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ヴィアティンミエ

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ヴィアティン三重とは、桑名市・四日市市を中心とする三重県全域を本拠地とするサッカークラブ、及び東海社会人サッカーリーグに所属するサッカーチームである。

概要

日本のサッカークラブ/東海社会人サッカーリーグ
ヴィアティン三重
基本情報
創設年 2012年
運営法人名 株式会社ヴィアティン三重ファミリークラブ
(三重県桑名市)
チームカラー オレンジ、ブラック
ホームスタジアム ・NTN総合運動公園サッカー場(桑名市総合運動公園サッカー場)[桑名市]
・四日市中央緑地陸上競技場[四日市市]
・東員町スポーツ公園陸上競技場[員弁郡東員町]
ホームタウン 桑名市・四日市市を中心とした三重県全域
前身 ヴィアティン桑名
サッカークラブ&チームテンプレート

このクラブの創設者である後藤大輔代表はそもそも、工場生産の自動化システムであるファクトリーオートメーションの設備を手がける会社の経営者である。彼は27歳の時に中華人民共和国(中国)で現地法人を立ち上げた際に同国を訪れたのだが、そこからみた日本が中国と比較して元気が無いと感じるようになる。

帰国後、「日本を元気にする」為に、手始めとして将来元気になる日本を担うであろう子どもたちを教育するために、本業を活かしたロボット教室を名古屋市中区の大須で始める(※余談だがこのロボット教室は現在、他企業に譲渡されて名称が変わりながらも存続している)。

このロボット教室を通して、彼は次のようなことを感じ、決意することとなる。

そのなかで目をキラキラさせて活動する子どもたちを見ていると、もっと教育に携わりたいという想いが芽生えて。今度はモノづくり以外の身体的なもの、スポーツの教育を提供したいと考えました。

インタビューサイト『繋がりアン』
No.434「町の夢をともに描くサッカークラブ。」より
(※元記事は当サイトから削除されているのでインターネット・アーカイブより引用)

さて、この得た経験と心に灯った想いを以って後藤はサッカークラブを立ち上げることとなるが、そもそも彼はサッカー経験自体無く、名実ともにサッカーとは縁が無かった。しかし、運命と言うべきか、この想いが芽生え始めた時に、名古屋グランパスエイト創設に尽力するなどした山下則之と出会ったことが、後のクラブ創設の足がかりとなる。彼と縁が出来たことで、後藤はオランダへ同国サッカー界の情景を視察することになった。

そこで目にした「天然の芝生があちこちにあって、子どもがサッカーをしている横で、クラブハウスではお母さんたちが子どもを見守りつつ料理教室に参加し、おじいちゃんやおばあちゃんはその横でグラウンドゴルフをしていて、家族3世代が集う場所ができあがっていた」光景を観て、『こんな環境で子どもが育つことができれば、もっと子供は幸せになれるだろう』と考えたという。

「サッカー、さらにスポーツを通して、家族が意思疎通を取れる場所が形成され、そういったコミュニティが街のあちこちにある。そんなコミュニティを三重県で作りたい」との想いが固まった彼は、帰国後に行動を起こし、ヴィアティン設立に至るのであった。

歴史

2012年1月にクラブ設立。当時は「ヴィアティンFC」という名称だった。4月、トップチームが始動し三重県リーグに加盟、3部Aブロックからスタートする。Aブロック2位になったが2部降格圏のチームとの入れ替え戦に勝利し、昇格。

2013年6月、シーズン中に「ヴィアティン桑名」に改称。7月に現在の運営法人が設立。県2部で2位となり1部へ自動昇格。

2014年、県1部で優勝し、東海リーグ2部昇格プレーオフ大会である『東海社会人トーナメント大会』出場を決める。同大会で振り分けられたBブロックを制して東海2部初昇格を決める。同年の天皇杯では予選決勝で当時東海1部のFC鈴鹿ランポーレ(現:鈴鹿アンリミテッドFC)を降して本選初出場を決め、2回戦では当時J2のセレッソ大阪相手に延長戦まで接戦を演じるも力尽く(スコアは2-4)。

2015年、東海2部初優勝を決めて1部に初昇格。一方、天皇杯は予選トーナメントを兼ねた三重県社会人サッカー選手権大会決勝にてTSV1973四日市に負けた為に予選敗退(※このシーズンは同大会決勝を制したものが天皇杯三重県代表決定戦に社会人代表として出場するレギュレーションであった)。

2016年、JFL昇格プレーオフ大会である『全国地域サッカーチャンピオンリーグ(地域CL)』の出場条件の1つである1部優勝が出来ず3位で終えるものの、ワイルドカード枠こと『全国社会人サッカー選手権大会(全社)』枠を同大会本選で3位になったことで獲得し、地域CLに出場決定。地域CLでは他の全社枠組(三菱自動車水島FCと鈴鹿)と揃って予選ラウンドグループ(Aグループ)1位を決めて決勝ラウンド進出を決める。Aグループで一緒になったFC今治に3-0と快勝して決めた進出であった。その決勝ラウンドでは初戦の水島戦を2-1で競り勝つも、2戦目の今治戦で0-3とリベンジされ、目の前で今治にJFL自動昇格を決められる。しかし、最終戦の鈴鹿戦では4-1と大勝し、2年前の天皇杯予選決勝にて降して以降は一度も勝てなかった相手の目の前でJFL自動昇格を決めたのだった。

関連動画


※公式動画はコチラ ⇒ ヴィアティン三重 公式YouTubeチャンネル

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関連コミュニティ

ニコニコミュニティは2024年8月に終了しました。ニコニコミュニティは2024年8月に終了しました。

関連項目

  • サッカー地域リーグ - サッカー地域リーグのチーム一覧
  • 三重県 - 桑名市/四日市市
  • 三重県内その他のJリーグ参入を目指すチーム - 鈴鹿アンリミテッドFC/FC伊勢志摩

クラブ公式サイト

ヴィアティン三重 公式サイト

関連サイト

NPO法人 ヴィアティンスポーツクラブ オフィシャルウェブサイト

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