ロバート・クビサ

ロバート・クビサ(Robert Kubica,1984-)とは、ポーランド人のラリードライバーである。かつてはF1にも出場していた。

概要

日本語における名前の表記は「クビサ」「クビツァ」「クビカ」などがある、ニコニコの動画では「クビサ」がタグとして多く使われている。

個性的なルックスが人気となっている(出典:フジテレビ)。若手ドライバーながら、髪の毛が薄く、全世界のF1ファンから心配されている。また、その髪型から2ch、ニコニコ動画などではワカメなどの愛称で親しまれている。

良い人そうに見えるが、やはりサーキットを離れると好感の持てる青年となる。

2011年シーズン直前にラリーに出場したが、そこで右腕を複雑骨折をする重症を追ってしまう。
手術は成功したものの、右腕の感覚を取り戻すことはできず、ロータスF1との契約を解消した。 

2012年からはローカルのラリーに参戦、2013年からはヨーロッパ・ラリー選手権、WRCでのスポット参戦を発表した。しかし本人はF1への復帰を望んでいる。

F1での経歴

2006年

• 第13戦・ハンガリーGP…ヴィルヌーヴの後任としてBMWからF1デビュー。
• 第15戦・イタリアGP…3位フィニッシュで初表彰台

2007年

• 第6戦・カナダGP…大クラッシュ、奇跡的にほぼ無傷で生還。後遺症を回避するために1レース欠場したが、その際の代役がセバスチャン・ベッテルだった。

2008年

• 第2戦・マレーシアGP…自身初の2位。
• 第3戦・バーレーンGP…初PP。
• 第7戦・カナダGP…初優勝。同時にBMWザウバー初優勝でもあった。
• 第10戦・イギリスGP…リタイア後、ガレージで体育座りしているところが、国際映像に写る。

この年は一時ポイントリーダーに躍り出て、終盤までチャンピオンの可能性を残した。また、チームメイトのハイドフェルドより予選・決勝ともに先行することが多く、クビサへの評価が大きく上がった年でもあった。

2009年

チームは低迷し、さらにはシーズン途中での撤退を発表。

2010年

BMWザウバーからルノーF1に移籍。

2011年

グループ・ロータスが加わってロータス・ルノーGPに名称変更。シーズンの活躍を期待されるも、オフシーズン（2月）に参戦したラリーで右手を複雑骨折するクラッシュを演じる。76日間の入院生活の末、4月24日に退院した。
しかし、リハビリや治癒状態などを見た上で、その年でのレース復帰は見送られた。

クビサの代役として、かつてBMWでチームメイトとなっていたハイドフェルドが就いた。 

リハビリを続けるものの、F1を走るだけの感覚をつかむことはできず、ロータスとの契約を解消した。

エピソード

• 非常に長身であり、2007年オフにダイエットしたことが、2008年の好調につながったという説がある。
• フェルナンド・アロンソと仲がよく、バドックでポーカーをしているシーンが目撃されている。それと対照的に、クビサと年齢もキャリアも近いルイス・ハミルトンとはあまり仲が良好ではないといわれている。

関連動画

　

個性的なルックスが人気になっていることがわかる。

外部リンク

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