ヤマハ
ヤマハ株式会社(YAMAHA)とは、日本の楽器・音響機器メーカーである。
楽器製造メーカーとしてかなり有名。電子ピアノや電子ドラム、シンセサイザー、オーディオインターフェース、オーディオシステム等も製造しており、「音楽」に関連するものなら何でもやっているようなところである。
また「初音ミク」等で知られる音声合成技術「VOCALOID」を開発している。また面白い製品として、「TENORI-ON」という16×16のLEDボタンで操作する楽器も開発している。
あまり知られてはいないが、ネットワーク機器のひとつであるルータを製造・販売しており、結構なシェアを持っている。
またライブ等のPAで使用されるミキシングコンソールも世界的に見て結構シェアがあったりもする。
ヤマハの歴史
・最初は輸入ピアノの修理→楽器関係作る
・楽器やってた流れで電子楽器も作る→DSPも作る
・DSPを他に利用しようとして→ルータ作る
という流れで、楽器、電子機器、ネットワーク関係の製品を作るようになった。
じゃ、なんで発動機や家具とかも作ってるかというと、
・ピアノの修理で木工のノウハウが溜まる→家具を作る→住宅設備も作る
・戦時中に軍から「家具作ってるんだから木製のプロペラ作れるだろ」といわれて戦闘機のプロペラ作る→ついでにエンジンも作る
・エンジン作ったから→バイクも作る
・エンジン作ったから→船も作る→船体作るのにFRPを作る
・FRPを利用して→ウォータスライダー→ついでにプールも作る
・プールの水濁ったんで→浄水器作る
・失敗作の浄水器で藻が大繁殖→藻の養殖始める→バイオ事業化
上記引用枠内では輸入ピアノの修理から始まっているが、現ヤマハの創業者山葉寅楠が楽器製造にかかわるようになったのは、1888年に浜松にて本格的なオルガン作りに成功したことに起因する。その後合資会社山葉風琴製造所を設立しているが、出資引き上げによりこの会社はポシャっている (直接のヤマハの前身ではない) 。
以上の説明では自身の努力により事業拡大を行ってきたように見えるが、一方で同業他社の買収・合併 (今で言うM&A) も積極的に行ってきた会社である。プロペラ・エンジン作りに前後して1921年に西川オルガンを合併。1937年には日本管楽器株式会社の経営に参画するようになり、1970年同社を合併。1986年には経営難に陥っていた京王技研工業株式会社 (「コルグ」ブランドで通名) に資本参加した (同社は同年に株式会社コルグに社名変更した) 。2005年にMIDIシーケンサーやDAWを開発していたドイツの音楽ソフトウェア会社のスタインバーグを傘下におさめ、2008年には世界的に有名なオーストリアの老舗ピアノメーカーであるベーゼンドルファーを買収、子会社化した。
戦前に大規模な労働争議が起きた会社としても知られる。同業他社である河合楽器製作所はこのときの影響で退社した河合小市が創業したものである。
日本でもっとも有名な音楽教室の一つにヤマハ音楽教室がある。子会社直営の教室もあるが、多くは特約店によるものである。海外にも進出、開講している。
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最終更新:2024/03/29(金) 10:00
最終更新:2024/03/29(金) 10:00
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