『ファイファン』とは、スクウェア・エニックス(旧スクウェア)のゲーム『ファイナルファンタジー』の、略称である。
スクウェア・エニックスは登録商標として『FF』を取得しているが、『ファイファン』は取得していない。
『ファイナルファンタジー』シリーズの略称についてはなく、『ファイファン』『エフエフ』双方が広まった。
ファミコン当時は、ファイナルファンタジーの知名度はほとんどなく、友達間でもファイナルファンタジーと言ってもわからない程度のレベルだった。ソフト名を言っても内容がわからないほどの知名度なので、略称などなかった。
「ファイファン』が広がったのはファイファン2~5で、ファイナルファンタジー6前後からは雑誌記事がFFと略すためにえふえふと呼ばれてきた。表記についてのメジャーさは、ファイナルファイトの方が先といえよう。
略称で話題にすることは、メジャーソフトの仲間入りの証明であり、それが通じることは誇らしいといえる。ただし、えふえふで略称が広く通じるようになるのは、6以降の話しである。これはインターネットのない時代でありえふえふの言葉が特殊すぎでありメジャーソフト入りしたのが4からであり、それまでは中堅ソフト扱いでゲーマー間で略称で語られるほど話題にならなかったからと思われる。えふえふを連呼すると、レトロゲーマーとしてのレベルを問われる。
『ファイナルファンタジーV』の裏技で出てくるアイテム”えふえふ”の存在、
「”えふえふ”は255の16進数をひらがな表記にしただけ」である。〔”えふえふ”が設定されたアドレスは255。16進数で表すとFF〕。アイテムとして雑誌で紹介されるのもずっと先で、世間に初めてえふえふの存在を全国区にした記事といえよう(『半熟英雄』の、「このまえエフエフでへんなワザをおぼえたんだ ちょっとやってみよ~ぜ~!!」が先ではあるが、世間では後出しとなっている)
スーパーファミコン中期以降は、公式が『エフエフ』を略称として使い出した。しかし、『FF』の表記は『ファイナルファンタジー』『ファイファン』と呼ぶ人が大半であり、えふえふ呼ばわりの英語読みが一般的だったといえない。
FF1開発メンバーの河津秋敏は、岩田聡(任天堂社長)との対談にて『ファイナルファンタジー』という題名決定までの経緯や開発陣のこだわりについてこう話している。
河津
で、わたしたちとしては
『FF』と呼んでもらいたかったんですけど、
小学生たちからは『ファイファン』と呼ばれたりして。
岩田
『ファイファン』(笑)。
この発言により、公式では『エフエフ』を支持することが決定づけられた。公式では、ユーザーの好きなように呼んで頂きたいと、他の有名雑誌では最後に付け加えてお茶をにごしている。
この『ファイファン(笑)』発言は、購入者にとって非常に失礼な話しではないだろうか。たとえ、メジャーになる前とはいえ、エフエフ呼ばわりがさも当然のごとくちらつかせ、ファイファンユーザーを馬鹿にした発言である。不愉快極まりない。この公式発言をきっかけに、「ファイファンは好きだけど、エフエフは嫌いになった。」人も出てきたはず。新しいFF世代と壁を作る事になった。
現在でも各地でこの略称の議論が未だに続いている。公式も呼称をユーザーにゆだねるなら、公式発言ももっと気持ちを配慮すべきだっただろう。略語や通称などの話題は、「正しい」「正しくない」だので平行線を辿るものがある為、
注意が必要である。(例:マクドナルドに対する『マック』と『マクド』など)
以下の半熟英雄動画9:00にそのメッセージが出る
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最終更新:2025/12/08(月) 01:00
最終更新:2025/12/08(月) 00:00
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