マヌエル・ノイアー(Manuel Neuer,1986年3月27日 - )とは、ドイツ出身のプロサッカー選手である。ドイツブンデスリーガ、バイエルン・ミュンヘン所属。ポジションはゴールキーパー。
2014年現在、多くのメディアやサポーターから「世界最高のゴールキーパー」と目されている選手である。
ドイツの強豪、シャルケ04ユースの出身。2006年にシャルケでブンデスリーガデビューを果たすと、若干20歳にしてあっさりレギュラーを奪取。翌2007-08シーズンにはリーグ全試合出場を果たすとともにシャルケをクラブ史上初のチャンピオンズリーグベスト8に導く大活躍を見せ、瞬く間にドイツを代表するゴールキーパーに登りつめる。ユース生え抜きであるクラブの象徴的選手として、過激なことで知られるシャルケのサポーターから絶大な支持を得ていた。
2010年からシャルケでチームメイトとなった日本の内田篤人とは非常に仲が良く、練習中やプライベートでしょっちゅうイチャイチャしている様子はその手のお姉さま方から非常に人気があったとかなんとか。
2011年にバイエルン・ミュンヘンに移籍。シャルケのサポーターからは「史上最大の裏切り者」として空前の大バッシングを受け、またバイエルンのサポーターもあまりにシャルケのイメージが強すぎるノイアーの獲得に対し当初反発していたが、ハイパフォーマンスを見せてそれらの反発を一蹴。移籍2年目の2012-13シーズンにはリーグ戦、ドイツカップ、UEFAチャンピオンズリーグの三冠制覇に大きく貢献し、一躍レジェンドの仲間入りを果たした。
2008年にドイツ代表へ初召集。長年にわたりドイツのゴールマウスに君臨してきたオリバー・カーン、イェンス・レーマンの2人が揃って代表を退く中で、新世代のGKとして早くから期待を受けた。
2010年の南アフリカワールドカップでは当初第3GKの扱いだったが、大会半年前に正GKだったロベルト・エンケが鬱病により自殺するというショッキングな出来事が発生。更に第2GKで同世代のライバルだったレネ・アドラーも怪我で離脱し、急遽レギュラーとして大舞台に臨むことになったが、大活躍を見せてドイツの3位入賞に貢献。以降完全に正GKに定着し続けている。
キャッチングやハイボールの競り合い、コーチングなど、GKに必要とされるあらゆる強さを兼ね備えているが、ノイアーのプレースタイルで群を抜いて際立つのが、果敢な飛び出しと圧倒的な足元の技術である。
そのプレーエリアはゴールキーパーとしては異常に広く、的確な判断力で、ピンチとみれば躊躇なくペナルティーエリアを飛び出し足や頭でボールをクリアする。もちろん1対1にも強く至近距離では神技のようなシュートストップを見せるが、ノイアーはむしろ、そうした決定的得点機が発生する前にその芽を摘み取ってしまうGKである。更に正確無比なキック精度を有し、前線へのロングフィードはもちろんショートパスの組み立てにも参加して攻撃の基点となる。
ノイアーのスタイルはGKというより「GK兼リベロ」「11人目のフィールドプレーヤー」と呼んだ方がしっくりくるものであり、単なるシュートストッパーではなく攻撃能力が求められる、現代的なGKの理想を体現した選手であると言える。
うっちーとの絆。
ノイアー驚異のプレーエリアを体現する動画。
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最終更新:2025/12/07(日) 22:00
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