ローラーコースタータイクーン 単語


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ローラーコースタータイクーン

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ローラーコースタータイクーン (英語表記:RollerCoaster Tycoon、略称:RCT)とは、Windows、MacOS、およびXboxで発売された遊園地経営シミュレーションゲームのシリーズである。

概要

RCT
ジャンル シミュレーション
ストラテジー
開発元 Aspyr (Mac)
Chris Sawyer Productions
Frontier
Infogrames
Nvizzio Creations
販売元 Atari
Aspyr (Mac)
RCTO Productions
機種 PC (STEAM)
XBOX
配信日 2015年7月1日
価格 ¥ 1,180

パーク敷地内の「マス」に、アトラクションや売店・通路等を設置することにより、ゲストにとってパークをより魅力的なものとし、各シナリオの達成条件をクリアすることがゲームの目的である。しかし、単に条件をクリアするだけでなく、その過程で、如何に自分らしさや拘りを構築するパークに反映させることができるかが、本ゲームをより深く楽しむ鍵となる。

第1作目から第3作目まで共通する特筆すべき点として、ローラーコースターに代表される軌道型ライドのデザイン機能が充実していることと、画面内にゲストがひとりひとり描かれていることが挙げられる。娯楽性の高い魅力的なライドやアトラクションを設置することで、ゲストが行列をなし次々と乗り込んでいく様は観ていて心地好く、それが自作のローラーコースターであれば格別である。

2010年5月には、Sony Pictures Animation社が本ゲームシリーズの映画化に関する権利を取得したことが発表された(関連リンクを参照)。

シリーズ作品はいずれも、開発者クリス・ソーヤーが作ったゲーム内容を基礎としているが、開発チームとパブリッシャー(販売元)は何回か変わっており、クリス・ソーヤーは全ての作品に一貫して関わっているわけではない。

本項ではPCおよびXboxで発売されたゲームについて略説しているが、海外では、ボードゲームや小説、ピンボールゲームなど他の媒体にも展開しており、RCTシリーズ作品群は「RCTフランチャイズ」とも呼ばれている。

 

シリーズ作の概要

  • ローラーコースタータイクーン (第1作目) (以下RCT1と略す)
    PC版本体は英語(北米・欧州)版 1999年、日本語版 2001年発売。Xbox版は2003年発売。当時、既に"Transport Tycoon"シリーズ等の成功で名声を得ていたコンピュータゲーム開発者のクリス・ソーヤーが、MicroProse社と共に開発したシリーズ最初の作品。ゲームのメイン画面は、正方形の「マス」に仕切られたパークを斜め上から俯瞰したものになっており(アイソメトリック投影法)、表現方法としてはビットマップグラフィクスが採用された。
    RCT1には、"Corkscrew Follies (別名 Added Attractions)"と"Loopy Landscapes"という2つ拡張パックと、後に、RCT1本体と上記の2つの拡張パックがセットになった"RollerCoaster Tycoon: Gold (別名 Totally RollerCoaster)"が発売された。このセットは日本でも「おもしろ景観キットゴールド」としてリリースされた。更にその後、"Gold"に追加して、プレイヤー達から募ったローラーコースター等の軌道デザインを大量に収録した"RollerCoaster Tycoon: Deluxe"が発売された。この"Deluxe"が、RCT1における「(いわゆる)全部入り」パッケージである。
    因みに、"NoLimits Rollercoaster Simulator"(以下NoLimitsと略す)は高機能なローラーコースターシミュレータである反面、慣れるまではなかなか思い通りの軌道をデザインすることが困難であるが、NoLimitsにはRCT1の軌道デザインをインポートする機能があるため、RCT1である程度のデザインを作成してそれをNoLimitsに読み込ませ、修正を加えるという方法をとることができる。

  • ローラーコースタータイクーン2 (以下RCT2と略す)
    本体は英語(北米・欧州)版 2002年、日本語版 2003年発売。クリス・ソーヤーとInfogrames社の共同開発。基本的なシステムやグラフィクスは前作RCT1のものを継承しているものの、設置できるライドやアトラクション、建物のバリエーションが大幅に拡大した。また、シナリオモードとは別に、「サンドボックス(子供が入って遊ぶ砂箱を意味する)」モードが追加され、資金や時間の制限無く、自由にパークを作成することができる様になった。また、北米を中心として世界的に多くのテーマパークを運営するSix Flags社とライセンス契約を締結し、実在のテーマパークやアトラクションをゲーム中に登場させた。
    RCT2には、"Wacky Worlds"と"Time Twister" という2つの拡張パックが発売された。後に、RCT2本体と上記の2つの拡張パックがセットになった"RollerCoaster Tycoon 2: Triple Thrill Pack (別名 Deluxe Edition)"が発売された。これらの拡張パックおよびセットの日本語版は発売されなかった。
    また、RCT1本体および2つの拡張パック、RCT2本体および2つの拡張パック、計6本のゲームをまとめた"World of RollerCoaster Tycoon"というパッケージも発売された。但し、このパッケージにRCT1の"Deluxe"に含まれている軌道デザイン集が含まれているか否かは不明である(情報を求む)。

