モノポリーとは、ボードゲームの一種である。
モノポリー(Monopoly)とはボードゲームの一種である。日本語で「独占」の意味。
このゲームは世界中でプレイされるほどの大人気で、よく世界三大ボードゲームの一つに上げられている。(ただし世界三大ボードゲームの定義は国や地域、年代によって変わる)
サイコロを使って遊ぶゲームなので、バックギャモンや絵双六の発展形のゲームだと考えると分かりやすい。ただし、このゲームで重要なのはボード内の不動産の購入やプレイヤー同士の交渉によってどれだけ、自分を優位な状況にできるかがポイントとなる。
最終的にお金を多く持ったプレイヤーが勝ち、または他のプレイヤーを全て破産させたプレイヤーが勝利となる。
プレイヤーが順番にサイコロを振り、出た目まで駒を進めることができ、そのマス目に書いてあるイベントや土地の購入イベント等に従う。
もし、そのマス目が既に他のプレイヤーの所有地の場合は、そのプレイヤーにマス目に書いてある指定額を払わなければならない。また「交渉」を行うことによって自分の不動産とプレイヤーの不動産を交換したり、現金のやり取りなどを行うことができる。
それらを繰り返し、最終的に制限時間までにお金を多く持ったプレイヤー、または他のプレイヤーを全て破産させたプレイヤーが出るまでプレイする。
(※モノポリーの歴史は諸説あるので、ここではその一説だけを参考程度に述べる)
モノポリーはアメリカで生まれたゲームである。いつ作られたかはハッキリしなていないが1900年代前後にはもう既にあったと言う説もある。(バックギャモンや絵双六がそのゲームのルーツの一つとされる)
当初は、アメリカの経済大学院の教授や学生らが政治や教育上の試みとして一部でプレイされていたといわれる。月日が立ち、ある日そのゲームをプレイしたチャールズ・B・ダロウさんが、あまりにも面白すぎたために、改良して商品化をしたのが1935年と言われている。
1935年のアメリカは大不況下であるがこのゲームは、不況に負けず大ヒットを飛ばした。最近ではモノポリーのドキュメンタリー映画も発表されることになった。
日本でモノポリーが発売されたのは1960年代だが、当初はあまり人気があるとはいなえかったと言われている。しかし、一部では熱狂的なファンもいて、1985年には日本人の南芳信氏がモノポリーの世界大会の4位になるなどの好成績を収めた。
一般的な日本人にとってモノポリーの認知度を上げたのはコピーライターの糸井重里氏と言われている。1986年に彼がテレビの「笑っていいとも!」に出演し、モノポリーを紹介したことによってテレビ放映後に玩具店には視聴者からの問い合わせが殺到し、この日を境にマスコミに取り上げられる機会が急増したと言われている。(現在、糸井重里氏は日本モノポリー大会の会長であり、世界大会8位の実力者でもある)
当時は、旅行ブームだったらしく、携帯ゲーム機も存在しないので移動先やホテルでこのモノポリーが大活躍した。
その後も、コンピュターゲームの普及に伴いモノポリーのコンピュターゲームもたくさん発売されている。
現在では、モノポリーに似たゲームも多く発売されていて、その中でも有名どころを上げれば「いただきストリート」「カルドセプト」はこのゲームに強く影響を受けているとされる(広義では桃太郎電鉄というゲームもこのゲームの亜種とされる場合がある)
上記の通り、プレイヤー間の交渉はモノポリーの重要な要素の1つである。しかしプレイ経験の少ない初心者が、悪意を持った経験者に詐欺まがいの交渉を持ちかけられるケースが後を絶たない。かといって、騙されるのを恐れて一切交渉を受けなければ、勝利はほぼ不可能である。
そこで、交渉の優劣を見分けるためのポイントや、初心者が騙されやすい点を列挙してみた。
「気づかないうちに形勢が不利になっていた」というあなたは、ぜひ参考にしてみてほしい。
(※追加・修正歓迎します)
急上昇ワード改
最終更新:2024/04/23(火) 20:00
最終更新:2024/04/23(火) 20:00
スマホで作られた新規記事
ウォッチリストに追加しました!
すでにウォッチリストに
入っています。
追加に失敗しました。
ほめた!
ほめるを取消しました。
ほめるに失敗しました。
ほめるの取消しに失敗しました。