ファストタテヤマとは、日本の元競走馬である。
2001年札幌でデビュー。3戦目で初勝利後、デイリー杯2歳ステークスに出走。8番人気で最後方ポツンと離れた状況から、直線だけで全馬抜き去って優勝、重賞初制覇を成し遂げた。しかし、2歳王者決定戦の朝日杯フューチュリティステークスは13着と大敗。
2002年はシンザン記念7着、若葉ステークス2着を経て皐月賞に出走するも15着。京都新聞杯では6番人気ながら優勝するも東京優駿(日本ダービー)は15着、休養明けの札幌記念も13着と大敗。調整の遅れもあり菊花賞へは直行ぶっつけ本番で挑んだ。それまでのレース結果を考慮されてか18頭立ての16番人気だった。
レースは1番人気の皐月賞馬ノーリーズンがスタート直後落馬(レース開始4秒で100億円の馬券が紙くずとなった)、波乱のスタートとなる。ファストタテヤマはいつもどおり後方から攻め、直線では鋭い末脚を見せたが早めのスパートをかけ抜け出していたヒシミラクルにハナ差届かず2着となった。ヒシミラクルも10番人気の穴馬で、馬連9万6070円、三連複34万4630円はいずれもクラシック史上最高金額となった。
このレースで生まれた名実況が馬場鉄志アナウンサーの「外から来たのはなんとファストタテヤマだ!今年も大波乱になるぞ!」である。
古馬になってからは重賞勝ちはないものの、2005年の札幌記念では後の天皇賞馬ヘヴンリーロマンスの2着(12番人気)、京都大賞典では宝塚記念優勝馬スイープトウショウの2着(7番人気)に入り、やはり波乱を演出している。その他はオープン特別で3勝を挙げており、最後の勝利となった大阪-ハンブルクカップも6番人気での優勝だった。2007年の京都大賞典6着を最後に引退、現在は福島県で乗馬登録されている。
稀に見る穴馬として人気を博し、2ちゃんねる上では「ファストタテヤマの馬券を買って家を建てやま」というスレッドが立ち、数多くの書き込みを集めた。2007年の天皇賞(春)に出走した際もサンケイスポーツの紙上短評で「大穴を当てて家を建てやま」と記載される出来事もあった。
条件戦に出走した経験がなく、2歳から引退まで一貫してオープンクラスで走り、息の長い活躍を続けていた。
京都新聞杯の勝利では父ダンスインザダークと同レース親子制覇を果たしている。
↓「プペペポピー」で有名なレース
↓お父さん
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最終更新:2025/12/07(日) 17:00
最終更新:2025/12/07(日) 16:00
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