ハロプロ研修生 単語

590件

ハロプロケンシュウセイ

1.7万文字の記事
  • twitter
  • facebook
  • はてな
  • LINE
これはリビジョン 2721372 の記事です。
内容が古い・もしくは誤っている可能性があります。
最新版をみる

『ハロプロ研修生』とは、ハロー!プロジェクトへの正式所属をしている研修生のグループ
旧称ハロプロエッグ。

概要

2002年ハロー!プロジェクト・キッズオーディションに続き、次世代のハロー!プロジェクトメンバー育成を的として設立された。2004年2006年にハロプロエッグのオーディションが行われ、2007年からは常時募集を行っている。
メンバーの多くはこれらのオーディションの合格者であるが、他にも中国からの留学生メンバーや、モーニング娘。オーディションなどのアップフロント催する別のオーディションを受けたメンバーも在籍している。また2014年11月に活動停止したNICE GIRL研修生から一部メンバーを編入している。

初期から現在まで、メンバーの立場や取扱われ方は様々な変遷を経ている。特に2010年2011年には大幅な革・研修制度の変更が行われ、すでに高校生以上になっている、あるいは2011年度で在籍6年になるエッグメンバー(=3期生以前のメンバー全員)は強制的に卒業させられた。一部ではこれをエッグ粛正と呼んでいる。2011年に加入した11期生が粛正後最初の新加入メンバーとなる。
2011年11月ごろからは名称を「ハロプロ研修生」にめ、正規メンバーとの格差をはっきりさせるようになった。14期生(2012年2月加入)以降のメンバーが最初から「ハロプロ研修生」名義で研修を受けているメンバーになる。
実質的に以前と変わっていない部分もあるものの、表立った変化としては以下の点が挙げられる。※一部例外あり

応募資格にも変遷があり、当初は小学1年生から18歳までとなっていたが、年齢制限しになっていた時期もあり、大学卒業後にエッグに加入したメンバーも存在していた。既婚・未婚問わずという条件で募集していた時期もある。
現在の応募資格小学4年~中学3年の女性東京アップフロント本社)でのレッスンに通える人、特定事務所レコード会社に所属していない人、となっているが、アップフロント催する別のオーディションコンテストを経て研修生に配属された場合はこの限りではない[3]

2012年には研修生初のオリジナル曲彼女になりたいっ!!!」が発表され、翌2013年ハロコン(Hello! Project15周年記念ライブ 2013 WINTER ~ビバ!~/~ブラボー!~)では研修生のみで「彼女になりたいっ!!!」を披露。
更に2013年4月からPigooにてハロプロ研修生のレギュラー番組「ハロプロ研修生のただいま研修中!」の放送が開始、YouTubeでハロプロ研修生公式チャンネルが開始、10月からBS日テレでも週一レギュラー番組「おねだりエンタメ!~ はぴぷれ」が一年間放送され、2014年5月にはローティーン向けファッション雑誌「ピチレモン」新専属モデル佐々木莉佳子を送り込み[4]2015年度の「おはスタ」新おはガール井上玲音を送り込む・・・等々研修生の露出が活発になってきている。(ちなみに現在ハロー!プロジェクト総合やハロプロメンバー個人のレギュラーテレビ番組はあるものの、ハロプロ正規グループ個別のレギュラーテレビ番組は存在しない)

研修生の主な活動

な活動はハロー!プロジェクト正規メンバーバックダンサーライブイベントの出演、ドラマCM舞台への出演等がある。「ハロプロエッグ」名義だった時代は、一部選抜メンバー音楽ユニット (ともいき・木を植えたい音楽ガッタスMilkyWay等)やフットサルチーム (Gatas Brilhantes H.P.リトルガッタス) へ参加することもあった。

