正式名称は「ユニオンフラッグ」であり、型式番号はSVMS-01。SVMSはSolresived Viliable Mobile Suitの意。
リアルドの後継機として正式採用されたMSであり、換装作業を行わなくとも自力での変形が可能となっている。ただし、失速の恐れがある等の理由から、空中での変形は想定していない。もっとも、空中変形は『想定していない』というだけであって、パイロットの力量によっては可能であり、この技は初の成功者であるグラハム・エーカーの名前から「グラハム・スペシャル」と呼ばれる。ちなみに命名者はビリー・カタギリ。
その適応性の高さから、後述のように多くの派生機体が生まれることとなる。ただしフラッグ自体はMSWADを始めとする精鋭部隊に優先的に配備されたため、生産数は少ない。また、疑似太陽炉搭載機が一般化したことにより生産が終了したため、TV第2期以降、カタロンは言うに及ばず、連邦軍においても希少な機体となっている。
パイロットはグラハム・エーカー、ハワード・メイスン、ダリル・ダッジ等。なお、最新鋭機である本機のパイロットである彼らは、畏敬の念を込めて『フラッグファイター』とも渾名される(現実においてF-15のパイロットが『イーグルドライバー』と呼ばれるのに近い)。
弾丸を電磁力で高速射出する火器。口径120mm。
命中率の高い連射と破壊力の高い単射の2つのモードに切り替えられる。
巡航形態では機首部分を構成する。
両腕内に1本ずつ格納されている近接格闘用のアサルトナイフ。刃を高周波振動させることで切断力を上げている。
また、ビームサーベル開発の副産物として生まれた技術を利用し、刀身から発生したプラズマを剣状にして切り裂くプラズマソードとしても使用可能で、ごく短時間であればGNビームサーベルと切り結ぶことも可能。
コクピット付近に装備された固定武器。ミサイル迎撃や対人戦闘などに使用される。
脚部に格納される内装式や主翼付近や両脚部間に装備する外装式が存在する。
フラッグやイナクトといった、大重量の追加装甲を装備できない飛行型MSに装備される防御用装備。回転させ、適切な角度で弾を跳弾させると同時にプラズマフィールドを展開することで機体を守る仕組みになっている。
ガンダムの機動性に対抗するために、フラッグの設計者であるレイフ・エイフマンが自ら強化改造を行い、たった1週間で完成させたグラハム専用の機体。
背部のフライトユニットを大型高出力タイプに変更し、装甲や燃料をギリギリまで削ることで大幅に機動性が上がっているが、その分素のフラッグに比べて脆くなっている。一応機体全身には黒い対ビームコーティング塗装が施されてはいるが、気休め程度のものである。
エンジンのリミッターを解除することで、一般機と比べて2倍以上の速度を出すことができるが、その間パイロットには最大12Gもの負荷がかかる。
パイロットはグラハム・エーカー。左利きである彼の適性に合わせて、主武装は左腕で保持するように設定されている(これは後のグラハム搭乗機全てにおいて共通)。
アイリス社製の試作リニアライフル。左右のフォアグリップと2連式のストックが特徴。従来のリニアライフルを強化したようなもので、単射モード時にはエクシアを吹き飛ばすほどの威力を持つ。
このリニアライフルは後述のトライデントストライカーに更新されるが、同一デザインの後継型として、"MLR-04 クロスファイア"が存在する。こちらは宇宙用のオービットパッケージ用の装備となっている。
XLR-04の制式仕様版。トライデントの名の通り、60mmの連射式砲口が2門、200mmの単射式砲口が1門の計3門の砲口を持つ。
グラハムの使用する物は隊長機識別用に銃身上面のカバーが青く塗装されている。
グラハム専用ユニオンフラッグカスタムを量産した機体。14機製造され、第8独立航空戦術飛行隊「オーバーフラッグス」に供給された。
グラハム機との相違は以下の通り。
パイロットはハワード・メイスン、ダリル・ダッジ、ジョシュア・エドワーズ等。
グラハム機にGN-XのGNドライヴを搭載した機体。『ガンダムをフラッグで倒す』という誓いを立てたグラハムの希望により開発された。
GNドライヴによる高機動性と格闘戦能力を得たが、急造品であることや無理やりGNドライヴを取り付けたことで機体のバランスが大きく損なわれている。また、唯一の武装であるGNビームサーベルを使用するためには背部のGNドライヴを左肩に接続し、ケーブルによってドライヴとサーベルを直結する必要がある。
スローネアインから鹵獲したもの。使用時には左肩に移動されたGNドライヴとケーブルで直結される。
両脚部に1機ずつ装備される。防御用というよりは姿勢制御用のスラスターとして使用される。
サキガケを超える機体として、ダリルの形見であるオーバーフラッグを母体として開発された機体。開発データはGNフラッグのものも使用されている。
サキガケと同様の鎧武者風の装甲とユニオンのマークを模したGNコンデンサー接続機が特徴。
GNドライヴが2基搭載されており、圧倒的な機動性と二刀流による格闘戦を持ち味とする他、レイフ・エイフマンの資料を元にビリーが開発させたトランザムシステムを搭載している。
左右のサイドバインダーに1本ずつ装備されている。サキガケの物と同じように、日本刀のような形のビームを形成するがより高出力。長さがそれぞれ異なっており、GNロングビームサーベルには「ハワード」、GNショートビームサーベルには「ダリル」の名が刻まれている。
頭部のクラビカルアンテナにGN粒子を集め、リング状にしてから放つ試作兵器。劇中未使用。
頭部に2門内蔵された火器。GN粒子を使用せずに高指向性のレーザーを発射する。
胸部に2門内蔵された火器。主に牽制用だと思われる。
両肩と肘にあるGNフィールド発生装置からGNフィールドを発生させる他、粒子を噴出させることで姿勢制御を行うためのバーニアとしても使用される。
マスラオをさらに発展させた機体。カラーリングが赤と黒からカスタムフラッグ本来の白と黒に戻されている。
頭部クラビカルアンテナの大型化による粒子制御能力上昇、GNコンデンサーの増設による稼働時間の増加など、基本スペックが増加している他、トライパニッシャーのような射撃武装が追加されている。これはブシドーの意思によるものではなく、次期主力機としてのテスト用に装備されたもので、後にブレイヴへと引き継がれることになる。
フラッグに搭載されていたソニックブレイドと同じように、実体剣+ビームサーベルといったコンセプトで制作されたコンビネーションソード。GN粒子をまとわせることでビームサーベルとして使用できる。なおビーム発生機はマスラオの2本のビームサーベルの物をそのまま移植している。
長刀の「シラヌイ」、短刀の「ウンリュウ」の2本で構成されており、連結することで「ソウテン」として使用できる。またその際には後頭部のケーブルが左肩に接続され、GN粒子を直接供給するというGNフラッグの設計を受け継いでいる。
両肩と胸部の装甲を展開し、そこに増設された3つの砲口から中心に粒子を収束、圧縮して放つという試作兵器。
この機体の場合、セラヴィーのハイパーバーストモード時のような巨大な光球を放つ。
「ソウテン」使用時にケーブルから送られる膨大な粒子による左腕の破損を防ぐために採用された装備。
単に防御用の籠手としても使用される。
サイドバインダーの先端部分を武装化したもの。直接GNドライヴから粒子を供給する
展開して敵機を挟んだり、そのまま突き刺したたりと用途は多い。
→ブレイヴ
→ブレイヴ
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最終更新:2024/04/20(土) 06:00
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