ヴィルシーナ(ウマ娘) 単語


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ヴィルシーナ

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どんな強者にも勝ってみせる。
女王にふさわしいのは、この私よ!

ヴィルシーナ(ウマ娘)とは、Cygamesのメディアミックスプロジェクト『ウマ娘 プリティーダービー』の登場キャラクター。

実在の競走馬「ヴィルシーナ」をモチーフとするウマ娘である。CV:奥野香耶

概要

誕生日:3月5日 身長:158cm 体重:精密 スリーサイズ:B83・W53・H78

頂点たる女王の座こそ自らにふさわしいと自負する勝ち気なお嬢様。
三姉妹の長姉で妹たちのよき手本となるよう務めている。
裕福な家庭でハイレベルな教育を与えられ、才能もあり優秀。
しかし『2』という数字に呪われ勝ちきれない苦労人でもある。

プロフィール(ウマ娘ポータルサイト)より

2023年10月放送のアニメSeason3で、妹のヴィブロスとともに初登場したウマ娘。先んじて史実における半弟であるシュヴァルグランがウマ娘化されており、そちらの設定やアプリ内での描写などで「姉」として存在が示唆されていた。その後、アニメSeason3第2話のオープニング映像で初めて顔出しし、第7話にて正式に名前が判明した。

史実で最も因縁深い同期の三冠牝馬ジェンティルドンナが、ウマ娘化NG説が長らく囁かれていたサンデーレーシングの所有馬であったため、シュヴァルグランのウマ娘化時点では「ジェンティル抜きでヴィルシーナのウマ娘化は無理では?」と懸念されていたが、アニメSeason3で同じサンデーレーシング所有のドゥラメンテが登場し、ジェンティルドンナも名前だけだが言及された。ジェンティルドンナの正式なウマ娘化が待たれるところである。「女王を自負する勝ち気なお嬢様」というキャラ付けは、パワフルな走りの「貴婦人」ジェンティルドンナのものとして想像していたファンが多かったので、向こうがどういうキャラになるかも気になるところ。

史実

ここだけは

涙に暮れた一年
その悔しさを
晴らすために
ここだけは
負けられなかった

喜びを忘れた一年
あの煌めきを
取り戻すために
ここだけは
負けたくなかった

JRA「名馬の肖像」 ヴィルシーナ

2012年の牝馬三冠で全てジェンティルドンナの2着という珍記録を残したあと、ヴィクトリアマイルを連覇してその実力を証明した、元プロ野球選手・佐々木主浩の最初のGⅠ馬。

父ディープインパクト、母ハルーワスウィート。母は条件馬止まりだったが「尻尾のない馬」として現役時代から人気があり、母の大ファンであった佐々木主浩がその仔を全て所有している。ヴィルシーナはその第2仔である。馬名の意味は「頂上(ロシア語)」。命名者は佐々木の妻である榎本加奈子。
ハルーワスウィートはさらに半弟(父ハーツクライ)にシュヴァルグラン、全妹にヴィブロスと、GⅠ馬を3頭産んでこの3頭だけで約25億円稼ぐという凄まじい繁殖成績を残した。

栗東・友道康夫厩舎に入厩し、デビューから4戦3勝でGⅢクイーンカップを制覇。牝馬クラシック戦線の有力候補の1頭として桜花賞に4番人気で乗りこんだが、ここで因縁の宿敵ジェンティルドンナと相まみえる。桜花賞は4番手で先行し、直線で3番人気アイムユアーズと叩き合い振り落としたが、外から襲いかかってきた2番人気にかわされ1/2馬身差でジェンティルドンナの2着。続くオークスでは主戦の岩田康誠が騎乗停止で乗り替わりになったジェンティルドンナより人気を集めたものの、5馬身もぶっちぎられてまたジェンティルドンナの2着

秋はトライアルのGⅡローズSから始動したが、ここも先に抜け出したジェンティルドンナの2着。最後の一冠を賭けた秋華賞では直線、馬体を併せて必死の追い比べとなったがハナ差競り負けてジェンティルドンナの2着。ジェンティルドンナの牝馬三冠達成の陰で「牝馬三冠全てジェンティルドンナの2着」という珍記録を残すことになってしまった。3歳三冠レース全て2着というのは、牡馬を含めても他に1958年のカツラシユウホウしかいない。
ジェンティルドンナのいないエリザベス女王杯では1.9倍の断然人気に支持されたが、ここもレインボーダリアに競り負けて2着重賞5戦連続2着という珍記録の上乗せとなり、「永遠の2番手」としての評価が不動のものとなってしまった。

しかし明けて4歳、初戦の大阪杯こそ6着に敗れたが、1番人気に支持されたヴィクトリアマイルでホエールキャプチャの猛追を最後ハナ差凌ぎきってついに戴冠。シルバーコレクターを脱して、馬主の佐々木主浩に初GⅠ勝利をプレゼントする。

これで燃え尽きたかのように、その後は凡走続きになる。一度崩れると立て直しが困難な牝馬なだけに、4歳シーズンが終わる頃には「終わった馬」と思われるようになっていた。しかし陣営は諦めず、消えかけた勝負根性の立て直しに尽力。そして11番人気まで評価を下げた翌年のヴィクトリアマイルで好スタートから逃げの手を打つと、府中の長い直線を驚異のド根性で粘りきり、レース史上初の連覇達成。見事に復活を果たしたのだった。

その後は宝塚記念で3着に逃げ粘り、6度目の対決にして初めてジェンティルドンナ(9着)に先着した。しかし秋はエリザベス女王杯で11着、そして本来JCを勝って引退の予定が負けたのでラストランのジェンティルドンナが出走する有馬記念に自身も引退レースとして出走。ハナを切って逃げ、3番手で追ってきたジェンティルドンナに4コーナーでかわされて、ライバルが花道を飾った勝利を14着で見送って引退した。
11億円を稼いだ弟や9.5億円を稼いだ妹には及ばないが、自身を4.6億円を稼いだ。多士済々の2012年クラシック世代の中でも間違いなく世代代表の一頭に数えられる名牝である。

引退後はノーザンファームで繁殖入り。その子供も当然ながら全て佐々木主浩の所有馬であり、初仔のブラヴァス(父キングカメハメハ)が2020年の新潟記念を勝利。第3仔ディヴィーナ(父モーリス)は2023年の府中牝馬Sを制し同年のエリザベス女王杯でジェンティルドンナの娘ジェラルディーナと対決するなど、繁殖牝馬としても優秀な成績を収めている。

ちなみに友道師によると、「ヴィルシーナは神楽坂のおばんざい屋の女将さんタイプ、ヴィブロスはギャルタイプで全然性格が違う」とのこと。神楽坂のおばんざい屋の女将さんタイプってどんなタイプ……? ウマ娘でのキャラ付けにも反映……されているのかもしれない。

詳細は当該記事へ→ヴィルシーナ

関連動画

関連静画

関連項目

  • ウマ娘 プリティーダービー
  • 2012年クラシック世代
  • シュヴァルグラン(ウマ娘)
  • ヴィブロス(ウマ娘)
  • 佐々木主浩
  • ウマ娘の関連項目一覧
  • 競走馬の一覧
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