンピアノによって変身するようになると、残ったプリチェンミラーはブルーに返されている。
第37話のラストから第38話において、「一番強いプリキュア」とミラージュに目を付けられ、悪の力によって開放され、愛や幸福を否定し、プリキュア達を倒すよう洗脳される。その圧倒的な力をプリキュア達に見せつけるも、戦闘の中でいおな達の説得を受けて記憶が戻り始め揺れ動くようになる。そしていおなの姉を救いたいという気持ちがシャイニングメイクドレッサーの力を発動させ、新たな合体技プリキュア・イノセントプリフィケーションによって浄化、元の姿と記憶を取り戻した。
その後はプリキュアとして復帰、圧倒的な力を見せつけるが、妹達の実力を確認しぴかりが丘の今後を託しつつ、自身は世界各地のプリキュアがプリキュア墓場に連れ込まれるのを阻止し支援するため海外に行くことにし、まずは両親がいるアメリカへと渡っていった。
アメリカはテキサスで活躍するプリキュアチーム。コスチュームは西部劇の保安官やカウガールをモチーフとしており、カウボーイハットを被った赤毛のツインテールの少女、小さい帽子の髪飾りを付けた金髪ポニーテールの少女、インディアン風の髪飾りを付けた銀髪の少女の3人で構成されている。
「スターブーメラン」という必殺技を持ち、右肩から星形の光を出して3人同時に投げつけることでサイアークを浄化する。投げても戻ってこないとか言わないように。
世界屈指の人気らしく、ワールドプリキュアスナック封入のカードでは非常に高いレアリティが付けられている。
アニメディア2014年10月号では担当声優が小堀幸、國府田マリ子、岡村明美が兼ね役で演じていることが明らかになったが、3人がそれぞれどの役を担当しているかは未判明。
フランスはパリで活躍するプリキュアチーム……なのだが、メンバーはキュアアール(CV:矢野亜沙美)の1人だけだったりする。フランス貴族風の容姿をしており、金髪縦ロールというお約束な髪型とフリルが追加されたスカートを着用している。
アール(Art=フランス語で芸術)の名を冠するだけあって、巨大な絵筆のスティックを武器にしており、絵筆から虹色の絵の具を放出してサイアークを塗りつぶして浄化する「パッソーアルカンシェル」(Pinceau Arc-en-ciel=虹の絵筆)という必殺技を使う。
ちなみに、キュアアールという名前と声優が判明したのは第28話でのエンドクレジット。演じている矢野はゆうこの姉のあいとめぐみ達のクラスメイトの古田かなも演じているため、これらの役との兼ね役である。
インドはムンバイで活躍するプリキュアチーム。そしてなにげにシリーズ初の変身後もメガネをかけているメガネっ娘プリキュアチームでもある。橙色の短髪で橙色のスカートと黄色のベールを身につけ額にビンディがある少女と、緑色の長髪でサリーを模したコスチュームの少女の2人組。
インドだけに数字やコンピュータを意識した技を使い、必殺技は電卓を連打して大量に飛び出した数字で攻撃する「オプティカルウェーブ」。
余談だが、インドのプリキュアだけに「ワンダフルネットプリキュア」が、ニチアサヒンズータイム的な動画、つまり本作の主題歌とインド映画のダンスシーンを合わせたMAD動画のタグとして有効になっている。さすがに劇中世界のインドではこのようなOPやEDだとは……いやあるかも。
エジプトはカイロで活躍し、サハラ砂漠でファントムと対峙していたプリキュア。ベリーダンサーのようなアラビアンなコスチュームを身に着けている。
ラブプリブレスから水流を発射する「ナイルストリーム」でファントムに応戦するも、ファントムに圧倒され敗北、鏡に封印されてしまった。
「南国に輝く2つの光!アロ~ハプリキュア!」
ハワイで活動する双子姉妹によるプリキュアチーム。声優は本作主題歌を歌っている2人が担当している。詳細は「アロ~ハプリキュア」の記事を参照。
300年前(=江戸時代)のぴかりが丘でブルーと共に強大な敵と戦っていたプリキュア。声優は國府田マリ子。
ブルーとは愛する仲だったが、あるきっかけで悪堕ちしてしまう……そう、幻影帝国の女王、クイーンミラージュに……
と言うことで詳細は「クイーンミラージュ」の記事を参照。
クイーンミラージュから力を与えられたファントムがファントムがキュアラブリーの影をまとって女装変身したプリキュアの偽物。シリーズ恒例となったこれまでの悪のプリキュアとは切り口が異なり(既存のプリキュアのコピーという感じである)、厳密な定義としてはプリキュアとは言えないかもしれないが、便宜上ここで扱う。さすがに野島裕史がそのまま声をやるのではなく、中島愛が担当している。
戦闘力が強大なのもさることながら、ラブリーの影をまとっただけにめぐみの過去を知った上で精神攻撃を与えるというなかなかな悪辣さでラブリーに精神的ダメージを与える。しかし他の3人からの叱咤激励を得たラブリーは自信を取り戻し、アンラブリーと激突、その影を振り払った。
これら以外にも名前が出ていないプリキュアが多数いる。国や都市名が判明しているプリキュアだけでも以下のとおりとなる。いずれもファントムに破れ、鏡に封印した姿が出ている。
この他、どこの国のかわからないがファントムによって鏡に封印された姿が出たプリキュアや、プリキュア墓場に誘い込まれてあえなく敗北した「希望の戦士」とされているプリキュア(容姿が何となくキュアエコーに似ているのでちょっとした話題にも)もいる。また、将棋型のサイアークと戦っていたプリキュアもいる。
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最終更新:2025/12/10(水) 04:00
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