ペガサスナイトとは、「ファイアーエムブレム」シリーズに登場する、天馬に乗って戦う兵種である。
天馬に跨り空を駆ける騎士であり、HPや力は低いものの素早さ・技・魔防が高く、高い機動力で戦場を駆け華麗なる技で戦う。
所謂飛行ユニットであり、屋外マップなら高い山、海、川はおろか一部の城壁すら足を取られることなく乗り越えて移動することができる。
反面、地形効果を受けられず弓や風魔法に弱い。
屋外マップなら実質全地形無視と言う騎馬系以上の物凄い機動力を誇り、素早い攻撃ができる反面、守備が低く地形効果もないため弓が来ると一瞬で落とされることから慎重な運用が求められる。
ただし、馬ではないためナイトキラーに特効はない。また作品次第ではアイテムやスキルで弓の特効を無効化できる。
現在、少なくとも味方になるのは女性だけとなっている。
また、ペガサスナイトの三姉妹とそれによるトライアングルアタックはFEの伝統である。
最近は他のクラスも使えたり姉妹じゃないときもあるが。
上級職は通常はドラゴンナイト又はファルコンナイトで、作品によって仕様が異なる。
ドラゴンナイトになると装備がいかつくなり魔防が大きく下がってしまうため「クラス変更」に近かった。
ファルコンナイトの方は天馬騎士であり、ペガサスナイトの特性をそのまま引き継ぐ。
この場合はドラゴンナイトはパワー重視の飛行クラスとして別に独立していることが多い。
敵としては、最近の作品では大群となって押し寄せて来るイメージはあまり無い上、登場機会も少ない。そのせいか影が薄い(あくまで敵として)。
紋章の謎や聖戦の系譜、トラキア776などでは大量発生するマップも存在する。
更に体格やユニットの性質に対して全く合わない鋼の槍を持たされていてかなり攻速落ちしていることが多く、闘技場などでは「経験値の塊、カモ」などと言われてしまっていたりする。味方のときとはえらい不遇っぷりである。
なお、上にもあるように味方としてのペガサスナイトは女性しか登場しないが、紋章の謎までは敵に男性のペガサスナイトもいた。しかし、シリーズが進むに連れて設定の段階で女性専用の兵種となってしまった。
これは同じ伝説の生き物で処女厨で有名なユニコーンと混同しているものと思われる。
ちなみに神話でペガサスに乗ったのは男性のペルセウスである。
余談だが、「ペガサスナイト」は株式会社インテリジェントシステムズの登録商標である。
伝聞や主観が入っているため、加筆求む。
直接戦闘の強さだけでなく、「飛べる」ということのメリットはデカイ。
| 下級 | CC | 上級 |
|---|---|---|
| ペガサスナイト(槍) | ⇒ | ドラゴンナイト(槍) |
記念すべき第一作目のヒロイン・シーダはペガサスナイト。
また、マケドニア王国白騎士団からパオラ、カチュア、エストの三姉妹が登場する。
今作では、ペガサスナイトからドラゴンナイトにクラスチェンジする仕様なのでミネルバもペガサスナイトだったのかもしれないと考えたり考えなかったり。
また、後の作品と異なり魔法防御は高くない。
| 下級 | CC | 上級 |
|---|---|---|
| ペガサスナイト(槍) | ⇒ | ファルコンナイト(槍) |
アルム軍にクレアというキャラが加わり、セリカ軍はアカネイアからご出張の三姉妹が仲間に加わる。
また、上級となるファルコンナイトが登場したのもこの作品から。どのキャラもHP成長率に難があるがCCすると40にまで上がり、かつ魔物に対して特効が付くのでモンスターの相手が多いセリカ軍では非常に強い。
また、弓特攻を食らう機会がたったの1MAPで1人しかいないため、これについて気にする必要はほぼない。
| 下級 | CC | 上級 | 下馬 |
|---|---|---|---|
