マリオパーティ スターラッシュとは、任天堂から2016年に発売されたニンテンドー3DSのゲームソフトである。
マリオパーティ スターラッシュ |
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基本情報 | |
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ジャンル | パーティゲーム |
対応機種 | ニンテンドー3DS |
開発元 | 任天堂 |
発売元 | 任天堂 |
発売日 | 2016年10月20日 |
価格 | 5,076円(税込) |
対象年齢 | CERO:A(全年齢対象) |
その他 | |
ゲームソフトテンプレート |
マリオパーティシリーズ14作目、携帯機において4作目となる作品。
テンポの良さを重視した作品でメインとなるモードは全て、参加者全員が同時に行動をするものとなっている。
本作ではミニゲームが53種類用意されており、構成は通常(26種)、コイン(12種)、ボスバトル(12種)、クッパサバイバル(3種)となっている。本作では最初から全てのミニゲームを自由に遊ぶことはできず、各モード内で1回以上プレイしてアンロックする必要がある。
多人数対戦では、本作のソフトを1人しか持っていなくても他の人が3DSに対戦専用ソフト(無料)をダウンロードしていれば制限無しで遊ぶことができる。もちろん、対戦版がなくてもダウンロードプレイで遊ぶこともできる。対戦用ソフトとの対戦とダウンロードプレイでの対戦は同時にできないので対戦版を使用するときは全ての3DSに対戦版を入れておく必要がある。
操作できるキャラクターは12人で、後述するキノピオパレードではキャラクターごとにサイコロの出目に特徴がある。
また、キノピオ以外のキャラクターには特殊能力が備わっており、能力を使うとコインを5枚もらうことができる。
全部で7つのモードが収録されている。
メインとなるキノピオパレード、コインアスロン、バルーンマッチはダウンロード対戦に対応。
本作のメインとなるモードでボスに奪われたスターを取り戻すのが目的。このモードではキノピオが初期キャラとなる。
ステージの数は練習ステージを含めて15種類。ダウンロード対戦時は3種類のステージを選択できる。
ボスがステージのどこかに出現するのでボスのいるマスまで向かい、ボスバトルミニゲームで対決する。
各ステージごとに設定されているボスの数(2~5)だけ繰り返し、最後のボスを倒したところでゲームは終了する。
最終的に1番多くスターを持っているプレイヤーが優勝。同じ枚数の場合はコインの枚数で順位を決める。
スターはボスバトルで入手する以外に、持っていたコインをスターに変換する事でも入手できる。
コイン10枚でスター1枚と交換できる。交換はゲームの1番最後に自動で行われるので
スターをゲットできなくてもコインをたくさん集めていれば逆転できるチャンスはある。
残りボス数が1になるとラストスパートになる。最後のボスバトルミニゲームはもらえるスター、コインが2倍となる。
また、最下位のプレイヤーに救済としてプレゼントが与えられる。
プレゼントは4枚のカードから1枚選択する形式になっているがどのカードを引いても結果は同じで以下の通りになる。ただし、最下位が2人以上いる場合は例外である。
ボスバトル回数が5回となっているステージでは5戦目にクッパが登場する。
誰かがクッパのいるマスに到達した段階で最もクッパから離れているプレイヤーにはペナルティが発生する。
ただし、ペナルティを受けるプレイヤーの所持スターが0枚の場合は救済としてスターを1つもらえる場合がある。
このモードではボスバトルミニゲーム後に出現するコインバルーン、うばいあいバルーンを入手することでミニゲームが発生する。
どちらのバルーンも入手したプレイヤーにコイン2枚のボーナスと、ミニゲームの選択権が与えられる。
コインバルーンは赤色の風船でミニゲームの順位に応じてコインがもらえる。1位から順に5,4,3,1枚で同率はあり。
奪い合いバルーンは青色の風船で勝者1名が好きなライバルから好きな仲間を1人奪うルールになる。
勝者が複数人だった場合はカードを選ぶ運任せのゲームで決着をつける。
4人全員が勝者だと「ひきわけ」になるがこの場合でも決着をつける。
余談だが、本作のCOMは運任せミニゲームを意図的に避ける傾向がある。
最初の操作キャラはキノピオだが、途中でマリオ達が出現しすれ違うと仲間にすることができる。
操作キャラをキノピオから仲間に交代できる。交代するとそのキャラのサイコロと能力を使用できる。
仲間にしたキャラクターはボスバトルミニゲームに参加してプレイヤーを手助けしてくれるほか、移動する際に1か2の出るサイコロを振って移動の手助けもしてくれる。
連れて行くことのできる仲間は最大4人で1試合に登場する仲間は最大7人。
ステージによって人数は異なるが、練習ステージや特殊なギミックのあるステージを除けば6人か7人である。
ライバルと同じマスに止まると「うばいあいバトル」が発生する。
このバトルに勝つとライバルから1人仲間を奪うことができる。
仲間を連れていないライバルに勝った場合はコインを2枚もらえる。
