両儀式とは、『空の境界』に登場する人物である。
同じTYPE-MOONの作品でもある『MELTY BLOOD Actress Again(PS2版)』にも出演している。
CV:坂本真綾(劇場版、MBAA)・川上とも子(ドラマCD)
普段着が着物の美人。そこに赤の皮ジャン、編み上げブーツという特徴的な出で立ちである。ナイフを常備しているが本当の得物は日本刀である。
以前は女性人格(陰)の「式」と男性人格(陽)の「織」という二つの人格があったが、事故に遭い「織」が消失。昏睡から目覚めた時も蒼崎橙子に指摘されるまで気付かなかった。
以後、消えた「織」を補完する意味もあり男性口調となっている。
昏睡時に死に触れていた事もあり、「直死の魔眼」を有している。「月姫」の遠野志貴よりも数段上の使い手だが、死に触れていた事もあって達観しているため、死の線が見えていてもあまり平気でないようだが耐えられている。
浅上藤乃との戦闘で左腕を失い、以後蒼崎橙子の作った義手を使用している。
性格は「ヤンデレ、ツンギレ」(ネコアルク談)。口にはしないが黒桐幹也にベタ惚れしており、「TYPE-MOON1のバカップル」と評されることも。
※以下、【未来福音】ネタバレ注意
本編完結の11年後を舞台とした「未来福音・序」において、幹也との間に生まれた未那という10歳の娘がいることが判明し、ファンを驚愕させた。 ちなみにこの未那、母親である式を倒してぱ幹也を自分のものにしようとしている。まるで何処かの鮮花のよう・・・
1995年に車に撥ねられ、その際に「」に触れた事により覚醒した魔眼。あらゆるものの綻びが黒い線となって浮かび上がり、その場所を刃物(手刀や指刀の類でも有効)で斬る事によって対象を殺す事ができる。青崎橙子に魔眼の使い方を師事したため、月姫の主人公・遠野志貴とは違って魔眼の自己制御が可能になっている。
その気になればあらゆる概念すら殺すことができるが、式自身がそれを理解していないと死の線を見る事ができない。
「式」が持つ本能。文字通り、人を殺したいと思う外れた願望・欲求。
作中では殺人という行為に独自の精神論が持ち込まれており、式のそれは意図などを一切含まない無差別殺人(作中では一律して殺戮と表現)ではなく、自分と同じく常識の枠から外れた人間との殺し合いの中で両儀式という人間の生の意味・実感を得ようとしている。
簡単に言ってしまえば「俺より強い奴に会いに行く」とか、「オラつえーヤツと戦いてぇ!」みたいなものに非常に近いものだと思えばいい。
劇中で見せる式の常人離れた能力の正体。
武器を手にする事で自身に暗示をかけて精神・肉体を戦闘向けに適合させる。あくまで暗示であるものの、式自身の戦闘・身体能力は幼少期から実父に鍛えられているという背景があるためバカにはできない。防戦に徹するだけなれば、一サーヴァントとも互角にやりあえるとも言われている。
封印指定を受けた随一の人形師・青崎橙子謹製の義手。
人間のそれと同等の性能を持つため、式の身体能力を落とす事なくフィードバックし、さらには霊体を掴む事も可能になっている。巫条霧絵との一件で一度改修が施されており、改修後のそれはインド象が踏んでも壊れないほど頑丈になっているとは橙子の言。
肉体の側に宿る3人目の人格。「式」も「識」もその存在に気づかず、彼女に出会ったのは「式」の夫である黒桐幹也ただひとり。
その正体は根源と両儀(肉体)を繋ぐものであり、その気になれば世界そのものを作り変える事さえ可能だが、「両儀式」本人にはその気がまるでない。彼女の存在も直死の魔眼の発現に影響している。
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最終更新:2025/12/07(日) 12:00
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