| ペガサスナイト(槍) | ⇒ | ドラゴンナイト(槍) | ナイト(剣) |
第一部「暗黒竜と光の剣」では第1章からペガサスナイトのシーダが参加、第8章でドラゴンナイトのミネルバ、第11章でペガサス三姉妹の長女パオラ・次女のカチュア、第16章で三女のエストが仲間になる。
第二部「紋章の謎」では第2章でカチュア、第3章でパオラ、第5章でシーダ、第9章でミネルバ、第15章でエストが仲間になる。
屋内MAPでは強制的に下馬しナイト(使用武器:剣)になるというシステムを採用した結果、魔防・移動力が激減するため屋内では使いづらい。反面、弱点である弓の特効を回避することができるというメリットもあるため、弓兵を相手にする場合は屋外マップでも下馬したほうが有利に戦える。
特効を無効化するアイオテの盾が存在するため、それを持たせれば弓を恐れる必要はなくなる。特に第二部では序盤で隠しアイテムとして手に入れることができるため弓を恐れない飛行ユニットを作ることができる。
敵及びチェイニーが変身した時の姿は味方と違うグラフィックになるため、敵のペガサスナイトは男かもしれない。
| 下級 | CC | 上級 |
|---|---|---|
| ペガサスナイト(槍B・剣B) | ⇒ | ファルコンナイト(槍A・剣A・杖C スキル「連続」) |
「紋章の謎」と比べてマップが広くなっているため飛行ユニットの価値は増大。便利で使い勝手が良いので縦横無尽に活躍できるが、その分単独行動が増えがちである。再移動を活かして歩兵が届かない場所から手槍なりで攻撃してまた戻るといった方法も可能。スタート地点から遠く離れた村を襲う盗賊を退治しにいったりということも多い。
また、上級職としてファルコンナイトが復活。杖レベルがC(クロードが親のフィーはB)なので、いざという時には回復役としても活躍できる。
味方としては前半はシレジア四天馬騎士のフュリー、後半は娘のフィー、その代替ユニットのフェミナが加わる。
フュリーは個人スキルで「追撃」を持つが素早さ以外がさほど伸びないため、リングや武器で何かしら補う必要がある。
フィーに関しては魔法系である兄セティとの兼ね合いで父親選びに頭を悩ませることとなるが、フュリーから「追撃」を受け継いでいる上にセティは初期値が高かったりフィーは飛行系というだけで十分に有用なユニットではある。攻略面では魔法系ではレヴィンやクロード、戦士系ではアレクが挙げられやすいい。魔法系の親の場合は力の伸びに悩む事もある(ただしレヴィンが親の場合は10章のイベントにおいて力+5という破格のボーナス効果を得ることができる)。また、間接攻撃の際は魔法扱いとなる剣も存在しているため、魔法系が父親の場合でも強みは存在している。アレクを親にした場合、敵の特効を防ぐ「見切り」スキルを持ったペガサスナイトが誕生するため、弓に関して恐れる必要はなくなる。
フュリーが戦死や未婚(運用上、単独行動が多くなるため未婚で終わる可能性もやや多い)の場合に、フィーの代替で登場するフェミナは「追撃」が無く、ステータスもフュリーに毛が生えた程度しか伸びないが、運の伸びが50%と高いので、20台まで伸びればフィーよりも回避だけは上になれるかもしれない。また、守備力にボーナスが貰えるイベントもある。
ちなみにこの作品での三姉妹のポジションは敵のみで、後半に二組の姉妹が登場する。一組は魔道士三姉妹で、もう一組は終章に登場するメング・ブレグ・メイベルのファルコンナイト三姉妹である。彼女らは耐久無限の大地の剣を持ちステータスはバカ高く「見切り」(特効・必殺・各種剣技無効)などの強力なスキルを持ち、チートキャラと言ってもおかしくない性能を持っている。同じ「見切り」持ちか、バルムンク、フォルセティなどの神器を惜しまないで対抗するのがベターであろう。
