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ONE(ワン)とは、ヨーヨーファクトリーが販売するヨーヨーの名である。
ヨーヨーファクトリーが2010年代に大量リリースした「エブリワン」シリーズの1機。
このシリーズはいずれも初心者に向けた機種であるが、本機は「昔、ハイパーヨーヨーをちょこっとやっていた人」ぐらいのレベルを想定して設計されている。
ヨーヨーを触ったことがないという人でも遊べるが、そういう人には「ヨーヨーファクトリー・スピンスター」がある。
90年代に「ファイヤーボール」や「ハイパーブレイン」を買い、「ブランコ」「アラウンド・ザ・ワールド」あたりまでは習得したという人には、本機が最適である。
現在のヨーヨーがいかに高性能で、安くなったかを実感することができるだろう。
価格は2000円程度。「ファイヤーボール」と同じか、少し安いぐらいである。
それなのに、ボールベアリングを搭載している。
ハイパーヨーヨー時代は5000円出さないと買えなかったボールベアリング機種が、今は2000円で買える。
大人になった今なら、余裕で出せる金額である。
重量が昔に比べてかなり重くなっており、かつてのあこがれだった「ステルスレイダー」すらも超える長時間スリープが可能である。「ブランコ」や「トウキョウタワー」はおろか、「スパイダーベイビー」も余裕でこなせる。
ボディは鼓型だが、昔の機種に比べて格段に幅が広い。「ムーンサルト」が昔できなかった人も、これなら楽々。
ねじって中を開けてみると、大きなベアリングとシリコンのリングが見える。
ベアリングが巨大化したことによってすべりがよくなり、「ブレインツイスター」をしてもスリープが減りにくくなった。
シリコンリングにより、手を引くと確実に戻ってきてくれるし、オイルを差す必要もない。
この20年間、ヨーヨーがどのような進化を遂げてきたのかが、大変わかりやすくまとまっているヨーヨーである。
スーパーレベルやハイパーレベルの技が全然できなかった人は、このヨーヨーで改めて挑戦してみよう。
しかし、近年のヨーヨーの性能は、こんなものではない。
「スプリット・ジ・アトム」や「アトミックファイヤー」ぐらいまでは楽勝だという人には、より最新のトレンドに近い機種もある。
あと1000円足して「ヨーヨーファクトリー・リプレイ」をどうぞ。
上記は20年前と比べた場合の話であり、現在のヨーヨーでは一般的な特徴である。
現在のプラスティックモデルと比べた場合、重量は58gと軽い方である。
形状はHプロファイルだが、ストレートバタフライのような外縁部に対してエッジが丸くなっており、途中からラウンドバタフライになるかのような独特のフォルムをしている。
サイズC薄型ベアリングと分厚いレスポンスパッドを装備している引き戻し仕様。
ベアリングとパッドを交換すればバインド仕様になるが、そこまでするなら「リプレイプロ」を新たに買った方がいい場合も多いだろう。
サイドキャップが紙であるため、交換が簡単である。
そのため、各種ヨーヨーショップで、ここを入れ替えた特別モデルやコラボレーションモデルが販売されている。
愛知県岩倉市のゆるキャラ「い~わくん」のバージョンは、岩倉市役所で購入が可能。
地方自治体の施設で購入できる競技ヨーヨーは前代未聞。
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最終更新:2025/12/09(火) 13:00
最終更新:2025/12/09(火) 12:00
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