  • ローラーコースタータイクーン3 (以下RCT3と略す)
    本体は英語(北米・欧州)版 2004年、日本語版 2005年発売。開発はAtari社およびFrontier Development社。本作ではクリス・ソーヤーがエグゼクティブ・プロデューサーとなったが、実質的にはコンサルタントとしての参加に止まり、RCTシリーズ開発の第一線から退いた。一方、現実のテーマパーク建設のデザイナー・コンサルタントであり、世界で数々の賞を獲得しているジョン・ワードリーがアドバイザーとして本作に携わった。RCT1およびRCT2ではビットマップグラフィクスによる映像表現であったのが、本作ではフルポリゴンの3Dグラフィクスへと変更された。そのため、オブジェクトの表現力や視点変更の自由度等が大幅に向上したが、ハードウェアリソースへの要求も高まった。性能の低いPCでの動作は厳しくなり、また動作条件を満たすPCであっても、特にビデオカード(グラフィクスアクセラレーターボード)への負荷は大きく、ビデオカードの熱暴走に対する注意が必要となった。RCT3本体のリリース当時に比して、現在はPCの性能も飛躍的に向上してきており、RCT3を快適にプレイするハードウェア環境がより安価に入手できる様になった。
    RCT3では、プレイヤー自身がデザインした3Dオブジェクト(Custom scenary)を追加することで、RCT3標準のオブジェクトだけでは表現不可能であったアトラクションや景観を作り出すことができ、その表現力は他の遊園地経営シミュレーションゲームを大きく引き離している。ニコニコ動画やYouTubeにも、目を見張る素晴らしい作品の動画が多数アップされている。ただ、ローラーコースターシミュレーションのクォリティとしては、専用ソフトであるNoLimitsに遠く及ばない。
    RCT3には、プールコンプレックスや水系ライドの拡張が図られた"Soaked!"と、動物園やサファリの構築が可能となった"Wild!"という2つの拡張パックが発売された。後に、RCT3本体と上記の2つの拡張パックがセットになった"RollerCoaster Tycoon 3: Platinum! (別名 Deluxe Edition)"が発売された。これらの拡張パックおよびセットの日本語版は発売されなかったが、日本国内での根強い人気を反映してか、英語版(英国・欧州版)"Deluxe Edition"を安価で販売しているウェブショップが幾つか存在する。

周辺情報

  • クリス・ソーヤーによる訴訟
    RCT3において本シリーズ制作の第一線から退いたクリス・ソーヤーは、2005年11月にAtari Interactive社に対し、ロイヤリティ支払いの不足分480万ドルを請求する訴訟を起こしたが(英国Times Onlineの記事)、その顛末は不明である(情報を求む)。
  • 続編の開発計画
    上記の訴訟があったことや、RCT3の発売から5年以上も続編に関する情報が全くリリースされなかったことから、RCT第4作目以降の発表については悲観視されていた。しかし、2010年に入って新たな動きがみられた。本項冒頭にも記した通り、5月にはローラーコースタータイクーンシリーズの映画化について報じられ、ファンの間では続編の開発に対する期待が再び高まった。その様な最中、同年8月に、米国Atari社公式のフォーラム内で、Atari社のスタッフでフォーラム管理者の一人である"Zodiac"氏(ハンドルネーム)が以下の様な書き込みを行なった(当該の書き込みがあるAtari Forums内のスレッド)。

    A message to our RCT faithfuls 8/14
    We are thinking hard about the next Rollercoaster Tycoon game on PC. We have a question for you, our loyal fanbase. How ready are you for the next Rollercoaster Tycoon? In the years since the last version, what are the key features you’ve dreamed about for the next release? What would make you rush out, buy it, and keep playing it? We’d like to know!
    [和訳] 8月14日: 誠実なRCTの信者の皆さんへのメッセージ
    我々はPC版ローラーコースタータイクーンの続編について熱心に検討しているところです。そこで、誠実なファンである皆さんへ質問があります。ローラーコースタータイクーンの続編に対する準備は整っていますか? 最終バージョンがリリースされてからの数年、続編についてどんな鍵となる特徴を夢に描きましたか? どうすれば、あなたが続編を買って、それを遊び続けてくれますか? 我々は知りたいのです!

    このことから、実際の制作過程へ移っている否かは不明であるものの、少なくとも続編の制作が検討されていることが伺えた。その書き込みに対するリプライは、書き込みから約2ヶ月が経過した2010年10月現在で1,300件を超え、未だ毎日新たなリプライがついており、続編に対するファンの期待の大きさが顕われている。 YouTubeには「開発中の続編(RCT4)の映像」として多数の動画がアップロードされているが、それらはファンが続編への期待を籠めて作ったニセモノであり、NoLimitsの映像を流用する等して作成されている。
  • Thrillevilleシリーズ
    RCT3を開発したFrontier Developments社がLucasArts社からリリースしている"Thrillville"および"Thrillville: Off the Rails"は、RCT3との類似点も多くあるゲームであるが、ゲーム性は大きく異なり、続編と呼ぶには抵抗が大きい。

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ゆっくり実況動画

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関連項目

  • NoLimits Rollercoaster Simulation
  • THE ジェットコースター

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