新人公演/発表会

研修の成果を発表する場として、年に4回(概ね3月6月9月12月ごろ。若干前後する場合あり)、コンサートと同じ形式でパフォーマンスを披露する新人演が行われている(ただし2011年は1回のみ)。
2007年5月13日に旧渋谷公会堂(当時の名称は渋谷C.C.Lemonホール)にて「第一回 ハロー!プロジェクト新人演 〜さるの刻〜/〜とりの刻〜」のタイトルで初演が行われた。
研修制度革により2010年11月の新人演をもって一時中断した後、翌2011年9月11日横浜BLITZで行われた「ハロプロ エッグ 2011 発表会〜9月の生タマゴShow!〜」から現在と同様の形式の「発表会」となった。
発表会では研修生オリジナル曲以外に、各回ごとにハロプロ先輩の曲を披露する限定ユニットが組まれる。ユニットや歌割りは事前のレッスン中に行われるオーディションによって決められるが、メンバーは本番までに頻繁に入れ替えられる。場合によっては演当日に販売されるパンレット完成した後にメンバーが交代したり降ろされたりすることもある。
以前は全ての演が首都圏横浜BLITZで行われることが多く、同所はエッグヲタにとって「聖地」とされた。)で行われていたが、2013年に初めて大阪6月)、名古屋9月)で演を行い、12月には東名阪3カ所でミニツアーを行った。それ以降東名阪ミニツアー形式の演が定着している[5]

春の公開実力診断テスト

定期的に行われる新人演とは別に、2013年からは5月ゴールデンウィーク連休中に中野サンプラザで「開実診断テスト」を行うようになった(前年までは非開で行われていた)。このテストでは各研修生が自ら選曲した曲を、自ら選んだ衣装を着て客前で披露し、講師・ハロプロOG(出演するOGテスト当日発表)ら審員と観客からの投票で優秀者を選出・表し、最多得票者に「ベストパフォーマンス賞」が与えられる。
なお、2016年頃までは「開実診断テストベストパフォーマンス賞を取った研修生はデビューできない」というジンクスまことしやかに囁かれていたが、2016年に受賞した笠原桃奈がほぼ即座にアンジュルムに加入し、さらに年末に前年の受賞者だった加賀楓モーニング娘。に加入して以降パッタリと止んだ。現在では歴代ベストパフォーマンス賞受賞者は全員が何らかの形でデビューできており、このジンクスもすっかり過去の物となっている。

歴代各賞受賞者

2013年
※結果的につんく♂が審した一の開実診断になった。この回のみソロパフォーマンスの前に、研修生を3組に分けてダンスを踊らせ、グループでのダンスを審するダンスが設けられていた。

つんくシャ乱Qハロプロ総合プロデューサー)、まことシャ乱Q)、みつばちまき(ダンス導担当の先生)、小川麻琴(元モーニング娘。

2014年
※この回からソロパフォーマンスのみで審する現行の形式になった。

橋本慎(アップフロントワークスレーベルマネージャー)、まこと上野まり子(歌唱導の先生)、みつばちまき
ゲスト吉澤ひとみ(元モーニング娘。

2015年

橋本慎、まこと上野まり子、みつばちまき
ゲスト高橋愛(元モーニング娘。)、徳永千奈美(元Berryz工房ハロー!プロジェクトドバイザー)

上記各賞に加えて、清水佐紀井上ひかるに特別賞を与えている。

2016年

橋本慎、まこと上野まり子、みつばちまき
ゲスト清水佐紀(元Berryz工房ハロー!プロジェクトドバイザー)、熊井友理奈(元Berryz工房

2017年
※初めて現役ハロプロメンバー卒業間際ではあったが…)が審に加わった。

橋本慎、まこと上野まり子、みつばちまき
ゲスト熊井友理奈矢島舞美℃-ute)、中島早貴℃-ute

各賞発表後、川村文乃段原瑠々・一伶奈のデビュー内定がサプライズ発表された。

2018年

:たいせい(シャ乱Qアップフロントワークスサウンドディレクター)、まこと上野まり子、みつばちまき
ゲスト清水佐紀中島早貴(元℃-ute

2019年

橋本慎、まこと上野まり子、みつばちまき
ゲスト高橋愛清水佐紀矢島舞美(元℃-ute

研修生

研修生は加入後最初に参加する発表会でお披露が行われるが、デビューできずに辞めた場合は特に発表は行われないことが多い。公式サイトオフシャルプロフィールから抹消されることで離脱したことが確認できるが、なかなか更新されないため実態をリアルタイム把握するのは難しい。最近は研修生発表会の出演メンバー発表時に、「〇〇(研修生の氏名)は研修活動を終了しましたので、本演に出演致しません。」という一文が加えられるようになり、これで在籍状況を把握できるようになったが、この一文は研修生ヲタを発表会ごとに恐れ慄かせている。

