マリアン・E・カール(Marian E Carl)とは、「ストライクウィッチーズ」の登場人物である。CV.藤村歩。
モデルはアメリカ合衆国海兵隊のパイロット、マリオン・ユージン・カール。
ミッドウェー海戦で初陣を飾り、ガダルカナル島で笹井醇一を撃墜するなどの戦果を挙げる。撃墜数18.5。
戦後はヘリ操縦を経てジェット部隊の指揮官となり、速度記録、高度記録を樹立するなど活躍。1973年に少将で退役し、1998年死去。
長い金髪にクールな目つきで令嬢の風を漂わせる少女。青いリベリオン海兵隊ウィッチの制服を着用する。
しかしその実、生まれは農家の大家族という生真面目な努力家で、口もひどく悪い。しかも海兵隊生活でスラングに磨きがかかっている模様。その上かなりの貴族嫌いであり、506A部隊の貴族ウィッチに対しては部隊編成時の確執もあって散々に罵倒して憚らない。
能力としては高い射撃技倆を誇り、地上攻撃でも評価される優秀なウィッチ。
固有魔法の「加速」からもわかるようにスピード狂の一面もあり、メカニック関連の知識を活かしてしばしば愛機を整備・改良している。
リベリオンの農家の娘として生まれ苦学して機械工学と航空力学の道に進んだが、魔力の発現によってウィッチとなった。費用の掛からない海軍の訓練学校に入校すると、高い能力を見込んでの特別任官を断りあえて正規の教育を受ける。訓練校では制空戦闘のみならず地上攻撃にも適正を見せたため、海兵隊航空団に配属されることとなった。任地は紅海方面で、初陣、初撃破ともに同地で挙げることとなる。
のちに大尉に昇進し、扶桑皇国との連絡任務で横須賀に着任。これは上陸支援部隊の新設に関する研究のためで、扶桑海軍側のカウンターパートとなった竹井醇子という知己を得た。この研究はのちに扶桑とリベリオンの空母航空隊からなる第508統合戦闘航空団<マイティウィッチーズ>という形で昇華することとなる。
扶桑での任務を終えた後は大陸逆上陸作戦に備えて欧州戦線へ移動し、ガリア方面に新設された第506統合戦闘航空団<ノーブルウィッチーズ>設立にあたってリベリオンの影響力確保のため参加。「貴族ウィッチによる部隊」という506JFW計画当時の方針との対立によるブリタニアの反対などの末、ジーナ・プレディ中佐の率いるマリアン含むリベリオンウィッチは各国の貴族ウィッチのA部隊とは別にB部隊としてディジョンに基地を置くこととなった。
506B部隊の同僚であるジェニファー・J・デ・ブランクは同じ海兵隊仲間で、お嬢様育ちのジェニファーに料理を教えている。悪戯好きのカーラ・J・ルクシックの被害も受けている。A部隊の貴族ウィッチの面々は基本的に大嫌いだが、黒田那佳に限ってはそのドジっ子ぶりを発揮した初対面とまったく貴族らしからぬ庶民的バイタリティに押され、しぶしぶながら認めているようだ。
その他、同じリベリオンでは、陸軍航空隊のスピード狂たるシャーロット・E・イェーガーとスピード狂同士の交友があり、スピード記録への挑戦のためにシャーリーに機体運用について教えを受けたことがある。シャーリーが非公式に達成した音速突破についても意識しているところがあるらしい。
扶桑海軍の竹井醇子とも親しく付き合う仲で、扶桑駐在時には機材テスト名目の模擬戦で対決したことがある。両者全力を尽くした末、試合結果はマリアンの辛勝であった。
B部隊に所属することから「劇場版」には登場せず。ただしビジュアルは同作の公式ファンブックが初出となる。
その後、『ワールドウィッチーズ』や小説『ノーブルウィッチーズ』シリーズに登場。第4巻「第506統合戦闘航空団、暗雲!」同梱オリジナルドラマCDでは藤村歩が演じることとなった。
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最終更新:2024/04/23(火) 23:00
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