プププランドの地面によく刺さっている「アレ」とは、星のカービィシリーズに登場するよくわからないオブジェである。
カービィの草原地帯などによく刺さっているのが見られる、アイスの棒のように先端が丸くなった棒のような板で、フチに沿って内側にも線がある「アレ」である。大きさは遠近法を無視してカービィ一人分ほどの幅であることが多い。
何かと言われれば背景のオブジェとしか言いようがない物体なのだが、その辺に刺さっているだけでカービィっぽくなるという不思議なもの。
初代星のカービィから存在しており、最初のステージであるグリーングリーンズに3本束になって刺さっている。夢の泉の物語になるとものすごい量に増殖しておりグリーングリーンズだけのものではなくなった。また、初代では無地だけだったアレだが斜めストライプや水玉模様のアレが出現した。
やがてグラフィックが進歩するにつれてアレは石のような質感になることが多く夢の泉DX以降の絵画のようなグラフィックになると、これまでのアレとは雰囲気の異なる、傾いた石版のようになって刺さるようになった。
しかしカービィWiiになるとファンシーなグラフィックに戻り、アレも従来のように真っ直ぐ刺さるように戻った。
その後のトリプルデラックスでは今まで一切カービィと触れ合うことのなかったアレについに干渉できるようになった。
アレの近くでビッグバンすいこみを行うと地面から毟り取ることができる。ただし、周囲の土ごと四角く持ち上がるので、土の中でどうなっているかはイマイチよくわからない。
初代の頃はモノクロで無地だったが、少しずつ模様のバリエーションが増えていった。代表的なところでは斜めストライプのアレだが、ほかにも水玉模様のアレや格子状の模様のアレ、石版に見えるアレ、はしごのようにスカスカなアレ、丸い穴が一つ空いているアレ、草やキノコが生えているアレ、中にはごく珍しいアーチ状のアレもある。
初代 | 夢の泉 | SDX |
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カービィシリーズにはアレと共通する長くて先端が丸まったシルエットのオブジェはいくつか存在する。
例えば、アレの初登場でもある初代ではアレな形状の山が登場する。こちらはアレと比べるとかなり大きい。また、同じ任天堂のマリオシリーズにも同じような形状の山が登場する。こちらはマリオ特有の眼が付いていることもある。
マホロアとマルクの前科持ちコンビが「アレ」が食べられると嘘をついたというイラスト付きのエイプリルフールネタで「プププランドの地面によく刺さっている「アレ」」という名前で呼ばれた事でこう呼ばれるようになった。
Twitterでアレに触れるまで25年もの間言及されてこなかったというのもある意味すごい。
開発者の間ではブルボンと呼ばれることがあるらしい。ブルボンが販売しているチョコリエールみたいだからだとか。
余談だが、だまされたカービィとワドルディがアレを囲んでグルグル回るというイラストで、似たような場面がある星のカービィデデデでプププなものがたり20巻のエイプリルフール回を思い出すファンもいる。ただしこちらで囲んでいるものはアレではなく小山。
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最終更新:2024/03/29(金) 09:00
最終更新:2024/03/29(金) 09:00
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