ファンの間では同じ時期に加入したメンバーを○期生というくくりで呼んでいるが、公式にはこのような分け方はされておらず、正式な呼び名ではない(ただし、公式サイトオフシャルプロフィールは上から加入順で並べられている)。2019年8月現在では30期生までいる。
1期生は32人という大所帯だったが、以後最近までは欠員補充のような形で少数ずつの採用となっていた。
だが2013年度に入ってから方針が変わり、2013年度だけで10人以上を採用、さらに研修生予備軍(仮称エッグ)の創設計画を発表するなど、今後は積極的にビジネスとして展開させていく論見がうかがえる。[6]

なおメジャーデビューが決定した研修生は、以前は最後に出演する発表会で卒業式を行っていた。
しかしJuice=Juiceメンバーメジャーデビューから一年以上経っても研修生発表会に出演を続け、出演時にはJuice=Juiceメンバーとしてだけでなく、各メンバー宮崎由加を除く)が研修生と共に歌を披露していた。
一方生写真などのコンサートグッズメジャーデビュー以前はJuice=Juiceメンバーとしてのグッズと研修生としてのグッズを両方出していたが、メジャーデビュー後は明確に研修生とは区別されている。
2014年の発表会を最後にJuice=Juiceは出演しなくなったが特に卒業式らしきものは行われなかった。
その後2015年に結成されたこぶしファクトリー2017年まで)・つばきファクトリー2018年まで)もJuice=Juice同様研修生・ユニット両方の立場で研修生発表会に出演を続けていた。
なお、2015年11月カントリー・ガールズの追加メンバーに選ばれた梁川奈々美船木結は、最後の発表会参加となった同年12月の発表会で卒業式を行っている。

2015年1月2日田口小川野村和田藤井広瀬井上玲音の8人による新ユニット結成が発表された。後にユニット名も『こぶしファクトリー』に決定。さらに同年4月29日には、山岸岸本・新沼・小片・谷本浅倉の6人によるユニットつばきファクトリー』結成が発表されている(翌年8月小野瑞歩・小野田秋山を加え、現在は9人組)。なお、こぶしファクトリーつばきファクトリーメジャーデビュー決定に伴い、研修生プロフィールから削除され、全にそれぞれのコンテンツに移行した。

25期生(2016年1月加入)
27期生(2017年3月加入)
28期生(2017年11月加入)

当初の7人全員2017年に行われたハロー!プロジェクト20周年オーディション(合格者なし)のファイナリスト。このオーディションの最終審以降の様子はAbemaTVの番組「少女たちの決断」で開されている。

29期生(2018年11月加入)
30期生(2019年8月加入)

ハロプロ研修生北海道

 2015年5月から北海道限定で行っていたオーディションの合格者により、2016年7月に創設が発表され、7月30日Hello! Projectコンサート北海道演で初お披露された。当面は内限定で活動を行う、とされており、北海道でのアイドルイベントへのゲスト出演、ハロプロ合同コンサート北海道演などを中心に活動しているが、一部のメンバー東名阪で行われる研修生発表会や北海道以外の合同コンサートにも参加することがある。
 2017年からは北海道内の専門学校札幌スクールオブミュージックダンス専門学校 7階イベントホールにて定期演がスタートし、シングル曲「リアルリトルガール彼女になりたいっ!!!(ハロプロ研修生北海道 Ver.)」が会場内及び後の研修演限定でリリース。同時にMVも配信される。
 同年からは地元のHBCラジオレギュラーを獲得し全員で週替わり出演中。(先にメジャーデビューしたこぶしファクトリーつばきファクトリーにも先んじるという厚待遇っぷり)
 また元カントリー・ガールズで地元札幌出身の稲場愛香2017年9月喘息休養からの復帰から翌年のJuice=Juice加入まで、ハロプロ研修生北海道リーダー的な役割で活動していた。
立ち上げ以降長らく追加の新人採用をしていなかったが、2019年に3年ぶりに新メンバーが加入、またオーディションも行っている。