上記のキャラクター以外にもフュリーの姉で四天馬騎士の筆頭であるマーニャや、それに続く実力者のディートバやパメラなども登場する。ファルコンナイト三姉妹はシレジアの祖である風使いセティ傍系の血を引いているので、彼女らもシレジア出身なのかもしれない。
| 下級 | CC | 上級 | 下馬 |
|---|---|---|---|
| ペガサスライダー(槍) | ⇒ | ペガサスナイト(槍) | (剣) |
ファルコンナイトは登場しない。ペガサスナイトが上級ユニットとなり、さらにその下級職としてペガサスライダーが登場した。
最初に仲間になるのはシレジアのペガサスライダーのカリンで、ルート選択しだいで敵として登場するミーシャを説得することができる。ミーシャもシレジアの天馬騎士で、前作に登場したシレジア四天馬騎士ディートバの娘である。また、オルエンが自軍にいない場合、カリンはマージナイトのイリオスも説得できる。
両者共に運用方法はさほど変わらない。前半の飛行ユニットはカリンだけであり、彼女の移動力が成長しているだけで非常に便利になるのでレッグリングの使い道に迷ったら彼女でもいいかもしれない。
紋章の謎と同じく下馬システムがあり、ペガサスナイトも城内では剣を使わなければならない。また、今作では魔力=魔防というシステムと下馬によるステータス低下の度合いが変化したので防御面での不安は少ない。
「トラキア776」から追加されたコマンドである「かつぐ」(後の作品では救出)を使って他のユニットを運ぶことが可能。飛行系の場合、城壁や川・海なども超えて味方を運ぶことができるため、地上ユニットの「かつぐ」より重要性は増している。
カリンの愛馬であるエルメスは男性を乗せる事を嫌がるなど、明確にペガサスは女性を好む設定が生まれたのもこの作品からである。
| 下級 | CC | 上級 |
|---|---|---|
| ペガサスナイト(槍) | ⇒ | ファルコンナイト(槍・剣) |
見習いとして傭兵団に所属するシャニー、現役騎士団員のティト、結婚を機に一度退役したユーノのイリア天馬騎士団の三姉妹が仲間になる。
体格システムの影響でペガサスナイトは重い槍を使いこなすことができないため、力も低い序盤は攻撃力と攻速の両立ができず育てにくいが、今作は回避に偏ったバランスであるため、ある程度成長してしまえば安定した2回攻撃と回避率でドラゴンナイトより使いやすい。
しかし、いくら回避が高くとも弓をもらえばほぼ即死することや、ドラゴンナイトのミレディが非常に強いため、慣れないプレイヤーには使いづらいと感じるかもしれない。
また、今作の騎馬ユニットは攻撃以外の行動をした後に移動力が残っていれば再移動ができるのだが、このシステムにより前作の「かつぐ」を引き継いだ「救出」システムと相性がいい。
特に地形を無視できるペガサスナイトは、ドラゴンナイトと並んで救出要員として非常に役に立つ。
キーユニットを一気に大きく移動させたり、複数の飛行ユニットを出撃させて山越えショートカットや、1ターンで闘技場に何度も挑戦するなど、戦闘面よりも有効活用できる場面も多い。
なお本作と後述の「烈火の剣」には、体格+救出=25(女性は20)のペガサスナイト(ファルコンナイト)が存在する。
実は男なのかもしれないがグラフィックや本人の体格は一緒なので馬がゴツイだけか。
| 下級 | CC | 上級 |
|---|---|---|
| ペガサスナイト(槍) | ⇒ | ファルコンナイト(槍・剣) |
それぞれ、気弱なフロリーナ、強気なファリナ、生真面目なフィオーラという構成のイリア天馬騎士団の三姉妹が仲間になる。
ゲームバランスの変化の都合上、封印の剣の時より使いやすくなっている。
特に魔防が重要のヘクトル編ハードではフィオーラが重宝されやすい。ファリナはヘクトル編でのみ仲間になるが仲間にするのに20000ゴールドを要求してくる(値切れない)。しかしそれに見合ったほどの強さがあることは確かである。
