マンチェスター・シティFC(英:Manchester City Football Club)とは、現在イングランド・大マンチェスター州マンチェスターに本拠地を置くプロサッカークラブである。
現在はイングランドにおける1部リーグである、イングランド・プレミアリーグに所属。
愛称はザ・ブルース(英:The Blues)、またはシティズンズ(英:Citizens)。本拠地はエティハド・スタジアム(2010年、シティ・オブ・マンチェスター・スタジアムから命名権買収)。クラブ応援歌はブルームーン。クラブマスコットはムーンチェスターとムーンビーム。
同じ地区に本拠地を置くマンチェスター・ユナイテッドに比べ、以前は人気、実力共に差を空けられていたが、近年はタイ前首相のタクシン・チナワット氏の会長就任、2008年にはオーナー権をUAEの投資グループADUG(アブダビ・ユナイテッド・グループ・フォー・デベロップメント・アンド・インベストメント)へ売却。シティは当時世界有数の財力を持っていたチェルシーを抜き「世界一のお金持ちクラブ」へと変貌した。
因みにチェルシーのオーナー、アブラモビッチ氏の総資産は70億ポンド(約9700億円)。シティの現オーナー、シャイフ・マンスール・アルナーヤン氏の総資産は150億ポンド(約2兆700億円)である。
この余りある資金力を背景に現オーナー買収後、今までに数多くの世界各国のスター選手を獲得。当初は補強と結果が上手く結びつかなかったものの、2009年に前インテル監督のロベルト・マンチーニを新監督として招聘すると、守備を重視した戦術が徐々に浸透し、2010-11シーズンには42年ぶりとなるFAカップ優勝、プレミアリーグも3位で終え、クラブ史上初となるUEFAチャンピオンズリーグの出場権を獲得した。
2011-12シーズンは前年とは打って変わったポゼッションサッカーを披露し、ホームゲームでは19戦中、18勝1分と圧倒的な強さを見せつけた。UEFAチャンピオンズリーグでは同じ組であったバイエルン・ミュンヘン、SSCナポリの前に屈し、グループリーグ突破はならなかったが(その後UEFAヨーロッパリーグに回ったがここでもスポルティング・リスボンに敗れている)、国内リーグではマンチェスター・ユナイテッドと最終節までもつれ込み、勝ち点で並んだものの得失点差で凌ぎ、実に44年振りとなるリーグ制覇を果たした。
2013-14シーズンからマヌエル・ペジェグリーニ監督が就任し攻撃的なサッカーをフィットさせ、リーグ最多となる102得点を叩き出し2年ぶりのリーグ制覇を果たした。またUEFAチャンピオンズリーグでも初の決勝トーナメント進出を果たすなど飛躍のシーズンとなった。
2016-17シーズンからペップ・グアルディオラが監督が就任した。
ファンがピッチに背を向けて、肩を組んでジャンプする光景がおなじみとなっているが、これはELで対戦したレフ・ポナズンのファンがやっていた応援方法で、シティファンが感銘をうけて取り入れられたもの。意味は「俺らが試合を見なくても彼らなら試合に勝ってくれると信じてるよ」とのことらしい。
※冒頭の数字は背番号。()内は加入年。国籍はニコニコテレビ君にて表示。
※背番号23はコンフェデ杯2003準決勝カメルーン対コロンビア戦の試合中に心臓発作を起こし、28歳の若さでこの世を去ったマルク=ヴィヴィアン・フォエ(シティが最終所属クラブ)を偲んで永久欠番。
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最終更新:2024/04/20(土) 05:00
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