マキシマムセキュリティ(Maximum Security)とは、2016年生まれのアメリカ合衆国の競走馬である。牡・鹿毛。
父*ニューイヤーズデイはブリーダーズカップ・ジュヴェナイルの優勝馬だが種牡馬としては結果を残せず(のはずだった)、ブラジル経由で2020年現在日本で供用されている。
母Lil Indyはジョッキークラブゴールドカップ連覇などG1を3勝しているFlat Outの半妹。
マキシマムセキュリティはウェスト夫妻によって生産・所有され、高い勝率を挙げることで知られるサーヴィス調教師に預けられた。
マキシマムセキュリティは2歳時には様々な身体的問題を抱えていてたが、12月の未勝利戦でデビューすると9馬身3/4差で勝利した。この勝利で多くの買い手がついたが、ウェスト夫妻は断っている。
3歳になってからオプショナルクレーミングを2連勝するとフロリダダービー(GI)にも勝利し、ケンタッキーダービーへの出走権を得ることになった。
ケンタッキーダービー(GI)では泥だらけの不良馬場でレースが行われた。マキシマムセキュリティが1馬身差で逃げペースを作る展開となったが、直線に入る前のコーナーで外に膨れ、多くの出走馬に影響を与えてしまった。騎手によると「直線に入るときに大歓声で馬が驚いてしまった」のこと。マキシマムセキュリティは1着入線したが、審議の末に17着に降着となった。1世紀以上続くケンタッキーダービーの歴史の中で1着入線馬が降着するのは初となった。マキシマムセキュリティ陣営は不服申し立てをしたが、「偉大なる2分間」を長引かせるわけにはいかないとして結果が覆ることはなかった。
マキシマムセキュリティはケンタッキーダービー以降のプリークネスステークス・ベルモントステークスといった過酷なレースを避け、ペガサスステークス(L)に出走したが2着に敗れた。そのあとハスケル招待ステークス(GI)に勝利し復活を遂げた。ペンシルバニアダービーに出走を予定していたが、疝痛のため出走を取り消した。さらに大事をとってブリーダーズカップも回避することになった。しかし、かわりにボールドルーラーH(GIII)に出走し、これに勝利した。すでに一流馬の扱いだったマキシマムセキュリティがブリーダーズカップに出走せずにGIIIに出走したことについては批判の声もあったが、ウェスト夫妻は正しい選択をしたと語っている。マキシマムセキュリティは12月のシガーマイルH(GI)を勝利した。
マキシマムセキュリティは三冠レースとブリーダーズカップを勝利していないもののケンタッキーダービーの1着入線降着と底知れない能力を評価されたのか、この年の最優秀3歳牡馬に選定された。
| *ニューイヤーズデイ 2011 鹿毛 |
Street Cry 1998 黒鹿毛 |
Machiavellian | Mr. Prospector |
| Coup de Folie | |||
| Helen Street | Troy | ||
| Waterway | |||
| Justwhistledixie 2006 黒鹿毛 |
Dixie Union | Dixieland Band | |
| She's Tops | |||
| General Jeanne | Honour and Glory | ||
| Ahpo Hel | |||
| Lil Indy 2007 栗毛 FNo.1-n |
Anasheed 2000 栗毛 |
A.P. Indy | Seattle Slew |
| Weekend Surprise | |||
| Flagbird | Nureyev | ||
| Up the Flagpole | |||
| Cresta Lil 1986 鹿毛 |
Cresta Rider | Northern Dancer | |
| Thoroly Blue | |||
| Rugosa | Double Jay | ||
| Rose |
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最終更新:2025/12/07(日) 17:00
最終更新:2025/12/07(日) 16:00
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