なお、エリウッドは長女のフィオーラと、ヘクトルは次女のファリナor三女のフロリーナと結婚エンドがあるため、組み合わせによっては前作主人公ロイとヒロインリリーナがいとこ同士になる可能性がある。
| 下級 | CC | 上級 |
|---|---|---|
| ペガサスナイト(槍) | ⇒ | ファルコンナイト(槍・剣) |
| ⇒ | ワイバーンナイト(槍 スキル「貫通」) |
今回は三姉妹ではなく、二人姉妹のシレーネとヴァネッサ、フレリアの王女ターナが仲間になる。
妹ヴァネッサの方が技と速さが高く、姉シレーネの方は魔防が伸び共にペガサスナイトらしい成長をする。
しかし姉の方は上級加入のため初期値が悲惨である。
(余談だが、ヴァネッサさんはフレリアの王子でターナの兄・ヒーニアスの愛人になったりする)
王女であるターナのほうはファリナ並の成長率で、魔防が伸びない半面力が伸びかなり強い。
今作の新クラス、ワイバーンナイトは紋章の謎のドラゴンナイトに近いデザインで、力・技・速さ上限がファルコンナイトより1高く敵の守備を無視する「貫通」を持っているため非常に強い。魔防が3低く、剣が使えないため武器相性に注意。
今作のトライアングルアタックは始めに敵を挟む2名はペガサスナイトかファルコンナイトである必要があるが、最後に発動するキャラはワイバーンナイトになっていても発動可能である。つまり、ヴァネッサとターナの片方をワイバーンナイトにするとワイバーンナイトになった1名のみが発動でき、両方ワイバーンナイトにすると使用できなくなる。
| 下級 | CC | 上級 |
|---|---|---|
| ペガサスナイト(槍) | ⇒ | ファルコンナイト(槍・剣) |
| クリミア王女(剣・杖) |
特効が3倍ではなく2倍なので、撃墜される危険は少ない。
仲間になるキャラにはマチスの流れを汲むバカ兄貴マカロフを兄に持つ苦労性の脱走兵(笑)ことマーシャ、彼女の元上官で「鬼の副長」と呼ばれる上級加入のタニスがいる。
後者に関しては「蒼炎の軌跡」限定ではあるが友軍の天馬騎士(銀槍ファルコン、鋼槍ペガサス、手槍ペガサスを3体ずつ)を最大6体まで召還できる「援軍」のスキルを扱えた。
この「援軍」スキルは大変強く、しかも難易度による補正を受けるためマニアックモードだとレベル1で技速さがカンストしているというあまりにも強いファルコンナイトが来たりする。その便利さは『タニスは「援軍」が本体』とまで言われるほど。
また、ストーリー上重要な役割を持っているクリミアの王女エリンシアもペガサスナイト系である。
特定のイベントをこなす必要があるがトライアングルアタックは健在。
| 下級 | CC | 上級 | CC | 最上級 |
|---|---|---|---|---|
| ペガサスナイト 天馬騎士(槍) |
⇒ |
ファルコンナイト 聖天馬騎士(槍・剣) |
⇒ |
エンリルナイト 神天馬騎士(槍・剣 奥義「叫喚」) |
| クィーン 女王(剣・杖 奥義「叫喚」) |
マーシャ、タニス、エリンシアに加え一部の間で「おっぱい隊長」と呼ばれている神使親衛隊隊長シグルーンも仲間になる。
今作では弓兵が強くなり、特効が「武器威力3倍」に戻った上に、「威力が超高いが『力』が反映されない」ボウガン系が登場したことで、ボウガンを食らうと即死しかねない事態になってしまった。
しかも、この状況下でライバルであるドラゴンナイト系の弱点が「弓、風特効」から「雷特効」に変化したため(敵の雷使いはサンダーマージ系のみで、ほとんど出てこない)異常なまでに強くなった結果、ものすごく使いにくくなってしまった。
ただ、この作品は特攻を防ぐスキル「練達」が存在するため、やりようによってはこの弱点は十分に補うことができる。
