ラインクラフト(ウマ娘) 単語


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ラインクラフト

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ラインクラフト

ラインクラフト(ウマ娘)とは、Cygamesのメディアミックスプロジェクト『ウマ娘 プリティーダービー』の登場キャラクター。

実在の競走馬「ラインクラフト」をモチーフとするウマ娘である。CV:小島菜々恵

概要

誕生日:4月4日 身長:157cm 体重:ほんわか スリーサイズ:B85・W55・H83

日向ぼっこが大好きな、明るく朗らかなウマ娘。
トリプルティアラに並々ならぬ憧れと情熱を抱いており、自分もその道を継ぐ者になりたいと日々努力を重ねている。
頑固さや行動力もありつつも、普段はのほほんとしており、周囲をほっこりとした気分にしてくれる。

プロフィール(ウマ娘ポータルサイト)より

2024年2月4日の5th EVENT「GO BEYOND -YELL-」DAY2で、メインストーリー第2部の告知に合わせ、同期のエアメサイアデアリングハートとともに発表されたウマ娘。先んじて同期ライバルのシーザリオのウマ娘化が発表されていたため、ライバルとして実装が期待されていた存在であり、メインストーリー第2部ではシーザリオとともにチーム<アスケラ>の所属として主役を担う。

ウマ娘では6人目となる、モチーフ馬が現役中に夭折しているウマ娘なのだが、サイレンススズカライスシャワーアストンマーチャンケイエスミラクルといった面々がそれぞれ儚さや陰を感じさせる設定や造形なのに対し、ラインクラフトはキャラクターデザインとプロフィールの段階ではそういった要素が見当たらないため、今後、特にメインストーリーで史実要素がどう描写されるのかも注目される。

史実

尊き一瞬

それはただの一完歩ではなく
素質を研ぐための鍛錬と
深慮の果てにある決意の
積み重ねであり凝縮なのだ

それはただの一勝ではなく
次なる挑戦や快哉へと続き
人々の心を強く動かしていく
濃密な物語の断片なのだ

だからこそこの一瞬は尊く
皆命を懸けるのである

JRA「名馬の肖像」ラインクラフト

2005年の桜花賞とNHKマイルカップを制した変則二冠馬であり、現役中に急逝してしまった悲運の快速牝馬。

2002年生まれ、父*エンドスウィープ、母マストビーラヴド、母父*サンデーサイレンス。ダイナフェアリー、ソングオブウインド、トウケイヘイローなどを輩出している社台の名牝系の生まれである。半弟にはダート重賞馬アドマイヤロイヤル、叔父には高松宮記念馬アドマイヤマックスがいる。馬名意味は「冠名+ドイツ語で『力』」。
オグリキャップやネオユニヴァースでおなじみ栗東の瀬戸口勉厩舎に所属。デビューから引退まで一貫して福永祐一が騎乗した。

芝1400mの新馬戦を5馬身差、続く初重賞のファンタジーSを4馬身差で圧勝し、阪神JFでは1.5倍の1番人気に支持されたがショウナンパントルに競り負けて3着に敗れる。
明けて3歳、エアメサイア・ディアデラノビアとの3強対決となったフィリーズレビューでは、先行押し切りを図った7番人気デアリングハートを差し切って勝利。
桜花賞では同じ福永祐一が主戦のシーザリオに次ぐ2番人気だったが、福永は先約のあったラインクラフトに騎乗。デアリングハートのすぐ後ろでレースを進め、直線で追い比べに持ち込んで振り切り、シーザリオの追い込みをアタマ差凌いで桜の女王に戴冠した。

距離適性を鑑みてオークスではなくNHKマイルカップに向かうと、ここでも2番人気だったが、中団から直線で最内をついて抜け出し、追ってきたデアリングハートを全く寄せ付けず完勝。NHKマイルカップ創設以来初となる、桜花賞・NHKマイルカップの変則二冠を達成した(現在も唯一)。

秋はローズSでエアメサイアの2着に敗れ、エアメサイアとの完全な2強対決となった秋華賞では先行策から押し切りを図るも、エアメサイアにクビ差かわされ2着。しかし距離不安をはね除けての僅差2着で、改めてその実力を高く評価された。
続く古馬との初対決となったマイルCSでもハットトリック、ダイワメジャーに次ぐ3着に好走。阪神牝馬Sは4着に敗れ、JRA賞最優秀3歳牝馬はオークスとアメリカンオークスを勝ったシーザリオとの一騎打ちとなったが、9票差で惜しくも受賞を逃した。

明けて4歳は、初の1200mとなる高松宮記念でオレハマッテルゼの2着。春開催に変わった阪神牝馬Sを快勝し、新たに創設されたヴィクトリアマイルに1番人気で乗りこんだが……まさかの9着に撃沈してしまう。

そして秋のスプリンターズSへ向けて休養に入ったが……ノーザンファーム空港牧場での放牧中の8月19日、調教中に突如倒れ、急性心不全で急逝。4歳での突然すぎる訃報は当時の競馬ファンに大きな衝撃を与えた。

ラインクラフトの没後、同じ福永主戦のシーザリオは繁殖牝馬としてエピファネイア、リオンディーズ、サートゥルナーリアを輩出するという驚異的な成績を残し、エアメサイアも2016年の牡馬クラシックを盛り上げたエアスピネルを輩出。2020年にはシーザリオとデアリングハートの両馬を祖母に持つデアリングタクトが無敗で牝馬三冠を達成と、ライバルたちの血を引く仔たちの活躍が続いている。ラインクラフトの血がそこに残らなかったことを惜しむファンは今も絶えない。

詳細は当該記事へ→ラインクラフト

関連項目

  • ウマ娘 プリティーダービー
  • 2005年クラシック世代
  • ウマ娘の関連項目一覧
  • シーザリオ(ウマ娘)
  • エアメサイア(ウマ娘)
  • デアリングハート(ウマ娘)
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