マレーバク(けものフレンズ)とは (ケモノフレンズノマレーバクとは) [単語記事]

マレーバク(けものフレンズ)とは、スマートフォンゲームなどの各種メディアミックス作品『けものフレンズ』に登場するアニマルガール・フレンズ(動物が女の子になった擬人化キャラクター)である。

CV:金子有希(ネクソン版アプリ)、演：小泉日向（舞台「けものフレンズ」）

概要

マレーシアやインドネシア等に生息するマレーバクのフレンズ。中国で伝わる伝説上の動物である、夢を食べる生き物・獏に似た姿をしていた事からその名が付いた。夜行性。白黒の体は敵から見つかりにくくする効果がある。

外見

短めのフリルと3つのリボンがついた白黒の長袖服と黒色の短パンに黒タイツを着ている。髪型は黒色のロングヘアー。フレンズの特徴である獣耳と尻尾もある。

ネクソン版アプリでの扱い

「ま、マレーバクだよ。私を連れて行くって……本当に？」

ひゃ、ひゃ、な、なに？
いきなり声をかけられたからびっくりしちゃって。何でいきなり声を？
……私と友達になりたいから？
本当に、そう思っているの？
実はなにか裏があるんじゃないのかな？
裏がないなら……本当に、本当？

アプリ内プロフィールより

クール属性(青)のレアリティ度3のフレンズとして登場。コストは300・攻撃タイプは近距離・サイズはM。固有スキルは、20秒間、2秒毎に味方全体のHPがATKの10%分回復する「バクの見る夢」。夢を食べるのはバクではなく獏のほう。

一人称は「私」。臆病で警戒心が強い、疑り深い性格。声を掛けられるとビックリし、警戒して身構えてしまう。「友達になりたい」などと自分に近付いてきた人に対して裏があるのではと疑ってしまい、中々心の扉を開かない。他フレンズやプレイヤーに対しても警戒心を向けるが、友達は欲しいようで本心から仲良くなりたいと分かった際には喜びを見せる。

イベントクエスト「覚めない夢の迷いけもの」のシナリオでは、「獏」繋がりかヤマバクと共に登場。主人公たちのいる場所が夢の世界であることを告げ、ヤタガラス・ハシブトガラスの許への案内を務める。

アニメでの活躍

ウマ目バク科バク属
マレーバク
Malayan tapir

第2話「じゃんぐるちほー」で登場。ジャングルで色んなフレンズと出会ったよ！なシーンで2番手として登場している。出番は数秒、一応動きはあるが台詞はない。アニメでは初登場となるジャパリまん(ピンク色)を食べながら歩いていた。

舞台への登場

メインストーリーに関わらないアンサンブルキャストとして登場し、ライブパートの盛り上げに一役買っている。

ぱびりおんでの扱い

「……わたしのこと、だまそうとしてるでしょ？」

じゃんぐるエリアで会いやすい夜行性のフレンズとして登場。けもトーク時の色は緑。珍しい行動は「バタあし」で、あそびどうぐ「ビート板」で見られることがある。

一人称は「わたし」。とても疑り深く、会話相手のフレンズの一言一言に「ウラがないか」を確認したり、食って掛かるような言動も多い。が、何だかんだ会話には乗ってくれたりしてくれる。そんな彼女は水浴びが大好きで、珍しい行動もその現れのようだ。

その他

けものフレンズとコラボイベントを企画・運営した動物園・東武動物公園ではフレンズのパネルが各該当モデル動物のエリアに設置されており、マレーバク(フレンズ)のパネルもマレーバク(動物)がいる柵の前に設置されている。

その設置場所がちょうどマレーバク(動物)が顔を出して口が届く絶妙な位置にあったため、よくマレーバク(動物)がマレーバク(フレンズ)のパネル(主に耳あたり)をモグモグするという、ある意味共食いな光景が見られるようになった。パネルのマレーバク(フレンズ)の顔が困り顔なため、モグモグされるシーンと非常にマッチしている。

3度目のコラボイベントでもマレーバクのパネルが設置される予定だったが、コラボ開始前日の2018年4月20日に、東武動物公園公式Twitterより、通路と展示場の間に落下し、治療を行うのため、暫くお休みとなるという発表がされた。何かと彼女のパネルと東武には因縁めいた何かがあるのかもしれない。なお、コラボイベント自体は予定通り4月21日より始まっている。