また、同じマスに止まらなくてもアイテムのけっとうてぶくろを使用すれば仕掛けることができる。
ライバルから奪う手段としては前述した「うばいあいミニゲーム」もある。
キノピオパレードで登場するアイテムは全部で9つ。
各プレイヤーは2つまで持つことができ、サイコロを振る前に使用する。
アイテムはアイテムマスに止まるほか、一部のステージにあるアイテムショップで購入することができる。
アイテムショップの品揃えは
(ダッシュキノコorパワフルダッシュキノコ)+(ダブルサイコロorけっとうてぶくろ)+2ばいカードとなっている。
最後のボスを倒した後にボーナスコインの発表が行われ、該当者はコインを5枚もらうことができる。全部で8種類。
8つあるボーナスだが使用されるボーナスは1試合で3つであり、選抜方法にルールがある。
ゆっくりボーナス、ひとりたびボーナス、よりみちボーナスからランダムで2つ選ばれる。
上記3つ以外の5つから1つがランダムで選ばれるようになっている。
8つあるボーナスとは別に「ラッキーフレンドボーナス」が存在する。
登場した仲間キャラクターがランダムで1人選ばれ、そのキャラクターを連れているチームにコイン5枚が与えられる。
コインを使った周回制のレースゲーム。アイテムでの妨害や逆転もあり、マリオカートにちょっと近い。
コイン1枚でキャラクターが1マス進み、規定周回数最初に周ったプレイヤーが勝者となる。
周回数は3,5,7のいずれかで90マスで1周分となっている。
最初にミニゲームが3つ指定され、3つのミニゲームをローテーションでプレイする。
ミニゲームは全て制限時間が1分となっており、レベル1からレベル3まで存在する。
レベルが高いほど稼げるコインの枚数が多くなる傾向にあるが難易度も当然高くなる。
ミニゲームが終了するたびに、最もコインを稼いだプレイヤーにボーナスとしてコイン3枚が与えられる。
コインを15枚取るたびにミニゲーム内のどこかにアイテムボックスが出現し、入手すると使用できる。
アイテムについては後述する。
周回数が5,7になっている場合は途中でクッパが乱入し、サバイバルミニゲームを仕掛けてくる。
クッパが登場するタイミングは周回数が5の場合は1位のプレイヤーが3周目に入ったとき、7の場合は1位のプレイヤーが5周目に入ったときとなっている。
生き残ることができなかったプレイヤーはペナルティとして後ろに戻される。
早く脱落したプレイヤーほど後ろに戻されるマスが増える。最大で15マス。
コインアスロンでは7つのアイテムが登場する。
アイテムは1つしか持てず、アイテムを所持している時はコインをどれだけ稼いでもアイテムボックスが出現しない。
コインを集めてスターと交換する、マリオパーティでは定番となっているルールで対決するモード。
ルールそのものは定番だが、全員が同時に移動するシステムなので従来と違った面白さがある。
ステージは全部で3種類。
キノピオパレードではキャラクターごとにサイコロの違いがあったがこのモードでは全員がノーマルサイコロを使う。
サイコロだけでなく特殊能力を使用する環境もないため、キャラクターに性能差はない。
最初に設定したターン数だけ移動し、コインを集めながらステージ上のどこかにあるスターバルーンを目指す。
スターバルーンを入手するとコイン10枚でスター1枚と交換することができる。
1回の交換で最大3枚(2ばいカード所持で6枚)まで交換が可能。
キノピオパレードと同じく、1番多くスターを持っていたプレイヤーが勝者となる。
スターの枚数が同じ場合はコインの枚数で決着をつける。
うばいあいバトルに関する点もキノピオパレードと同じ。
ただし、賭けるものは3コインとなっておりあまり重要な要素ではない。
アイテムもキノピオパレードと同じものを使用する。
ただし、2ばいカードはミニゲーム発生時ではなくスターバルーン入手時に使用するアイテムになっている。
さらに、2枚同時には使えず通常のコイン枚数で2倍のスターがもらえるわけではないので注意。
残りターン数が少なくなるとラストスパートになる。最下位のプレイヤーに2ばいカードが与えられる。
キノピオパレードと共通する点が多いが、最大の違いとして「ゲーム終了時にコインとスターの交換は行わない」点が挙げられる。
キノピオパレードではコインをたくさん持つことで逆転が可能だったがこちらでは逆転できないのでコインを持て余すと残念な結果になってしまう。
ステージ上にあるコインバルーンを入手するとミニゲームが開始される。
コインバルーンを入手したプレイヤーにはボーナスコインとミニゲーム選択権が与えられる。
コインバルーンはステージに2つ存在する。
1ターンで1つとられた場合は通常のミニゲームが発生するが、2つとられた場合はボスバトルミニゲームが開始される。
ボスバトルミニゲームは2VS2で行われ、組み合わせは1位と4位VS2位と3位となる。
登場するボスはランダムで決定される。
ただし、クッパと対決するミニゲームは出現せず、ボスのライフも少なめになっている。
従来のマリオパーティと同じく、ボーナススターがある。全部で8種類。
ボーナススターもキノピオパレードのボーナスコインと同じく8つのうちから3つが選ばれ、選抜方法にルールがある。