立場的にも、ドラゴンナイト系のジルとハールが序盤→3章と2章→3章と長い間使えるのに対し、彼女たちは2章と3章後半でやっと仲間になるという扱いである。
また同じ飛兵の鷹ラグズが強いことも影の薄さに拍車を掛けている。
ただし、魔防が重要な終章では活躍できる。神ですらトライアングルアタックは防げないのだ。
| 下級 | 上級 | 兵種タイプ |
|---|---|---|
| ペガサスナイト(槍) | ドラゴンナイト(槍・斧) | C |
| ファルコンナイト(槍・剣) ※天空のムチ使用時 |
D |
やはり空が飛べるというメリットは大きく、ヒロインのシーダ、上級加入のミネルバ、その部下の三姉妹も強い。
力が伸びずトライアングルが使えないため、火力不足で三姉妹の下位互換になりがちだったシーダだが、専用武器として追加された「ウイングスピア」が文句無しに強力な為に大幅に補強された。武器の性能もさることながら、特攻までついてた結果、練成との相乗効果で上級すら単騎で屠る実力を持つ強キャラへと変貌した。ただし激変したのは攻撃面だけなので過信はできない。
リメイク前のドラゴンナイトはペガサスナイトの上位職なので使用武器「剣・槍」だったのだが、最近の作品の影響で使用武器が「槍・斧」に変更され、上限値も速さが低く攻守に優れる調整のため、パオラは丁度良い感じになるが速さが伸びまくるシーダには少し分が悪い。もう一つの上級職であるファルコンナイトはwifi限定のオマケで、剣・槍を使い速さと魔防が少し高く攻守が低め。ファルコンナイトも兵種変更は可能でドラゴンナイトの部分がファルコンナイトに入れ替わる。
兵種変更により様々なユニットがペガサスナイトになれるようになったが、かなり戦略上の意味は大きい。
ジェイガンなどの初期上級職をドラゴンナイトにすれば高い機動力で盗賊から村を守らせることができ、初期ペガサス勢を他のクラスにすることで無理なく三姉妹を使用できる、というか変更先のキャラを食える性能になる。
余談だが、ミネルバはこの武器変更の影響を大きく受けており、槍より斧の方が得意になった上に神器に匹敵する最強の斧「オートクレール」を装備して登場する。
一方、兄であるミシェイルは斧A槍Bでありながらどの難易度でも槍しか装備していない。
| 下級 | 上級 | 兵種タイプ |
|---|---|---|
| ペガサスナイト(槍) | ドラゴンナイト(槍・斧) | C |
| ファルコンナイト(槍・剣) ※天空のムチ使用時 |
D |
今回は天空のムチを作中でも拾うことができる他、ファルコンナイトの素早さが25から26になって少し強くなった
また、広い平原が多く弓兵が少ないため飛行ユニットは元気よく飛び回ることができる。
新・暗黒竜同様ヒロイン(光)のシーダ、三姉妹のパオラ、カチュア、エストが仲間になる。
上級加入のミネルバはドラゴンナイトである⇒ドラゴンナイト(ファイアーエムブレム)
例によって三姉妹の性能が抜群に高く、パオラ、カチュアは序盤で仲間になる。
パオラは全体的に初期値が高く、特に力が伸び攻撃力が抜群だが速さや幸運が伸びにくいため注意が必要、ドラゴンナイト以外では剣士やアーチャーにすると速さを補うことができ強烈な攻撃力を発揮する。
カチュアは相変わらず反則的なレベルでバランスが取れており、物理職なら何にしても最強クラスになる。
エストは全キャラ中最高の成長率で育ち切れば最強。しかし、加入が遅く経験値を喰わせて育てる必要がある。
シーダは相変わらず偏りまくっているが力以外は標準以上の性能を持っており、支援効果を与える相手が多い。プロローグ3で第七小隊の相手を務め、章終了時に自ら助力を提案し初めての助っ人となってくれるが、その後の一連の過程がそのまま仲間を増やすことの重要性の説明になっている。
