体長は最大で約40cmにもなるハゼ科の中ではハゼクチに次ぐ大型の魚である。
ハゼ科なので細長いのが特徴的で、全体的にやや青白く、体の前半部に円形、後半部に楕円形の鱗を持つ。
この魚の特長は目が退化していて、牙のような歯が並んでいるため、「干潟のエイリアン」と呼ばれる。
ニコニコ的に言えば、エヴァンゲリオン量産機が魚になったと思えば分かりやすい。
有明海がある佐賀県ではワラスボの身を粉末状にした「もくさい」という特産品やそのまま素焼きにするなどして食用とされる。
環境省のレッドリストでは絶滅危惧Ⅱ類(VU)として指定された。これは干拓事業や海水温の変化などで有明海の環境が変化したため。
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最終更新:2024/04/19(金) 22:00
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