三日月宗近とは…
本稿では1を取り扱う。
三日月宗近とは、天下五剣の一つに数えられる日本刀の一振。
平安時代の刀工・三条宗近の作で、日本刀の中でも最も古いもののひとつとされている。号の由来は刀身に三日月形の打除けが数多くみられることから。天下五剣の中では最も美しいと言われており、以前は東京国立博物館にてその姿を肉眼で見ることができた。その美しさゆえに実践向きではなく、一度も戦に持ち出されていないのではという説もあるが、この刀で足利義輝は松永久秀&三好三人衆に立ち向かったという説もあり、真相はいまだ研究中。
刀長は2尺6寸4分、反り九分。細身で反りが高く、踏ん張りの強い刀身であることが、この刀の優美さを物語っているだろう。佩裏に「三条」の二字が銘として刻まれている。
足利将軍家秘蔵の刀であったが、足利義輝が討たれた後は三好政康が豊臣秀吉に謙譲、高台院が所蔵することになる。高台院の死後、遺品として徳川秀忠に贈られ、以来徳川将軍家の所蔵となっていた。太平洋戦争が終結してからは個人所有となったが、1992年に東京国立博物館に寄贈されて、現在に至る。現在は保管扱いされており[1]、写真でしかその姿を拝むことができない状態となっている。
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最終更新:2025/12/07(日) 12:00
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