また、兵種変更については下級にソシアルナイトが追加されたのが大きく、ペガサスナイト同様槍を使用できるため飛ばなくていい時はソシアルナイトにしておけば安全に運用できファルコンナイトにすると武器レベルが無駄にならない。また、ソシアルナイトにはHP、力、守備の成長率があるためシーダをこれで育てると一回り強くなる。
| 下級 | CC | 上級 |
|---|---|---|
| ペガサスナイト(槍) | ⇒ | ファルコンナイト(槍・杖) |
| ⇒ | ダークペガサス(槍・魔法) |
今回は早期に仲間になるメインヒロインと思しきスミア、少し後に仲間になる今回のカチュア枠のティアモの2名と、子世代としてスーパーヒーロー(自称)のシンシアが仲間になる。さらにクリア後の配信マップで、本編で暗躍していたインバースを仲間にできる。
今回もペガサスナイト系は女性のみで、息子には違うクラス(多くの場合戦士や蛮賊など)がかわりに継承される。
逆に男性側専用の戦士・蛮族などは、ペガサスナイトとして娘に継承されることがある。
ペガサスナイトで習得できるスキルは、ステータスが底上げできる「速さ+2」と、周囲3マス以内に仲間がいない時にHP20%回復できる「リフレッシュ」であり、速さと最低限の回復手段を得られる。そのため、序盤から2回攻撃を行いやすく、力の低さを補うこともできる。「リフレッシュ」は山などのように他のユニットが来れない場所での回復としても使うことができる。
上級職は毎度おなじみのファルコンナイトと新クラスのダークペガサスの2つとなり、前者であれば杖が、後者であれば魔導書を使うことが可能となり、魔力の価値が出てくる。
ファルコンナイトの場合は、ヴァルキュリアと同様に高い機動力を活かした回復力として活用できる。もっとも、ヴァルキュリアの場合は必然的にトルバドールを経験しているだろうから杖レベルが高いと思われるが、ファルコンナイトの場合は杖Eであることも多いため、即回復役として活用させるのは難しい。
フリーマップの活用に厭いがないのであれば、ライブやレスキューを用いて杖レベルを上げておくと良いだろう。お金に余裕があればレスキューを使うことでレベルを上げるのも容易である。
ファルコンナイトで習得できるスキルは、1ターンのみ周囲の味方の速さを4上げる「速さの叫び」と、槍使用時に力(しびれる槍のみ魔力)を+5する「槍の達人」である。前者はあと少しで追撃できない時や、追撃される時などに、後者は純粋な攻撃力強化ができる。
そして今作での新クラスのダークペガサスは念願の魔導書が利用できる飛行ユニットである。ステータスが偏っているキャラクターの場合、魔法によるダメージはあまり期待できないかも知れないが、アーマーナイト系などのように(力が低い)ペガサスナイト系には不利な相手とも戦いやすくなるのが魅力となっている。特に終盤になるほどアーマーナイト系は守備力特化、魔法系は魔防特化となる傾向が強いため、このように両方に対応できるのは大きなメリットである。
ダークペガサスが習得できるスキルは、1ターンのみ周囲の味方の移動を1上げる「移動の叫び」と、こちらの攻撃で敵を仕留めた場合1度だけ再行動ができる「疾風迅雷」である。
前者のスキルは1ターンしか効果が無いためやや使いにくいが、後者のスキルの威力は絶大であり、条件さえ満たせば100%発動できるため、敵を攻撃して一撃離脱したり、そうでなくとも2体の敵を1ターンで仕留められたりと、使い所はかなり多い。「疾風迅雷」を習得している味方とダブルしていれば最大で1ターンで3回行動できる上、踊り子の支援を使えば更に行動回数を増やすこともできる。
