ファイナルファンタジーXIIとは (ファイナルファンタジートゥエルブとは) [単語記事]

ファイナルファンタジーXIIとは、スクウェア・エニックスがプレイステーション2向けに2006年3月に発売したゲームソフト。略称はFF12、FFXII。

概要

「ファイナルファンタジータクティクス」「ファイナルファンタジータクティクスアドバンス」に続き、イヴァリースの世界を舞台としている。

システムの面ではFFXIを踏襲しており、360度フル3Dフィールドを実現している。またフィールドと戦闘が一体化した「アクティブディメンションバトル (ADB)」、ガンビットシステムが新たに採用された。

2007年8月には「ゾディアックジョブシステム」が追加されたインターナショナル版が発売された。

特徴

従来のＦＦのようにエンカウント方式にコマンド入力でのターン制、ＡＴＢシステムではなく、
フィールド上を常にモンスターが歩き回るシームレスバトル方式となり、仲間にあらかじめ行動をプログラムしておくガンビット制を採用した。コマンドで直接指示も出せる。

上記のようにバトルシステムの点ではどちらかというとオンラインゲームや聖剣伝説に近い、というかむしろそのままであると言える。

またやりこみ要素が多いので完全攻略に時間が掛かる事などから、どちらかと言えば大衆向けゲームではなくマニア向け志向のゲームである。

ニコニコ動画におけるFF12

モブ討伐など本編とは関係の無いやりこみ要素が多く、極端に強い隠しボスも多数存在するため実況ややり込みなどのプレイ動画が多い。

上記のように従来のＦＦとは雰囲気の違ったシステムとストーリーの残念さ具合、主人公（笑）カップルの見事な空気っぷりなどから、主にＦＦ7以降に嫌悪感を抱く懐古主義者からクソゲー扱いされる事もある。
反面、やりこみ要素の多さやグラフィック・サウンド面の質、ゲーム性の高さなどから神ゲーとも称されるので、まさに賛否両論のゲームである。
そのためかＦＦ12関連の動画やＦＦ音楽のメドレー動画などでは両者の間で言い争いが絶えない。

FF12の主人公（笑）ヴァンの滑舌の悪さから「飛び降りろ」が「オイヨイヨ」と聞こえ、それがネタにされている。