仮想世界の友人帳とは (カソウセカイノユウジンチョウとは) [単語記事]

仮想世界の友人帳とは、大和屋一翁氏がカクヨムで連載しているWeb小説である。

概要

小説ページより引用

　VRゲームの大作とも呼ばれるその世界。多種多様なプレイヤー、多種多様なモンスター、多種多様なフィールドで満ち溢れた広大な世界。

　その中で、『もう一度歌を歌いたい』という願いを抱いて一人のプレイヤーが降り立った。

　それが、後に歌姫と呼ばれるプレイヤーの始まり。誰も彼も、それこそ運営ですら予想外のプレイヤーの誕生である。

登場キャラクター

プレイヤー

陽中天音/アマネ: 本作の主人公; 音楽関連に関しては天才であったが嫉妬した心無い連中のせいで他者の声が金属が擦れ合う音やノイズ音やテレビの砂嵐などの不協和音が混ざった音として聞こえてしまう心の病になってしまう。現在は間に音声ソフトを挟む事で聞き取れるようにはなっている; ゲーム中でもその状態は続いており、初めて早々にソロプレイをする羽目になった。NPC以外の声はそうなってしまうがルジェより譲られたペンダントにより音質はさておいて聞き取れるようになった; 歌う為にゲームを始めたので戦うスキルは一切持っておらず武器も所持していないのでヘイトが常に0になっている……どころかアマネに被害が及ばないように行動する; 選択したスキルは料理、歌唱、舞踊、演奏で残りはランダムにし、ランダムでは友人帳というスキルが選択された; クラシカではメロディガイスターを譲り受け、吸血鬼の一件以降は吟遊詩人ではなく歌姫にジョブチェンジしている; レスターからフレンドを召喚出来る指輪を贈られた(フレンドだけでなく友人帳も対象); 友人帳から召喚したキャラのドロップは彼女に入るため規模が大きい戦いだとアイテムシャワーを起こしている; ちなみに125話時点でレベル1である
陽中天海？/ユーリ: アマネの妹。双剣士という強ジョブになっている(実力でなったのかβからの特典なのかは不明)
エルメ、ルテラ、恋華(れんか)、弓月(ゆづき): ユーリのギルドのメンバー; エルメは褐色肌で灰色の短髪でユーリよりもスタイルが良い少女; ルテラは白銀の髪を肩にまで伸ばした、魔法使いらしいローブを着た少女; 恋華は淡い桃色のショートヘアで白いローブという僧侶らしい格好をしているが武器がモーニングスターの少女。金持ちだが課金は攻略に関わらない物のみにしている; 弓月は緑色の髪を後ろに束ねている少女でジョブはレンジャー。リアルではアレルギーで動物に触れることが出来ない

NPC

※一部のみです

モードレッド: アマネが出会った最初のNPC。ちなみに友人帳の初記入は彼ではなくグラスラビット; 一人称は『私』だがたまに素の『僕』が出たりする; なおクラシカ到着以降はアマネとは別行動しているためアクセサリーの効果でのみの登場
ガルビュリアス: モードレッドの友人の龍。楽器が欲しいというアマネにクラシカに行くように勧めた
ボルトレッド: エレキホースのまとめ役。アマネが口ずさんだエポナの歌の効果かアマネ(とモードレッド)を背中に乗せた
リキッドメタルゴーレム: モードレッドと戦っていた(もちろん本気ではない)がアマネが歌ったガンダムの歌を聴いて戦いを止めた; その後アマネからのイメージを受け取ってガンダムの姿になった。ガンダムの他には車の姿(元ネタの映画は不明だが007の可能性あり)になったリキッドメタルゴーレムもいる; その後も割と出番があったりする
デッドトレント: 名前の通りトレント系のモンスター。アマネに毒無効を習得する木の実をプレゼントした
ドッペルゲンガー/ヒビキ(響樹): 影の樹海にてアマネに変身したドッペルゲンガー。アマネの病もコピーしているがヒビキ曰くアマネほどではないし、森に入り込む輩の場所が知れるから丁度良いとのこと; 元がアマネなので歌も上手いし、アマネが知っている歌なら知っているためデュエットも可能; もちろん料理のリアルスキルもコピーしているのでかなりの腕前; その後もちょくちょくアマネに召喚されるが125話時点ではユーリに会ったことは無い
ムーンビースト: 影の樹海の長。クトゥルフのムーンビーストとは多分関係ないが元ネタではありそう
ステュムパーリデスの鳥: 鉄鋼山に住まう固有の鳥でよく乱獲されるらしい; アマネ達が見つけた卵の親鳥は乱獲された後でありもう孵る事は無い……はずだったがアマネの歌に触発されたのか新種として孵化した。孵化したステュムパーリデスの鳥は通常種よりも大きく、アマネの歌の影響で文字通り戦闘機になった; 新種は加速力の高い偵察機、空戦に強い戦闘機、空対地な爆撃機の3種類
アイスゴーレム、スノーゴーレム: 特に特筆すべき点は無いがユーリのギルドの倉庫にいるので紹介
オーク達、ゴブリン達、オーガ達: 個別にすると面倒いのでまとめて紹介。大規模戦闘時には召喚されることがある; オークとオーガはお互いに戦っていたがワイバーンの乱入したので共闘したりしている(ワイバーンはボコボコにはされたがそれ以上のことはされていない); またユーリのギルドに来てギルドメンバーに訓練を施したりしている
ブレードマンティス: 白刃の森の主。登場時は二つ名持ちではなかったがリョーマとの戦いで『時を斬る一太刀』という二つ名を得た
キャプテン・レスター: 海賊のスケルトン。元々は敵国の海路で船を沈める役目を負っていたが和平後に討伐され、現在は仲間と一緒にスケルトンの海賊をしている; 知っている船を呼び出せる本を持っている(簡単に言うとアマネの友人帳の船バージョン)が登場時は全て修復中だった。アマネは最初ヤマトを呼び出したが流石に使えないのでガレオン船になった
リヴァイアサン: おそらく公式の想定ではレイドボスの1体だと思われる。アマネの演奏に引き寄せられたのか姿を見せた(その時モードレッドは寝ていて姿を見ていない); 太古の魚達と共にどこかの海を泳いでいるがどこにいるのか、どの深さにいるのかは一切不明; 1回目のイベント時ではアマネに召喚されたが深くは関わらなかった
ユードラ: メロディガイスターを制作した人。バルトラの弟子
バルトラ: 楽器を作っている職人
ミノタウロス→アステリオス: 迷宮に連れてこられた。彼の両親は彼を離宮に住まわせる予定だったが主神信仰のせいで討伐対象になってしまった; 友人帳の名前もミノタウロスからアステリオスに変わっている
リョーマ: 東国から武者修行の旅に出て異国にて骨を埋めた落ち武者でアマネ達が来たときはベヒーモスの上にいた
ベヒーモス: 巨大で背中は一種の丘になっている
エルダーゴーレム: アマネがグレンラガンの歌を歌った影響でグレンラガンになった。右腕のドリルは何十倍の大きさになるもよう
フェニックス: 『灰燼の大鷲』の二つ名を持つ不死鳥。歌の御礼にアマネとヒビキに火属性無効を授けた; 1回目のイベントのラストにボスを撃破しているような描写があるがフェニックスの事なのかは不明
ルジェ: 教会に住まう吸血鬼; アマネやヒビキと歌った事により『彼女』に会うことを思い出し、太陽に自ら焼かれ『彼女』の元に旅立った。なお『彼女』が聖女の事なのかは不明
ジズ: ルジェの友人。1回目のイベントのボス戦で登場