ファンタスティック・ビースト(Fantastic Beasts)とは、イギリス人女性作家、J.K.ローリング氏の小説『ハリー・ポッター』シリーズ本編内に登場する教科書「幻の動物とその生息地」のスピンオフシリーズ作品である。
原作は『ハリー・ポッター』シリーズにホグワーツ魔法魔術学校の指定教科書で『魔法生物飼育学』の授業に使われていた『幻の動物とその生息地』(Fantastic Beasts and Where to Find Them)の著者として登場するニュート・スキャマンダーを主役に据えている作品である。
『幻の動物とその生息地』は、ハリー・ポッターシリーズで何度か魔法学校の教科書として言及されるが、スキャマンダー自身は小説に登場しない。
2001年にローリングはイギリスのチャリティーであるコミックリリーフの資金集めとして、この「教科書」を刊行・販売した。この本は著者ニュート・スキャマンダーの序文がついた魔法生物の事典であり、物語は無い。文学的には、小説のナラティヴに組み込まれない長い作品は"false document"と呼ばれることもある。
この作品で全5部作脚本にはJ・Kローリング氏が初めて脚本を手掛けることとなった。
2013年9月:「ハリー・ポッターシリーズ」の新作として映画化が発表された。
当初は3部作と予定されていたが、2016年10月14日にJ・Kローリング氏が全5部作であることが発表された。
2015年11月4日:邦題が『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』に決定した。
日本での略称は「ファンタビ」。
2016年11月18日(日本では11月23日)公開:「ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅(Fantastic Beasts and Where to Find Them)」(1作目)
2018年11月16日(日本では11月23日)公開: 「ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生(Fantastic Beasts: The Crimes of Grindelwald)」(2作目)
ニュート・スキャマンダー(CV:宮野真守)
魔法生物学者で、「幻の動物とその生息地」の著者。シリーズの主人公。
ポーペンティナ・ゴールドスタイン(CV:伊藤静)
アメリカ合衆国魔法議会勤務の魔女。クリーデンスを気にかけている。
クイニー・ゴールドスタイン(CV:遠藤綾)
ポーペンティナの妹。人の心を読むことができてしまう能力の持ち主。
ジェイコブ・コワルスキー(CV:間宮康弘)
パン屋を開くのが夢の非魔法族(ノー・マジ)のお兄さん。缶詰工場勤務。
クリーデンス・ベアボーン(CV:佐々木優子)
魔女狩り活動を行うメアリー・ルーの養子で、虐待を受けている。
リタ・レストレンジ
ニュートの学生時代の親友。
テセウス・スキャマンダー
ニュートの兄。闇祓いで戦争の英雄。
アルバス・ダンブルドア
ホグワーツの教授。最も偉大なる魔法使いとされる。
ゲラート・グリンデルバルド
闇の魔法使い。本シリーズの黒幕とされる。
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最終更新:2025/12/08(月) 01:00
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