ボカロ古楽(ボカロコガク)とは、狭義では「VOCALOIDによる古楽演奏」を指し、古楽演奏の一形態である。
また、広義では「古楽の運動論の一表現スタイルにVOCALOIDを利用したもの」といえる。
VOCALOIDによる古楽を語る上で、古楽とは何か、という命題を避けて通ることはできないであろう。
古楽(コガク、英:Early Music)とは、バロック音楽・ルネサンス音楽など、いわゆるクラシック音楽というものが確立する以前の古いヨーロッパの音楽。その中でも特に、作曲当時の楽器(古楽器)や奏法を再現した「ピリオド演奏」を指して、古楽と呼ぶことが多い。
バロック時代以前の西洋音楽としては、主に以下を揚げることができる。
ボカロ古楽とは狭義では「VOCALOIDによる古楽演奏」を指し、古楽演奏の一形態と定義する。
しかし、ここで述べた古楽とは、演奏そのものを指すのみならず、古楽器を用いる音楽スタイル、あるいは古楽的な演奏解釈・アプローチといった、古楽の運動論全体を指す。よって、ボカロ古楽とは、広義では「古楽の運動論の一表現スタイルにVOCALOIDを利用したもの」と定義する。
なお、古楽の運動論全体を指す以上、楽曲の作曲年代によらず、古楽的アプローチによる楽曲であれば、ボカロ古楽の名を掲げるに値する。近現代の楽曲を古楽器や古楽的奏法によってカヴァーするもの、あるいは古楽的アプローチによって演奏されるオリジナル曲やアレンジ曲などもまた、ボカロ古楽を名乗るに値するといえるだろう。
年代ごとに代表的な作品を以下に揚げる。
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最終更新:2024/04/25(木) 02:00
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