マンハッタンカフェ(ウマ娘) 単語


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マンハッタンカフェ

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「私は……ここにいます。あなたには見えない誰かと一緒に」

マンハッタンカフェ(ウマ娘)

マンハッタンカフェ(ウマ娘) とは、Cygamesのメディアミックスプロジェクト『ウマ娘 プリティーダービー』の登場キャラクター。

実在の競走馬「マンハッタンカフェ」をモチーフとするウマ娘である。 CV:小倉唯

概要

誕生日:3月5日 身長:155cm 体重:増減なし スリーサイズ:B73・W54・H78

影の薄い不思議な少女。人に見えないものが見え、指先で奇妙な紋様を描き、いつも壁際に1人でいる。しかし彼女曰く1人ではなく……常に"お友だち"といるらしい。
コーヒーが好きだが、いっぺんに飲むとお腹が痛くなるため、ゆっくりと飲む。

マンハッタンカフェ|ウマ娘 プリティーダービー 公式ポータルサイトより

漆黒の長髪が美しいウマ娘。一見何を考えているのかわからないが、実はトレーナーに対して強い執着心を秘めている。
気が弱い性格をしており、初対面の人にはボソボソとか細い声で喋る。

(リニューアル前)

青鹿毛の長い髪と白いアホ毛、金色の瞳を持つ物静かなウマ娘。名前の通りのコーヒー党[1]で、深く落ち着いた声色の所謂イケボの持ち主。
勝負服は黒ずくめのブレザーにチェスターコート、ネクタイやベルトなど要所に金色を配したシックな装いで、本人とあわせて黒と金の2色で統一されたデザインが強烈な印象を与える。

リニューアル前のキャラクター紹介ではトレーナーへの感情の重さが語られているが、リニューアル後はその記述がなくなり、サンプルボイスのみに残る要素になっている。ゲーム内でのサポートカードイベント等でもプレイヤーの担当ウマ娘ではないのもありそれらしい部分はなく、現時点で担当トレーナーとの交流が描かれた媒体が無いため、設定として現在も残っているのかどうかは不明。アニメを見る限り何かと重く考えやすいタイプではあるようだ。
代わりにリニューアル後は霊感・オカルト要素の強いキャラになっており、「あの子」なる彼女にしか見えないお友達がいる。アグネスタキオン曰くイマジナリーフレンド。
また、リニューアル前後でバストサイズがなぜか大幅に減量されている8173)。

黒髪ロングの容姿のためか、『うまよん』では「暗がりでカフェを幽霊と見間違う」のが美浦寮生の鉄板ネタになっているらしいが、どうも美浦寮には本当に彼女に似た何かが出るらしい…。

アニメでの活躍

Blu-ray第4コーナー収録の新規エピソード「BNWの誓い」に登場。ファン大感謝祭で喫茶店を開こうと準備を進めていた。「BNW駅伝」にもビワハヤヒデが率いるチームBの一員として出走する。

ゲームでの扱い

※アオハル杯のチームメンバーとしての登場時の適性。

バ場適性
ダート
A G
距離適性
短距離 マイル 中距離 長距離
G G C A
脚質適性
逃げ 先行 差し 追込
G C A C

育成ウマ娘としては現在未実装。レースには初期から登場し、アグネスタキオンの育成シナリオでは貴重な同世代組としてライバル役を務め、菊花賞や有馬記念で先行するタキオンを後方から猛追してくる強敵となる。後に、モチーフ馬の産駒であるヒルノダムール相当としてエイシンフラッシュの育成シナリオでも登場。親子で勝ち鞍になった天皇賞春では強敵。

レースライバルの時点でも中距離Bで登場する姿が見られたが、アオハル杯育成シナリオでの登場時にはなんと長距離Aで中距離Cという他に類を見ない[2]距離適性になっていた。いくら新馬戦以外では2500m以上でしか勝ってないったって……。
他の適性は以前から変化なしであった結果、GとCとAしかないという妙に綺麗にまとまった適性になっている。

逆に言うとカフェくらいしかこんな適性のウマ娘は現状いないので、アオハル杯のチームメンバー時の運用としては、素直に長距離に居座らせて他のウマ娘には中距離にどいてもらえばいいだけなので実際にはあまり困らないだろう。スキル(後述)は長距離向けに充実していてデバフまでかけられるので、成長度合いを問わず置いておくに足る理由はある。

サポートカード

サポートカードはSR[雨の独奏、私の独創]とR[トレセン学園]が初期実装。友情トレーニング対象はスタミナ。

主に長距離系のスキルヒントを教えてくれるので、スタミナサポートということもあり長距離育成でお世話になるサポートカード。
所持スキルでは、汎用性の高い「登山家」と、条件が中盤で後方にいることのため差し・追込で使える長距離用デバフスキル「スタミナイーター」があるのが非常にポイントが高く、シナリオ攻略はもちろん、チームレースの長距離用差し・追込ウマ娘の育成でも非常に役に立つ。トレーニングヒントはランダムなのであげません!されることも多いが。他も「長距離直線○」、長距離回復スキルの「パス上手」と上々。また「道悪○」と「雨の日○」を両方持っているため、チーム全員に両方をつけて逆さてるてる坊主を使用して雨を降らせ重・不良バ場にして確定発動させる、いわゆる「雨パ」の育成にも使える。

