プリンス・オブ・ウェールズ(アズールレーン) 単語

プリンスオブウェールズ

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プリンス・オブ・ウェールズ(アズールレーン)とは、キングジョージ・ザ・フィフス級戦艦2番艦『プリンス・オブ・ウェールズ』をモチーフとしたアズールレーンの登場キャラクターである。

紅茶でも一杯飲んで概要に取りかかろう

ロイヤルに所属する戦艦レアリティSSRCV橋本ちなみ

名前が長いので指揮官の間での通称はPoW。本記事でも基本はPoWと表記する。

軍人らしい物ながらどこか高な感覚を受けるが、一方で仲間を失うことや戦闘に対して抱いている大きな不安が見え隠れする。これは恐らく史実における彼女にちなんだ性格付けと思われる。詳しくは後述。

彼女フッド水着衣装での台詞を聞く限りでは天然タラシのような言動を繰り返している模様。水着フッドに至ってはπタッチ台詞で「PoWはこんなことをしているから王になれない」とダメ出している。

彼女2017年11月9日現在9月に開催されたイベント『努希望と計画』の限定域でのドロップと期間限定建造での先行実装でしか入手できない。

イベント以降始めた指揮官諸氏は今後実装されるのを首を長くして待たれたし。

ちなみに糧食補給などでイカをかじっているアイコンキャラPoW実装デザインである。

よし、このプリンス・オブ・ウェールズの見目、とくと見るがいい

金髪眼の々しい女性。内側にカールした三つ編みカチューシャにしている。

紅白軍服真紅マントを身にい、サーベルを佩いている軍人らしい格好(ただし、胸部の下でベルトをしているため、その大艦巨っぷりもしくは排水量のデカさっぷりが強調されている)。一方下半身はのプリーツスカートニーハイソックスと大変女性らしいもので、ムチムチ絶対領域しい。

また、ショップ水着衣装ウィンザー・サン』が恒常発売されているにゃ

通常衣装と同じく紅白を基調としたビキニ大艦巨砲主義時代の賜物を惜しげもなくしてくれる。ちなみに真紅Tバックである。上もなかなかに際どい。

指揮官、試される時が来たようだ。

ロイヤル艦にしてはしい他所属艦と組むことで価を発揮する。

・味方ユニオン艦一隻につき自身の火力、対、装填、回避を最大5上昇させる『王同盟』

このスキルによってPoW以外の編成をユニオンにすれば4つのステータスを最大25強化することが可

ユニオン艦は一隻で完成したステータスを持った艦が多く、前衛なら三幻神ポートランド姉妹、後衛ならエンタープライズサウスダコタなど自由度が高い編成が可クイーンエリザベスと組ませてPoWに特化するのも手であろう。

四本足の馬も時には転ぶ。今度は挽回しよう

イギリスキングジョージ・ザ・フィフス(以後キング・ジョージ5世と表記)級戦艦の2番艦『プリンス・オブ・ウェールズ』は歴史上重要な役割を担った戦艦である。と、同時に艦史上屈不運艦である。日本艦で分かりやすく例えるなら『青葉大鳳の悪いところを併せたような戦歴』とでも言えばいいだろうか。

ちなみに本来はキングエドワード・ザ・エイスと、なる予定だったが、名前の由来となるエドワード8世が『王冠を賭けた』により退位したことにより、名前PoWへと変更された。

1941年1月19日に就役したPoW5月24日ノルウェー戦で初陣巡洋戦艦フッドをはじめとした重巡2隻、駆逐艦6隻と共にドイツ重巡プリンツ・オイゲン戦艦ビスマルクと交戦する。ドイツ側に戦略を見破られ、ビスマルクを小破させるも、イギリス側はフッドとその乗員1400名以上を失ってしまう。PoW自身も自慢の4連装トラブった上、中破するという大敗を喫した。
この後、ビスマルクは僚艦のキング・ジョージ5世を初めとする味方艦に沈められ、カタキは取ってもらえた。とはいえ、そのビスマルクを沈めるきっかけが攻撃機の当てた一発魚雷(これでビスマルクを壊されて逃げられなくなった)だったことは、結果論だが彼女運命を暗示していたのかもしれない。

8月10日チャーチル首相を乗せて大西洋を渡り、当時のアメリカ大統領ルーズヴェルトを迎え入れたPoW上で8月12日大西洋はカナダニューファンドランド戦後世界構想をめたものである『大西章』が調印される。

9月マルタ支援のため、ハルバード作戦に参加し、成功するが、味方航空機二機を誤射で撃墜するという失態を犯す。

10月チャーチル首相の要望から牽制のために極東へ移動。真珠湾攻撃直後の12月10日巡洋戦艦レパルスと共に運命マレー沖海戦に臨む。

この戦いに際し、山本五十六官は「レパルスは沈められても、PoWは大破が精々だろう」と予想したらしい。当時、作戦行動中の戦艦を撃沈するのはそれほどまでに困難だと考えられており、戦艦を沈められるのは戦艦だけだと考えられていた。

だが現実での決着は一発魚雷だった。

PoWの左舷中央に命中したたった一発魚雷PoWの機は連鎖的に停止。航行はおろか、高すら動かせなくなってしまう。直後15発の魚雷を避けるなど奮戦していたレパルス魚雷5発の直撃を受け、PoW前で撃沈される。その後ただの的と化したPoWも集中攻撃を受けて沈没航空機攻撃によって沈んだ戦艦としては巡洋戦艦レパルスに次いで2番の艦となった(純戦艦としては初)となった。

マレー沖海戦イギリス戦艦二隻を失ったのに対して日本航空機6機のみ。この結果は大鑑巨義の終焉航空機の時代の幕開けという歴史的な結果となった。

ちなみにこの戦いの後、PoWと出撃する巡洋戦艦は必ず沈むというジンクスが生まれたり、部隊名がアルファベット最後の文字であるZ隊にしたのがいけなかったなどと言われたらしい。当時戦艦航空機に破れるのはそれほどまでショッキングな出来事だったのだ。

沈没後、PoWの一部は違法サルベージされ、鉄屑として売られたりしたらしい。不憫すぎる・・・。

なおキング・ジョージ5世戦艦で戦時中に沈んだのはPoWのみで、他の4艦は大戦を乗り越え解体された。さらに1番艦、3番艦はビスマルクシャルンホルストと戦い、勝利した武勲艦である。PoWは泣いていい。

ちなみに、実艦の史実記事が存在するのでより詳しい話を知りたければこちらへ。→プリンス・オブ・ウェールズ(戦艦)

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