メフィストフェレス(Fate)とは (メフィストフェレスとは) [単語記事]

メフィストフェレス(Fate)とは、Fate/Grand Orderに登場するサーヴァントの一騎である。

CV:子安武人
イラスト：下越 / 設定制作：東出祐一郎

サーヴァントについてはサーヴァント(聖杯戦争)の記事を参照。

概要

ゲーテの戯曲「ファウスト」の主人公「ゲオルク・ファウスト」が呼び出し契約した悪魔。彼を悪の道へ引きずり込むことに成功するが彼の魂は地獄に落ちる前に彼が愛する者の手により救われてしまう。

嗚呼素晴らしき哉、ハッピー工ンド！

無論それはゲーテの創作であり実際のところは違う。メフィストフェレスは錬金術師であったゲオルク・ファウスト博士の作ったホムンクルスである。彼の妙な美意識により自我の強い人間味のある性格設定をされ召使いとして使われていた。博士はメフィストのことを大変慈しんだがメフィストはつまらないという理由で当たり前のように博士を爆殺した。

ふざけた道化の姿をしたサーヴァント。表立って命令に逆らうことはしないものの、マスターのことは面白い玩具程度にしか考えておらず、絶望に落とそうとする。つまらないマスターであれば裏切ろうとするが、面白いマスターであれば自分の楽しみのために戦ってくれる。

サーヴァントとしての能力

ステータス

クラス：キャスター
身長／体重：188cm・78kg
出典：『ファウスト』
地域：ドイツ
属性：混沌・悪　　　カテゴリ：地
性別：男性
パラメータ

筋力：D 耐久：C 敏捷：B 魔力：A 幸運：B 宝具：B

スキル

保有スキル
呪術:A	古典的西洋呪術を得意とする。自身を傷つけた相手への倍返し、人間関係の不和、夢魔による悪夢など内容は多岐に渡る。並大抵の魔術師では抵抗することも難しい。敵単体のチャージを中確率で減らす
無辜の怪物:B	契約悪魔■■■■■■■■■。戯曲「ファウスト」でのイメージにより姿、能力が変貌した。呪術の強化、宝具へ至った爆弾等である。彼の場合メリットしかない。自身に毎ターンスター獲得状態を付与(3T・3→9個) 自身の防御力をダウン(3T)【デメリット】
道化の大笑:A+	無辜の怪物からの派生スキル。サーヴァントとなって悪魔と定義された彼は人間に対し重圧をかけることができる。失敗する可能性のある出来事を必ず失敗させる。運に見放された状態に陥れる。敵単体に強化無効状態を付与(3回)+呪い状態を付与(5T)
クラススキル
陣地作成:C+	自らに有利な陣地を作成、彼の場合「実験室」の形態をとる。自身のArtsカードの性能を少しアップ
道具作成:B	錬金術師のアシスタントとしてあらゆる魔導具に精通・作成できる。自身の弱体付与成功率をアップ

宝具
微睡む爆弾（チクタク・ボム）
ランク：A→A+ / 種別：対軍宝具 / レンジ：1～10 / 最大捕捉：30人
カード種別：Buster
敵全体に強力な防御無視攻撃▲+高確率で呪い状態を付与▲(3T)〈OCで効果UP〉

魔術回路やサーヴァントの霊体にバグを仕込み衝撃を与えることで起爆する呪術の一種。懐中時計でできたチェーンマインの様な見た目をしている。また蟲の意匠も取り込んでワキワキ動くので割と気持ち悪い。これをフィールド上に設置して爆発させる。

…ように見せかけている。実際は真名を開放した時点で中レンジまでの相手の体内に設置されている（呪いへの耐性により抵抗可能）。一人に対し最大５個、フィールド設置含め30個の設置が最大。わざと相手に爆弾を見せ脅迫する用途にも使える悪辣な宝具。