1期生(2016年7月加入)
2期生(2019年8月加入)

外部LINK

オリジナル曲

2012年に発表された初のオリジナル曲彼女になりたいっ!!!」に続き、
2013年6月に2作シングル曲「まで登れ!」を発表(ハロプロ研修生 feat. Juice=Juice名義)、9月には3作おへそからこんにちは」を発表した。
以後「crying」(2014年6月の発表会で初披露)、「青春Beatは16」「したい新党」(2014年7月ハロコンで初披露)、「テーブルいててもカウンター」(2014年9月の発表会で初披露)・・・とどんどんレパートリーが増えてきており、2015年2月にはオリジナルアルバムも発売された。

研修生向けに作られ、教材としての役割もあると考えられることから、分かりやすい振り付けと歌いやすい曲、そして時折飛び出す正気で書いたとは思えない(褒め言葉)つんく♂歌詞ハロプロ曲にありがちなパターンの振り付け(集団でパントマイム的な動きをするなど)を含んでいたりするためハロヲタにも受けが良く、2014年3月パシフィコ横浜で行われた合同演「ひなフェス2014」では、ソロコーナーに登場した岡井千聖℃-ute)が「彼女になりたいっ!!!」を披露するという逆転現も発生している。

2016年6月の研修生発表会で、初めてつんく以外が作詞作曲した「Hello! まっさらの自分」(作詞三浦徳子)が、7月からスタートしたHello! Projectコンサートで「一尺玉でぶっ飛ばせ!」(作詞・もりちよこ)が初披露された。

主な研修生出身者

主な元・研修生

関連動画

ハロプロエッグexit_nicovideo

ハロプロ研修生exit_nicovideo

関連商品

関連コミュニティ

関連項目

脚注

  1. *但しギャラが発生する仕事をすれば相殺できるらしい。また特待生制度もある。
  2. *もちろん非公式ブログSNSの使用も認められていない。
  3. *その他にも川村文乃のように、過去の活動の内容によっては年齢制限をオーバーしていても例外扱いで研修生入りできるケースもあるようだ。
  4. *2015年12月号限りで休刊してしまったが、アンジュルム加入後の2016年からseventeen専属モデルに移籍した。
  5. *このミニツアー2015年以降、全演がZepp系列のライブハウスで行われている。Zepp系列のライブハウスでは入場時の1ドリンクに豊富な種類のペットボトル飲料を用意しているが、このペットボトルにはおまけとしてZeppロゴが入ったペットボトルホルダーが付いている。そのため、バッグやリュックZeppペットボトルホルダーを大量にぶら下げているハロヲタは、研修生発表会に通い詰めている=研修生ヲタである、と見なしてほぼ間違いない。
  6. *研修生予備軍についてはその後の続報がなく実態は見えていないが、近年加入する研修生には各地のご当地アイドル出身者や芸能ダンススクール出身者が増えているため、募集をかけて人材を待つだけでなく積極的なスカウトも行う方針に変更し、これらの人材発掘を総称して「研修生予備軍」としている可性はある。

おすすめトレンド

ニコニ広告で宣伝された記事

記事と一緒に動画もおすすめ!
田中美海[単語]

提供: ティチャ

もっと見る

急上昇ワード改

最終更新:2024/04/16(火) 20:00

ほめられた記事

最終更新:2024/04/16(火) 20:00

ウォッチリストに追加しました!

すでにウォッチリストに
入っています。

OK

追加に失敗しました。

OK

追加にはログインが必要です。

           

ほめた!

すでにほめています。

すでにほめています。

ほめるを取消しました。

OK

ほめるに失敗しました。

OK

ほめるの取消しに失敗しました。

OK

ほめるにはログインが必要です。

タグ編集にはログインが必要です。

タグ編集には利用規約の同意が必要です。

TOP