ペガサスナイトという職業が女性のみという制約があるため、習得できるキャラクターは自ずと限られてくるが、ペガサスナイトに就けるキャラクターであれば全員に覚えさせたいと言っていいほど役立つスキルである。特に子世代の場合、男性は当然自力取得できない事から継承の筆頭候補とされる事が多い。
最初からペガサスナイトのキャラクターの特徴としては、スミアは力や守備力が伸びにくいが速さや技がコンスタントに伸びるタイプで、シスター/アーマーナイトにもなれるのでアーマーで力や守備を鍛えたりシスターで武器レベルを活かしたりできる。バトルシスターで「回復」のスキルを得てターンごとにHPを回復すれば安心感も増す。
ティアモはバランス型…というか万能型でガンガン伸びていく、さらに傭兵/ダークマージと今作の強クラスをことごとく備え、「弓殺し」「魔殺し」で撃墜対策も万全とまさに完璧な性能で、親世代ではトップクラスな性能を持っている。
シンシアは両親によって初期値や成長率が変わるが基礎性能は母親同様で、そこにそのまま父親のステータスが乗ってくる感じなので親以上に強くなることは容易である。
インバースは闇の魔導書を使用可能になる貴重なスキル「暗闇の加護」を持ち、クリア後加入のため高いステータスを持つが、ルフレ以外と支援できないのが欠点。
他にも、ルフレ(女)、リズ、マリアベル、オリヴィエ、サイリ、エメリナはチェンジプルフを用いる事でペガサスナイトになれる。特にリズとマリアベルは魔力や杖レベルが高くなるため、ファルコンナイト・ダークペガサス共に活躍できるだろう。また、彼女たちの子供(マーク(男)、ウード、ブレディ、アズール)は揃いも揃って男であるため、疾風迅雷は自力取得できない。母親からこれを継承させたい、という強い思い入れがあるスキルがないのであれば疾風迅雷を継承させることをオススメする。
また、ソワレ、サーリャ、ノノの場合、自身はペガサスナイトになれないが、夫をルフレ(男)、ガイア、ドニのいずれかにすれば、生まれてくる娘(デジェル、ノワール、ンン)はペガサスナイトになれる。疾風迅雷を覚えさせたいのならば、この3人の結婚相手はこの3人の中から選ぶと良い。ただし、ルフレの性別を女にした場合、1人はどうしても余ってしまうので要注意。
なお、セレナやマーク(女)はチェンジプルフでペガサスナイトになれるため、疾風迅雷は自力習得可能。
ルキナの場合、クロムの結婚相手をソワレまたはMOB村娘にしなければペガサスナイトになれる。
それ以外のキャラクターはどうやっても疾風迅雷の習得はできない。
なお、今作では弱点は獣&飛行系の2種類となってしまっているため、弓だけでなくビーストキラーにも細心の注意を払うこと。風魔法については素の威力が低いため、特効になってもそれ程驚異にはなりにくいが、ビーストキラーと弓は素の攻撃力が高いため、一撃で倒されることも珍しくない。逆に敵として出てくる場合にもビーストキラーやレイピアが有効な点は覚えておいて損はない。なお飛行の特効については、有料ではあるがDLCの『紅対蒼 決戦編』で取得できる"アイオテの盾"を使って防ぐこともできる。
チェンジプルフを使って育成をするつもりであれば、「弓殺し」を覚えられれば弓の脅威を激減することができる。もっとも親世代でこれができるのはティアモとルフレ(女)のみである。
なお、余談ではあるが、インバースが闇の魔導書を使ってくることと、ダークペガサスという職業名から、ダークペガサスは闇の魔導書を利用可能と勘違いされる場合があるかもしれないが、ダークペガサスは基本的には闇の魔導書を使うことはできないため、期待して肩透かしを食らわないように。
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最終更新:2025/12/08(月) 02:00
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