ファイナルファンタジー・クリスタルクロニクルとは (ファイナルファンタジークリスタルクロニクルとは) [単語記事]

『ファイナルファンタジー・クリスタルクロニクル』（FINAL FANTASY CRYSTAL CHRONICLES）とは、2003年8月8日に任天堂から発売されたゲームキューブ用のゲームソフト、およびそれを第1作目としてスクウェア・エニックスが展開しているゲームシリーズである。略称はFFCC。

ファイナルファンタジーシリーズの番外編的存在である。

シリーズ作品一覧

ファイナルファンタジー・クリスタルクロニクル (GC)
ファイナルファンタジー・クリスタルクロニクルリング・オブ・フェイト (NDS)
小さな王様と約束の国ファイナルファンタジー・クリスタルクロニクル (Wiiウェア)
ファイナルファンタジー・クリスタルクロニクルエコーズ・オブ・タイム (NDS、Wii)
光と闇の姫君と世界征服の塔ファイナルファンタジー・クリスタルクロニクル (Wiiウェア)
ファイナルファンタジー・クリスタルクロニクルクリスタルベアラー (Wii)

ファイナルファンタジー・クリスタルクロニクル（第1作）

概要

FINAL FANTASY CRYSTAL CHRONICLES
ジャンル	RPG
対応機種	ゲームキューブ
発売元	任天堂
開発元	ゲームデザイナーズ・スタジオ
発売日	2003年8月8日
プレイ人数	1～4人
希望小売価格	7,140円 (税込)
対象年齢	CERO: A (全年齢対象)
メモカブロック数	22
同梱付属品	GBAケーブル1本

スクウェアの河津秋敏が任天堂の山内溥から「これまでのシリーズにないような新しい『FF』をゲームキューブでやれないか」と持ちかけられたことをきっかけに、山内の個人ファンドであるファンドQの支援を受けて開発された。

セールス的には他のFFシリーズに大きく劣ったものの、文化庁メディア芸術祭で賞を受賞するなどの評価を得た。

主にシングルプレイとマルチプレイに分けられておりシングルプレイはモーグリのモグをつれて一人で世界を回る。マルチプレイはGCにGBAをつなぎ、最大4人で遊ぶことができる。

友人と同時に遊ぶことができるのが本作の最大の魅力であるが、人数分のGBAと、それをつなぐGBAケーブルが必要となるため、念入りな下準備が必要。

リマスター版

2018年9月にHDリマスター化が発表。さらにキャラクターにボイスが実装される。2020年8月27日にPS4とSwitchで発売。更にIOSとAndroidでも配信しクロスプレイにも対応。

主な追加要素

PS4、Nintendo Switchi、IOS＆Androidでのクロスプレイ対応。
本編クリア後に高難度のダンジョンや強力なボスの追加。
新しい装備やアイテムの追加。『キャラクターバリエーション』が各種種族に追加。
新たに『カゼノネ（歌：Yae）』、『星月夜』&ナレーションを収録。
『キャラクターボイス』を実装。
新たなシステム、『ものまね』を追加。

イントロダクション

（http://www.nintendo.co.jp/ngc/gccj/より抜粋）
世界は瘴気に包まれた。
ひとたび触れると、もはや生命を保つ事が不可能な瘴気。
しかし、人々はその瘴気から逃れる術を得ていた。
クリスタル------------------。
その存在は、人々を瘴気から守る存在であった。
しかし、クリスタルの力も永遠ではない。
人々はその力を維持するために、年に一度ミルラの雫でクリスタルを清めなければならなかった。そのため人々は毎年、それぞれの村からクリスタル・キャラバンと呼ばれる若者たちを送り出し、ミルラの雫を得る事を続けてきたのだ。
この物語は、そうしたとある辺境の村の、若者たちの物語である。