ムドーとは、臨済宗建長寺派圓光禅寺の元住職で一時期は頻繁に芸能活動を行っていたが、2002年9月11日に公正証書原本不実記載・同行使の疑いで逮捕された。ドラゴンクエストⅥに登場するボスキャラクターである。
ムドーの城を構え、人々を苦しめている魔王。特に近隣のレイドック王国周辺で悪事を働いており、序盤から登場する因縁の敵である。
上下それぞれの世界で存在していたりと微妙にややこしかったりする。
真・ムドー(本気ムドー)の時に流れるBGM『敢然と立ち向かう』が神曲であると呼び声が高い。真・ムドーもかなりの強敵であり(畳み掛ける攻撃で即全滅し負けイベントと勘違いする人が出る始末)、ドラゴンクエスト6における前半の山場である。
……のだが、あまりにこの真・ムドー戦まででテンションが上がりすぎてしまい、その後のシナリオ展開があまり印象に残らない…というプレイヤーが続出してしまったりして。主人公の融合とか熱いシーンもあるんだけどね、まだ。そもそもメインメンバーで仲間になっていない人もまだいるし。
ムドーがレイドック王に眠りの呪いをかけて昏睡状態に陥らせた事が、レイドック王子、つまり本来の主人公をムドー討伐に向かわせる最大の原因となった。王子は大工の息子ハッサン、旅の占い師ミレーユらを仲間に、ドラゴンに乗ってムドーの城へ向かう…というのがオープニング。
しかし、ムドーは3人を相手にする事も無く、術で彼らを「現実世界」と「夢の世界」に分離してしまい、主人公らは本来の記憶すら失い、主人公は妹ターニアと平和な生活を送る村の少年、ハッサンは憧れの旅の武闘家となってしまう。
紆余曲折を経て再会し、新たな仲間の力も借りて再びムドーに挑む主人公達は、ついに真・ムドーの打倒に成功する。道中昏睡していた王夫妻も復活させる事に成功し、ムドー城でハッサンも本来の肉体と記憶を取り戻す。
……と、ムドーを倒す事でこれまでの殆どの因縁に取り敢えず片がついてしまうのである。(もちろん、バーバラは何者なのか?とか、夢の世界って何なの?とかの謎は残っているが) 第一部完。
ここから先のシナリオは、ムドー倒しても戻ってこなかった主人公の半身を探し出す、「当ての無い自分探しの旅」に変化する。実はここから比較的に長期に渡り、「中・長期的スパンで打倒を目指す敵」「自分探し以外の当面の目標」が存在しない時期が続く為、「ムドーこのやろー!」と息巻いていたプレイヤーの多くのテンションが落ち着いてしまうのであった。
さらに、ムドー自身も強敵であり、合計3戦も戦う事になるという事も大きい。ムドーは転職をつかさどるダーマ神殿を封印している魔王であり、ムドーを倒す事で転職が可能になるのだが、逆に言うとムドー戦を全て突破するまでドラクエ6では転職が出来ない。
特に、キャラクターの素の能力、特技、魔法、アイテムを駆使して挑む真・ムドー戦では、多くのプレイヤーが苦渋をなめさせられるバトルシステムとしても一つの山場と言える場面であり、転職可能になって様々な呪文や特技を自由に覚えられるようになって以降は、そこまで苦戦する場面は多くない。(いや、まぁ某マジンガ様のような例はあるにしても、アレ任意戦闘だし。)
以上のような理由から、この前半の山場を務めるムドー戦が一番盛り上がるシーン=ラスボスであり、後はおまけ、と言うような評価が、冗談交じりに聞こえてくるのである。
単純に、残りの同格魔王諸氏…っつーかジャミラスとグラコスあたりの影が薄すぎるのが問題のような気もするけど。
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最終更新:2024/04/23(火) 18:00
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