全部同じじゃないですかとは、漫画「こちら葛飾区亀有公園前派出所」の台詞である。
この台詞が使われたのは「あこがれライダーの巻」(本誌2004年12号掲載/単行本141巻収録)。両津勘吉が「御免ライダーV15スーパーSRV-ZG」の超合金を購入し、本田速人と盛り上がりを見せている場面から始まる。作中において「御免ライダー」は10年以上続く人気の特撮ヒーローシリーズであるのだが、中川圭一はテレビをあまり見ていなかったせいか知っておらず、両津は説明のために今まで集めていた超合金を見せていった。
「初代御免ライダー」と「2代目 御免ライダーXR」を出された時こそ関心した様子で見ていた中川だが、それ以降の「3代目 御免ライダーイントルダー」、「4代目 御免ライダーWWW8323(ハヤブサ)」、「5代目 御免ライダーアヤマルンダーV6」などはどれも同じ様なデザインにしか見えなかったのか困惑を見せ、その際に発せられた叫びが件の「全部同じじゃないですか!?」である。実際のところ造形の差異は全くと言っていいほど無く、初代→2代目では新たなシールが貼ってあるのみ、3代目→4代目ではシールが貼ってある場所が移動したのみなので、違いとしてもかなり細かいものとなっていた。
ふたばちゃんねるでは、後にこのページを用いたコラ画像で様々な違いを紹介する流れがブームとなったほか、Twitterでも2017年頃から「#全部同じじゃないですかクソコラグランプリ」というハッシュタグが使われており、数多くのコラ画像が投稿されている。
ver違いのプラモやキャラデザなどを引き合いに出し元ネタ通りに進めるものもあれば、逆に「同じだよね」と正直に言ってしまうもの、全くデザインが違うのに同じ扱いをされてるものに「違うよね」とツッコミを入れるものなど、展開もバリエーションに富んでいるのが特徴。
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最終更新:2025/12/10(水) 01:00
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