ヨーグモスの取り引き 単語


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ヨーグモスノトリヒキ

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ヨーグモスの取り引きとは、MTGのカードの1枚であり、調整版という何かである。

概要

Yawgmoth's Bargain / ヨーグモスの取り引き (4)(黒)(黒)

エンチャント

あなたのドロー・ステップを飛ばす。
1点のライフを支払う:カードを1枚引く。

彼が渇望しているのは、ただ一つの品なんだ。

MTG wikiより引用

強力なドロー効果を持つエンチャント《ネクロポーテンス》をリメイクしたカード。
マナ・コストは(黒)(黒)(黒) から (4)(黒)(黒)と約2倍に増加したが、
代わりに「墓地に行ったカードを追放する(再利用できなくなる)」
「ターン終了ステップ開始時に手札に入る(入手カードはすぐ使えない)」というペナルティが削除された。

結果、コスト踏み倒し、マナ加速が容易なエターナル、エクステンデッド[1]ではリメイク元の《ネクロポーテンス》より先に制限・禁止カードとなってしまった。タイプ1.5がレガシーに移行した後も当然禁止継続。

が、2017年8月28日付けでヴィンテージにおいて制限解除された。みんな圧倒的に踏み倒して出しやすい《グリセルブランド》使ってるし大丈夫そうだからというのが理由。ストームなどの即死コンボが投入するかもしれない。

取り引きの仕方

1.《ヨーグモスの取り引き》をお出しください。

2.まずは、カードをお引きください。

3.ライフがご心配ですか?では、お引きになったカードからライフ回復カードをお使いください。

4.お気が済むまで、存分にお引きください。

5-1.コンボが成立しましたね。あなたの勝ちです、おめでとうございます。

5-2.コンボ不成立ですか…。お前の負けだ。さっさと投了しろ。

取り引きの解説

《ヨーグモスの取り引き》は「ライフを払えばすぐカードが手札に入る」ため、
一気に10枚、15枚と手札を増やし、豊富な選択肢からさらに次の手を進めることが可能である。
また、「墓地に送られたカードを追放しない」ため墓地からカードを再利用することも可能である。
これらの特性は1ターンの間に大量のカードをプレイすることで相手を瞬殺する「チェイン・コンボ」系デッキと 非常に相性が良い。
そうでなくても常軌を逸した枚数をドローできるため、コンボパーツを探すドローカードとしても極めて強力である。

こうした《ヨーグモスの取り引き》を軸にしたコンボデッキは「バーゲン」と総称されている。「バーゲン」の中でも有名なのは「ピット・サイクル」という黒白デッキだろうか。デッキレシピはMTGwikiなどに存在しているので、一度作って一人回ししてみることをおすすめしたい。かなり楽しい。[2]

対して、「手札を7枚に維持する」という《ネクロポーテンス》と同じ使い方では、マナ・コストの増加に見合ったメリットを獲得できていない。(黒)(黒)(黒)のカードは《暗黒の儀式》などで簡単に1ターン目からプレイできるのに対して、《ヨーグモスの取り引き》を1ターン目に出すことは難しい。安定的に、と言われればなおさらである。

調整版ではあるが、実際の使われ方は全く別物である。戦場にこのカードが出たら、ほぼ確実にそのターンでゲームに決着がつくことから「出たら(どっちかが死んで)ゲームが終わる」「裏のエンド・カード」などと言われている。

関連項目

  • マジック:ザ・ギャザリング
  • ネクロポーテンス
  • ファイレクシアの闘技場
  • グリセルブランド

脚注

  1. *モダンの前身にあたるフォーマット。使用可能カードの範囲を決めるルールがたびたび変更されたため、過去の環境を調べるのは少々面倒である。
  2. *対戦相手からしたら終わるまでひたすら待たされるのでけっこう苦痛である。無視できない確率で自爆することがあるので即投了もできない。

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最終更新:2025/12/07(日) 19:00

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