イベントにおいては連続イベントで差し用スキルの「読解力」と、ランダムイベントで長距離では菊花賞や有馬記念に使える緑スキル「非根幹距離〇」のヒントを得られる。連続イベントの1回目と、ランダムイベントのひとつの選択肢に体力回復があるのも嬉しいところ。

楽曲

楽園
作詞・作曲:shilo、編曲:高橋諒(Void_Chords)
CD「STARTING GATE 12」収録。

関連ウマ娘

アグネスタキオン個別記事
(よく言えば)気の置けない友人。『うまよん』では彼女の登場回に毎回のように登場し、他のウマ娘を実験体にしようとする彼女に対する警戒を呼び掛ける。普通に友人でもあるようだが、彼女はカフェの苦手な紅茶好きでコーヒーは苦手。モチーフは同期の皐月賞馬だが、カフェが菊花賞を制したときにはタキオンは既に故障で引退しており、対決したのは弥生賞での一度のみ。
ユキノビジン個別記事
ルームメイト。カフェのサポートカードイベントでカフェを探しに来る場面がある。モチーフ馬はカフェとの間に産駒がある(未出走)。

史実

父の血統が持つスピードを武器に長距離G1を3勝したサンデーサイレンス産駒きってのステイヤー。

1998年生まれの牡馬。父サンデーサイレンス、母サトルチェンジ、母父Law Society。父は言わずと知れた大種牡馬、母はドイツの名門の牝系の血を引いており、母の父はアイリッシュダービー馬という血統。
セレクトセールで1億3000万円と、結構な高額で購入された。

主戦騎手は蛯名正義。アザレア賞は河内洋、セントライト記念は二本柳壮が騎乗した。調教師は「サクラ軍団」の主戦騎手であった小島太で、調教師としての代表馬と言える存在になる。

2001年1月にデビューし2戦目で勝利を挙げるが、春シーズンは体重減を繰り返して結果が出ず、皐月賞や日本ダービーには出走できなかった。8月に前走から46kgも体重を増やして復帰すると、富良野特別と阿寒湖特別を連勝、菊花賞トライアルのG2セントライト記念こそ4着に敗れたものの、菊花賞では先行する馬が有利なスローペースをものともしない差し切り勝ちでG1のみならず重賞を初勝利。暮れの有馬記念でも引退レースのテイエムオペラオーを破って勝利し、世代交代の印象を決定付けた。

4歳シーズンになると元々問題があったという蹄の状態が悪化し、有馬記念と同条件であるG2日経賞で単勝1.2倍という圧倒的支持を得ながらまさかの6着という幸先の悪いスタートを切る。
しかし次戦の天皇賞(春)ではジャングルポケットやナリタトップロードを相手に勝利。「菊花賞・3歳時の有馬・4歳時の春天」を全勝した馬は他にシンボリルドルフだけ(以降も2021年まで達成者なし)という実は歴史的な偉業を達成し、非の打ち所がない現役最強ステイヤーとなった。
その後は長く休養をとり、秋になって凱旋門賞へと挑戦。しかし、道中こそ好調だったようだが直線で失速して13着に大敗。屈腱炎を発症していたことがレース後判明し、そのまま引退した。

父のサンデーサイレンスと同じ青鹿毛で流星の形までよく似ていたため、引退後の2004年にドラマ「運命の出会い サラブレッドにかけた夢」に亡き父の代役として出演したというエピソードがある。

種牡馬としてはGⅠを制したヒルノダムール(親子で天皇賞(春))・レッドディザイア(秋華賞)を筆頭に、意外にも長距離だけでなく短距離まで幅広い適性の産駒を輩出し、2009年にはサンデーサイレンス産駒としてアグネスタキオンに次ぐ2頭目のリーディングサイアーになる。母馬の長所を引き出すサンデーの長所を受け継いだ後継と評価されたが、癌を患い2015年8月13日に死去した。17歳没。

詳細は当該記事へ→マンハッタンカフェ

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関連項目

  • ウマ娘 プリティーダービー
    • ウマ娘 プリティーダービー(アニメ)
  • 蛯名正義
  • 小島太
    • サクラバクシンオー(ウマ娘) - バクシンオーは騎手時代、マンカフェは調教師時代にG1制覇

脚注

  1. *競馬の世界においては、コーヒーなどのカフェイン投与はドーピングであり、競馬法違反で失格どころか刑事罰の対象となり得る。カフェインは競走馬へのドーピングとしては最古典の手法である。
  2. *本作のシステムと日本競馬のレース形態を遵守した仕様上、育成中において長距離メインで戦うというのはかなり難しくなっているためか、育成ウマ娘において「中距離Aで長距離B」が多数見られるのに対して逆は(マイルもAなので不自由しない)グラスワンダーしかいない。
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