のんびりスター、つかわないスター、あと一歩スターからランダムで2つ選ばれる。
上記3つ以外の5つから1つがランダムで選ばれるようになっている。
マリオシリーズに登場した音楽に合わせて楽器を演奏するゲーム。
タイミングを合わせてAボタンあるいは下画面タッチして演奏する。
楽器は全部で8種類登場するが、最初はオーケストラセットの4種類しか使用できない。
ゲームを進めるとパーカッションセットの4種類も使用できるようになる。
1曲で8通りの譜面が遊べるため、シンプルながらボリュームはちょっと多めとなっている。
成績としてランクが登場する。ランクはS,A,B,Cの4種類。
全てパーフェクトでなくてもSを取ることは可能。
収録されている楽曲は以下の10種類。
バックギャモンを簡単に遊べるようにアレンジした2人用のボードゲーム。
互いのプレイヤーがキャラクターを3人選択し、サイコロで先手後手を決めてスタート。
通常のバックギャモンと異なり、先手後手を決めた際のサイコロの出目は使用しない。
サイコロを2つ振ってコマを進め、先に3体ともゴールさせたほうが勝ち。
動かせるコマが2つ以上あるときは必ず2体動かさなければならない。
ここも通常のバックギャモンと異なり、2つのサイコロを1体に使うことはできない。
相手のコマと同じマスに止まると相手のコマを吹っ飛ばしてスタート地点に戻すことができる。
相手のコマを通過すると通過したコマが1回休みになる。
この要素を上手く使えるかが勝敗の分かれ目となる。
2つのサイコロがぞろ目だった場合は動かせるコマが全て動く。
3体ともまとめて動かせる分便利だが、進めたくないコマまで動かして悪化することもある。
2人まで対戦できるパズルゲーム。先に相手のエリアからブロックを溢れさせたほうが勝ち。
各ブロックには1から4の数字が書かれており、同じ数字が3つ一列に並ぶと消える。
下段から定期的にブロックが沸いてくるのでブロックの数字を変更しながら消していく。
ブロックを消すとゲージが溜まり、最大まで溜まると2つあるの特殊効果のうち1つを使用できる。
1つは自分のエリアの数字を全てシャッフルする効果。
もう1つは相手に2列分のオジャマブロックを送る効果となっている。
この効果は1人用を遊んでいる時は自分のエリアの下段2列を消す効果になる。
時々光り輝くブロックが出現し、このブロックを消すと同じ数字のブロックが全て消える。
連鎖が組めなくても、大量に同時消しすることが可能で形成を逆転することもできる。
ブロックを消している間にもカーソルを動かせるため、即興で連鎖を作ってつなげることもできる。
いわゆるアクティブ連鎖でスコアもゲージも早く溜めることができる。
タワーは方眼紙の要領で構成されており、上下左右に1マスずつ進む。
あちこちにビリキューが潜んでおりビリキューに触れるとミスになる。
通過したマスはパネルに色がつき、ビリキューが潜んでいるマスがいくつ隣接しているかを示している。
青色は隣接していない。どの方向に進んでもミスにはならない。
黄色は1体、赤色は2体隣接している。どこにいるか特定できるか分からない状態で進むのは危険。
紫色は3体隣接している。どの方向に移動してもミスになるので引き返して別の道を探す必要がある。
ビリキューのいるマスへ移動してしまうとミスとなり最初からになってしまう。
ビリキューのいるマスが分かったらマークをつけることができる。
マークのついているマスへ入ることはできないので操作ミスによるビリキューの接触を避けることもできる。
対象のamiiboを持っているとこのゲームをより快適にプレイできる。
amiiboはマリオギャモンを除き1人プレイ時しか使用できない。
本作ではマリオパーティ10と連動している。
マリオパーティ10でアイテムを回収してあるamiiboを使用するとより有利にゲームを進めることができる。
キノピオパレードではamiiboのキャラクターを最初から仲間にして使用できる。
この仲間はうばいあいバトルなどでライバルに取られない。
さらに、最初からダブルサイコロが使用できる。
コインアスロンでは取得したアイテムが2回使えるようになる。記録を狙うときに非常に役立つ。
バルーンマッチでは最初からダブルサイコロを持った状態でゲームを開始できる。
最初の混戦を抜けると気に便利。
みんなでおんがくかいではドクターマリオのamiiboが対応している。
使用するとCHILLを解禁することができる。
マリオギャモンではamiiboをコマとして使用できる。
amiiboがないときよりも見た目が良くなり、アイテムサイコロを持ち込める。
このモードのみクッパ、クッパJr.、テレサも使用できる。
チャレンジタワーではミスしたときのやり直しに使える。ただし、1体のamiiboにつき1日に1回の制約がある。
その他、広場でamiiboをあてると花吹雪が舞う小ネタがある。広場では全てのamiiboが対応している。
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最終更新:2024/04/25(木) 23:00
最終更新:2024/04/25(木) 23:00
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