バーナード嬢曰く。とは、施川ユウキのビブリオギャグ漫画。
読書あるあるネタで構成されているが、「読書家」というものがどういう存在なのかを一風変わった視点で暴いた漫画である。略称は「ド嬢。」
字ばっかの概要つまんねー
デジタル雑誌、「電撃コミック ジャパン」にて2012年2月号から2013年2月号まで連載された。
その後この作品で施川ユウキが手塚治虫文化賞を受賞(同作者のオンノジ、鬱ごはんと合同受賞)し作品の評価が急上昇したため、「月刊Comic REX」にて連載が再開。さらにはアニメ化も発表された。
こんなにこの作品の登場人物に関心のある人、他にいないんじゃないかな…?
- 町田 さわ子
主人公の女子。図書室の常連でいつも本を読んでいるが、実態は読書家に見られたいだけのアホの子である。
いかに本を読まずに読書家に見られるかに全力を尽くものの、本人は本を1ページ読むのにも苦労する有様で人が見ているときにしか本を読まない。タイトルにある「バーナード嬢」は彼女が付けた自身のあだ名であるが、作中では一度もこのあだ名で呼ばれない。一部では「ド嬢に出てる方のやすな」などと言われることも。
- 遠藤
さわ子同様に図書室常連の男子。読書家ではあるものの図書室に通う一番の理由は斜め上の言行を繰り返すさわ子に関心があるため。一昔前のベストセラーを読むのが趣味という変わった読書癖を持つ。
さわ子へのツッコミ役その1。
- 長谷川 スミカ
図書委員の女子で遠藤に恋心を抱いている恥ずかしがり屋のメガネっ娘。小学生の頃からのシャーロキアン(シャーロックホームズ愛好家)。
- 神林 しおり
ガチの読書家。特にSF方面に造詣が深く聞かれてもいないのにベラベラしゃべりだしてしまう面倒くさいタイプのマニアである。さわ子の余りに適当な読書姿勢に怒りを覚え、ことあるごとに突っかかる。
さわ子へのツッコミ役その2。かつメインヒロイン。
その他
- 前述のように本来は一巻完結の予定であったが後になって続巻の刊行された。このため1巻には巻数表記がない。
- 主人公町田さわ子の髪型は作者の施川ユウキが長門有希の髪型に似せた結果である。どうしてこうなった。
記事とか表面的なところばっか見るのはだめだと思う。
大切なのは中身!な・か・み!!ちゃんと読んでる?

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関連項目
- 施川ユウキ
- 鬱ごはん(バーナード嬢曰く。、オンノジとともに施川ユウキを手塚治虫文化賞に導いた作品)