丑とは、十二支の第2位である。
十二支
十二子の一つとして年月日、時刻、方位などを表す。十二方位は北北東、年は西暦を12で割って余りが5の年、中国暦では12月、時刻は深夜1時から3時を表す。
五行は土、陰陽は陰。十二生肖としてウシを割り当てる。
その他
漢字として
爪をたてて手で強くつかむ象形。説文解字には「紐(はじめ)なり。十二月、萬物動きて事を用ふ。手の形に象る。時に丑を加ふ。亦た手を舉ぐる時なり」とある。字形について手の形としているが、その形の説明がよく分からない。
十二支に用いるのは仮借であろう。
音読みはチュウ、チュ、訓読みは、うし。
常用漢字ではない。
説文解字では部首として扱われ、䏔、羞が属す。
丑を声符とする漢字には、沑、狃、𨙺、𡚽、䂇、衄、紐、粈、鈕、𩚖、羞などがある。
丒は俗字。丑は醜の省文とも言われ現在も醜の簡体字である。
関連項目
- 子 - 丑 - 寅 - 卯 - 辰 - 巳 - 午 - 未 - 申 - 酉 - 戌 - 亥