乱入

乱入とは、

1. 本来の用法として、大勢の者がその場になだれ込む様子を表す言葉。
   「デモ隊が国会に乱入した～」など。
2. 誤った用法として、人数の多少に関わらず（主に1人～数名で）乱暴に押し入る様子を表す言葉。
   さらにそこから転じて、その場とは無関係の者が紛れ込む様子を表す言葉としても使われる場合がある。
   (例)江頭2:50の登場シーンなど。
   「爆笑」と同様のケースの誤用が多い語句のひとつである。
   誤用が広まった背景には、「その場に現れるはずの無い者が予定外の形で突然現れて、場に割り込んで入る」という意味を一言で表す単語が無かったことにもその一因があると考えられる。
   
   「『場違いの人が突然現れて、その場に割り込んで入る』ことを『乱入』以外の一言で表すと、何て単語になるの？」
   「…『場違いの人が突然現れて、その場に割り込んで入る…』」
3. 2.から転じて、格闘ゲームでシングルプレイ中のプレイヤーに対して、別のプレイヤーが挑戦すること。乱入プレイ。
   多くのゲームでは、負けたプレイヤーはゲームオーバーになってしまう設定となっている。
   方法が乱暴か否かを問わず、挑戦するシステム自体を「乱入」を呼びならわしている事が多い。そのため、「この店では相手の許可を得てから乱入してください」といったような、2.の意味からはかなり遠ざかった用法も見られる。

関連項目

• ブロリー乱入シリーズ
• 動物乱入シリーズ
• 乱入猫リンク
• 桜庭乱入!!
• 日本語の誤用
• 誤用の多い日本語の一覧
• 格闘ゲーム
• 格闘ゲーム用語の一覧